塾高父母会 多賀谷昌幸
試合結果
2025年4月20日(日) 神奈川県大会2回戦
慶應義塾高校 対 県立横浜栄高校
10:00 Kick Off @横浜栄高校グラウンド
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
県立横浜栄 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
慶應義塾 | 0 | 28 | 7 | 6 | 41 |
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ゲームレポート
横浜栄高校は、昨年春に初戦敗退を喫した相手。
少人数ながらも精鋭揃いで、2018年には神奈川県大会で優勝している強敵。
一回戦に快勝したよい流れのまま、昨年春のリベンジを果たせるか。
テントが飛ぶほどの強い風がふき、土グラウンドの砂ぼこりも巻き上がる中だったが、土グラウンドや風の条件をものともせず、
慶應義塾高校 41 対 横浜栄高校 0 の快勝となった。
ディフェンスは2試合続けての完封。
オフェンスはラン、パス織り交ぜての6タッチダウン。
充実の仕上がりぶりを見せてくれた。

今年の幹部はサイズで圧倒。主将#99大島、副将#52岩永、副将#72命尾
コイントスに勝った慶應高校、後半をチョイス。
今年の幹部は、セレモニーからサイズで相手を圧倒。
この試合も1Q8分。
ディフェンスからしっかりとめて、リズムに乗っていきたい。
【1Q】
ディフェンスの最初のシリーズ。
大型DL陣、#99大島(3年)、#52岩永(3年)、#72命尾(3年)、
LB#3渡邉(3年)、LB#9戸田周(3年)のタックルで、3回のランプレーを完全にストップ。
パントに追い込むも、短いパントが味方に当たってしまったところを、相手にリカバーされ、ドライブ継続。
リズムに乗ってきた相手攻撃に、ラン、パス、で進まれてゴール前まで攻め込また。
ここで慶應ディフェンスが盛り返し、
相手のピッチが乱れたところを、LB#4仁藤(3年)がロスタックル。
プレイアクションパスを、LB#31戸田旭(3年)がQBサック。
続くスクリーンパスを、LB#9戸田周がインターセプト、攻守交代。
ナイスプレー3連発で、危機を脱した。
慶應オフェンス最初のドライブ。
RB#15鶴田(3年)のラン。
OL#62堀之内(3年)が対面をアオテンする圧倒のブロック。
ここで1Q終了。
オフェンスは2プレーのみで、あっという間に終了。
【2Q】
RB#15鶴田のランは、OL#79北川慶(2年)のプルアウトが効いて前進。
続くプレーは、QB#5野口(3年)からエースWR#10高木(3年)への30ydsのパスが見事成功!
ゴール前インチからOL陣が押し込み、RB#15鶴田のタッチダウンラン。
K#99大島のキックが成功し、7-0で慶應が先制。

QB#5野口。ランもパスも落ち着いて攻撃を率いた。
続くディフェンスの最初のプレーで、インターセプト!
DB#1多賀谷(3年)が、相手WRの前に入り込みインターセプト。
相手ゴール前からのオフェンスにつなげた。

DB#1多賀谷のインターセプト
直後のオフェンス、QB#5野口からWR#10高木へのパスが成功、WR#10高木が華麗なランアフターキャッチで相手ディフェンスをかわし、1プレーでタッチダウン。
立て続けのタッチダウン獲得により、14-0となり、試合の流れが一気に慶應ペースに傾いた。
K#99大島のキックで試合再開。
またしてもタッチバック、この日も安定した大きなキックで、相手にリターンを許さない。
続くディフェンスシリーズは、20ydsパスや早いタイミングのダイブ、リバースなどで進まれ、自陣まで攻め込まれる。
再び相手がリバースでゲインを狙ってきたところ、LB#4仁藤が割り込んでタックル。相手がファンブルしたボールをDL#99大島がリカバーで攻守交代。
またもや攻撃権を奪い取った。
直後のオフェンスは、QB#5野口からWR#10高木へのホットラインでパス成功。見事なステップで相手ディフェンスを3人ほどかわして前進。
続けてRB#36大場(2年)の思い切りのよいランで13yds前進、ファーストダウン獲得。最後はRB#15鶴田の今日2つ目のタッチダウンラン。
K#99大島のキックも成功し、21-0で慶應リード。

エースWR#10高木。華麗なランアフターキャッチで相手を置き去りに
ディフェンスは2プレー目で、DB#14横手貴(2年)のインターセプト!
敵陣のいい位置での攻撃権獲得につなげる。
オフェンスはRB#15鶴田のランで1プレーで一気にゴール前へ。
次もOL#75浅倉(3年)のプルアウトをはじめとしたOL陣のブロックで、大きくあいた穴を、RB#15鶴田が走り抜け、今日3つ目のタッチダウンラン。
K#99大島のキックも成功で28-0で慶應リード。
続くディフェンスは、
相手のオプションピッチをLB#31戸田旭がロスタックルするなどして、
そのまま前半終了。
前半終わって28-0で、安定した試合運び。
【3Q】
慶應のリターンで後半開始。
QB#5野口からWR#18鈴木隆(2年)へのパス成功。
OLのパスプロテクションが良く、QB#5野口が落ち着いて投げられている。
RB#36大場、RB#15鶴田のランで前進。
TE#81進(2年)、WR#10高木もしつこいブロック。
TE#81進へのパス成功も織り交ぜながら、最後はWR#86横手一(2年)へのタッチダウンパスが成功。
後半から出場の増えた、2年生の活躍が目立った。
3Qの大半の時間を使ってのドライブで、時間の消費もできた。
K#99大島のキックも成功し、35-0で慶應リード。
後半最初のディフェンスは、相手プレーアクションパスにDL#77奥野(2年)がラッシュしQBにプレッシャーをかけて、パス失敗。
粘る相手も20ydsのパス成功やランなどで、前進。
【4Q】
エンドゾーンを狙ってきたパスもDB#1多賀谷がしっかりカバーし、パス不成功。
続いて、相手のスナップが乱れたところを、LB#31戸田旭が素早いラッシュでファンブルフォースし、LB#4仁藤が確実にリカバー。
ゴール前まで攻め込まれるも、攻撃権を奪い返した。

アグレッシブなディフェンス陣。LB#31戸田旭、LB#4仁藤、DL#77奥野
オフェンスは、
QB#5野口からWR#18鈴木隆への20ydsパス、などで大きく前進。
RB#27保刈(2年)のランも、OL#52岩永、OL#77奥野、OL#79北川慶のナイスブロックで前進。
最後はRB#6村木(2年)がスピードで走り抜けてタッチダウン。
そのまま試合終了となり、
41-0で慶應高校の勝利!
ディフェンスは、ジリジリ進まれる場面もあったが、一発ロングゲインを許さず、粘りのディフェンスで、5回のターンオーバーを獲得し、完封。
オフェンスも、QB#5野口を中心に、ラン、パス、バランスよく攻め、全シリーズをタッチダウンにつなげた結果、パントもターンオーバーも無し。
土のグラウンドでもボールの危うさはなく、スキルポジションはもちろん、
C#72命尾も安定したスナップを出し続けた。
攻守がかみあった結果、昨年春の悔しい敗戦のリベンジを果たすことができた。
次戦は、神奈川県大会の準決勝。関東大会出場をかけて鎌倉学園との一戦。
新チームの新人戦では惜敗しており、この試合もリベンジをかけてとなります。
応援よろしくお願いします!
次戦
4月27日(日) 神奈川県大会準決勝
慶應義塾高校 対 鎌倉学園高校
15:00 Kick Off @嵐が丘グラウンド