【清水利彦コラム】松山英樹さんマスターズ優勝記念「マスターズ迷言集」 2021.04.16

清水 利彦(S52年卒)

(90歳でマスターズの名誉スターターに選ばれて)
「大会委員長に、『私はプレーするには年を取りすぎている』と言ったのだが
彼に、『心配いりませんよ。観客は貴方のプレーを見に来るのではなく、
貴方が生きていることを確認したいだけですから。』と言われてね。」

ジーン・サラゼン  伝説の名プロゴルファー
1935年、第2回マスターズ優勝

 

(1935年、マスターズの15番ホールでアルバトロスを達成して)
「一番驚いたことは、試合のあとで『あなたのアルバトロスを目の前で
見ましたよ』と言ってきた人の数があまりにも多かったことです。
その時、ホールの周囲にいた人数の数倍は居たのです。」

ジーン・サラゼン

 

「マスターズには『前年の優勝者が関係者を食事に招待する』という
伝統がある。そのディナーの支払いが半端ではなく高くつくと知ったので
私はマスターズで2位を4回取ったのだ。」

ベン・ホーガン 1951,1953年マスターズ優勝

 

(歴代のマスターズ優勝者達の肖像画が記念に描かれることになって)
「絵の中に一ヶ所だけ間違いがある。私がフェアウェイに立っている姿は
正しいが、ベン・ホーガンは林の中に居るように描いてくれ。」

ベン・ホーガンを嫌っているビリー・キャスパー
1970年マスターズ優勝

 

(1979年、マスターズの最終日、3打差でリードしながら、
ファジー・ゼラーに逆転負けを喫して、インタビューで)
「まるで子供のバースデー・パーティーのような気分でした。
プレゼントが目の前にあり、ケーキがテーブルに置かれていたのに
私はろうそくを吹き消すことを忘れてしまったのです。」

エド・スニード

 

(1985年最終日、真っ赤なスラックスをはいてプレーして優勝し、
表彰式でグリーンジャケットを着せられて)
「なんだか、『クリスマスみたいだな』と思いました。」

ベルンハルト・ランガー
ドイツ人初のマスターズ優勝者