駒場学園とは、春の対戦は関東決勝で、塾高が劇的な逆転勝ち。
春のリベンジに燃える駒場学園だったが、塾高が終始リードを保って勝利。
関東大会の決勝に駒を進めた。
試合結果
11月23日(日) 令和7年度 秋季関東大会準決勝
慶應義塾高校 対 駒場学園高校
13:00 Kick Off @駒沢第二球技場
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
| 慶應義塾 | 14 | 0 | 7 | 9 | 30 |
| 駒場学園 | 0 | 7 | 0 | 7 | 14 |
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ゲームレポート
塾高父母会 多賀谷昌幸
1Q
この試合もキックオフリターンから開始。
リターナーRB#27保刈(2年)のリターンは、ブロックもしっかりきまり、
スピードに乗ったナイスリターン。
自陣45ydsからオフェンス開始。
エースRB#15鶴田(3年)のラン3回でフレッシュ獲得するも、
駒場学園ディフェンスはランを警戒した対策のようで、
セーフティーもあげて、だいぶ前のめり。
そこへ、開始4プレー目でプレーアクションパスが、
QB#5野口(3年)からWR#86横手一(2年)へ綺麗に決まりタッチダウン。
慶應オフェンスが開始早々に先制タッチダウン!
K#99大島(3年)のキックも成功。
慶應 7-0 駒場学園

RB#15鶴田のランで着実に前進

QB#5野口が投げる WR#86横手一へのTDパス

WR#86横手一が35ydsのTDパスキャッチ
K#99大島で試合再開。
DB#0小平(3年)がソロタックルで大きなリターンを許さず。
最初の慶應ディフェンス。
駒場の好ランナーがキレのよい走りをしてくるが、
慶應ディフェンスも2人目3人目が集まる。
LB#4仁藤(3年)、DL#70小谷(2年)のタックルでしっかりとめ、
3rdロングもDB#1多賀谷(3年)がサイドラインに押しだし、パントへ。

DB#0小平がリターナーをナイスタックル

DB#1多賀谷が3rdダウンでフレッシュを阻止
2回目の慶應オフェンス。
RB#15鶴田の力強いランでジリジリと進み、OL陣がしっかりおせている。
今までの試合では見せてこなかったワイルドキャット体型から
QBの位置に入ったWR#86横手一のランや、
プレイアクションからQB#5野口のスクランブルなどで、
駒場学園ディフェンスに的を絞らせない。
最後も、タイトな体型からアラウンドでWR#86横手一へハンドオフ。
OL#62堀之内(3年)、TE#99大島、TE#81進(2年)のブロックも
タイミングよくきまり、WR#86横手一が20ydsを走りきりタッチダウン。
これまで見せてこなかったプレーもしっかり準備されており、
今後の戦いも楽しみになるドライブで追加点。
K#99大島のキック成功。
慶應 14-0 駒場学園

RB#15鶴田の力強いラン

QB#5野口のスクランブル

WR#86横手一が 20yds TDラン
2Q
慶應2回目のディフェンス。
敵陣20ydsからの80ydsを、ランプレーを中心にドライブされ、
最終的にはタッチダウン。
LB#3渡邉(3年)、LB#9戸田周(3年)、LB#31戸田旭(3年)、LB#4仁藤(3年)のLB陣を中心によく集まっているが、
駒場学園のRB、QBが上手くタックルを外しながら走り、一人のタックルではとまらない。
キックも成功し、
慶應 14-7 駒場学園
慶應前半最後のオフェンスは、
QB#5野口から、WR#86横手一、WR#2森(3年)にテンポ良く決まるが、
タッチダウンには至らず。
このまま前半終了。

WR#2森のキャッチで前進
開始早々タッチダウン2本でリードしたが、1本返され、その後は膠着状態。
気の抜けない展開で、ハーフタイムへ。
駒場学園のオフェンスは、スキルポジションの個人技、爆発力があり、
一発タッチダウンの脅威があるが、
慶應ディフェンスが2人目、3人目も集まり、粘り強く守っている。
3Q
キックオフカバーで後半開始。
DB#13高村(2年)がナイスカバーでソロタックル。
敵陣10ydsから、慶應後半最初のディフェンス。
中のランプレーはしっかり止め、
3rdダウンのスクリーンもDL#70小谷が素早く反応してタックル。
3プレーでパントに追い込む。

DB#13高村がナイスカバーでタックル

DL#70小谷が3rdダウンでタックル
自陣45ydsからの絶好のフィールドポジションから、
慶應後半最初のオフェンス。
RB#36大場(2年)のランは、OL陣が押し込み圧倒。
RG#52岩永(3年)とC#72命尾(3年)、
LG#71三浦(2年)とLT#75浅倉(3年)の、
それぞれダブルチームで、相手DLを押し込み、
RB#36大場もその背中に迷わずついていきナイスラン。
フレッシュ獲得。
QB#5野口からTE#99大島へのプレイアクションパス、
WR#10高木(3年)への20ydsパスも立て続けに決まりタッチダウン。
リズム良く、気持ちよいオフェンスで、後半幸先良く追加点。突き放す。
K#99大島のキック成功。
慶應 21-7 駒場学園

OL陣が押し込む、RB#36大場のラン

TE#99大島へのパスが成功

WR#10高木はエンドゾーンでTDパスをしっかりキャッチ
続くキックオフカバー、LB#9戸田周のナイスタックルで1発で仕留める。
後半2回目のディフェンス。
ラン、パスでジリジリ進まれるも、
相手のロングパスを、
LB#9戸田周がブリッツでQBにプレッシャーをかけ、
LB#7皿澤(2年)が相手エースWRの頭上から、もぎ取るようにインターセプト!
値千金のビッグプレーで、攻守交代。

LB#7皿澤のインターセプト!
4Q
4Qに突入し、RB#28清水(2年)のランを軸に、
TE#99大島、WR#86横手一へのパスも交えながら、ゴール前まで迫り、
最後はボールオン14ydsからK#99大島のフィールドゴール成功で、3点追加。
自陣深くから10プレー近く費やし、しっかり時間も消費。
慶應 24-7 駒場学園

RB#28清水のランで前進
続くキックオフカバーは大きくリターンされ、
敵陣45ydsから後半3回目のディフェンス。
最初のプレーでパス成功からのランアフターキャッチで35ydsと、
大きく前進される。
その後2プレーであっという間にタッチダウンをとられる。
駒場学園オフェンスの爆発力の高さを感じるシリーズ。緊張感も高まる。
慶應 24-14 駒場学園
4Q残り時間6:30。駒場学園がオンサイドキック。
WR#10高木がしっかりキャッチし、駒場学園に攻撃権を渡さない。
敵陣42ydsからの後半3回目のオフェンスは、
今までの試合ではなかった
WR#86横手一、WR#10高木へのハンドオフでのラン、
2年生RB陣のRB#28清水、RB#36大場、RB#27保刈のラン、で進み、
最後はRB#27保刈のランでタッチダウン。
ランでしっかり時間を消費して、タッチダウンも獲得。
キックは失敗するも、相手を突き放す追加点に。
慶應 30-14 駒場学園

RB#27保刈のTDラン
続くキックオフカバーは、DB#13高村がナイスタックル。
敵陣10ydsから、後半4回目の慶應ディフェンスに。
残り時間約3分、駒場学園は急いで得点を取りに来る。
リバースやランも交えながら、パスを狙ってくるが、
DL#72命尾のパスカットや、DB#1多賀谷、DB#17文平(3年)、DB#13高村、LB#80田代(2年)などがしっかりパスカバー。
4thギャンブルも失敗させ、攻守交代。
残り時間1:20
慶應最後のオフェンスは、RB#27保刈のランでフレッシュ獲得を狙うも、パント。
相手リターナーが2人のタックルをかわしてリターンしようとしたところ、
LB#25須山(3年)がしっかりタックル。ビッグリターンを阻止。

LB#25須山がしっかりタックル
慶應最後のディフェンス。
パス連発でタッチダウンを狙いに来るが、
DB#17文平、DB#14横手貴(2年)のナイスカバーでパス失敗。
4thダウンのパスも失敗させ、攻守交代。
最後は慶應オフェンスのビクトリーフォーメーションで試合終了。
駒場学園の爆発力のあるオフェンスをおさえ、
最終的には、
慶應 30-14 駒場学園 で勝利。
関東大会の決勝に駒を進めた。
次戦
11月30日(日) 関東大会 決勝
慶應義塾高校 対 佼成学園高校
14:00 Kick Off @アミノバイタルフィールド
2005年以来、20年ぶりのクリスマスボウルまであと1勝、
OBの皆さま、応援よろしくお願いします!






