アメリカンフットボール三田会 会長 吉川理裕
去る3月4日の部活動自粛解除を受けて、一刻も早く皆様へのご報告の機会を設けるべく、当初4月11日の評議員会・総会開催を予定しておりましたが、コロナ禍のため一堂に会しての開催が困難となったことから、早期の開催を目指しオンラインでの開催に踏み切りました。
幸い140名を超える、恐らく過去最多となる会員の皆様のご出席を賜ることができました。遠くメキシコ・ドバイ・ワシントンDCから参加された方もおられ、また卒業から日の浅い若手OBOGにもご参加・発言いただきました。運営上の問題も多々ありましたが、様々な可能性を実感できるオンライン会議だったのではないかと思います。心より御礼申し上げます。
さて、昨年10月の部活動自粛は、私共にとって過去にない衝撃であり誠に残念な出来事でした。ことの顛末については義塾公表以上のことは申し上げかねますが、その後の部再生活動と三田会としての支援、そして自粛解除に至るまでの一連の活動についても今日まで敢えて申し上げて参りませんでした。
この間の沈黙は、部の再生のため、そして学生諸君を守るために必要なことでありました。とは申せ、会員の皆様には多大なるご心配とご不快な思いを抱かせてしまったことを深くお詫び申し上げます。また、同時にこのことは慶應義塾からの強いご指導とご指示が部に対してあり、すべては塾広報経由の発表とするよう指導があった結果でありました。この点も何卒ご理解頂ければと思います。
これらの経緯については、総会の中で田中謙二部長が大変丁寧にご説明下さいました。
【田中部長メッセージ】
http://keio-unicorns.com/magazine_photo/202005/20200526-2.pdf
評議員会、総会では様々な世代の方々から、多くの忌憚のない貴重なご意見、ご質問を頂戴しました。これまでの三田会の様々な取り組みも不充分なことばかりであり、もっともっと遍く広く会員の皆様に参加頂き進めていくべき活動があることを実感することができました。
また同時に今こそ、①三田会の役割とは ②部と三田会のあるべき関係とは ③三田会にしかできない現役への貢献とは何か、等を議論すべき時だということも再認識できました。
これらのことを真摯に受け止め、今後のより良い現役への支援、三田会の運営に繋げていく所存ですので、引き続き会員各位にはアメリカンフットボール三田会の活動にご理解ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。