主務 山村 健人
今週、第9回となるこちらの企画は、1年間、月ごとにテーマを決め毎週そのテーマに合った選手やスタッフを4年主務の山村自らがピックアップし、OBOGの皆様により深く現役部員を知ってもらおうという企画です!実際のインタビューに近い形で部員たちのリアルな声をお楽しみいただけますと幸いです。
5月は山村が選ぶ「縁の下の力持ち」というテーマのもと部員を紹介しています!
今週はラインズとACの3人にスポットライトを当てて紹介していきます!
今週紹介したいメンバーは以下の3人です。
OL#75 小林将太郎(3年・慶應義塾)※175cm 118kg
DL#95 斉藤 良介(3年・慶應義塾)※168cm 98kg
AC 岡崎 慶吾(3年・慶應義塾)※171cm 76kg
塾高ユニコーンズから同期の3人の掛け合いにも注目しつつお楽しみください!
ACから見た選手2人(小林、斉藤)ってどんな選手?
山村:まずは岡崎から見た将太郎について教えて。
岡崎:将太郎は本当にセンターとして重要なスナップの天才。絶対にQBの右手に乗るよね。練習でもミスることないし、試合でも絶対ミスらない安定感すごい。でも練習で「すぐ疲れた」って言うところはちょっとね(笑笑)。それが逆にOLの雰囲気を盛り上げるから実はいいところだったりもする(笑)。
小林:いやいや(笑)。
山村:雰囲気づくりナイス! 斉藤はどんなやつ?
岡崎:斉藤はすごい真面目な選手だと思う。アメフトにおいても、クラス一緒なんだけど、大学の勉強でもめちゃめちゃ頼りになる(笑)。アグレッシブさを持ってるけど普段はそれをオモテに出さないやつだね(笑)。
斉藤:(黙ってうなずく)
山村:岡崎、わかりやすくありがとう。
選手から見たAC岡崎について
山村:逆に将太郎から見た岡崎はどんなAC?
小林:下級生の時から頭の面でずっと頼ってて、アサイメントとかスカウティングでもわかんないことあったらすぐ聞いちゃってる(笑)。本当にACとして完璧ですよ(笑)。
山村:おお褒めだね(笑)。斉藤はどう?
斉藤:そうっすね。IQ面は将太郎の言う通りなんですけど、コーチとのコミュニケーションがうまいのでそこは助けてもらったりしてます。あとは大学のクラス一緒なんですけど、そのコミュニケーション能力を活かして、大学にも友達たくさんいてすごいなって思います(笑)。
山村:さすがだね(笑)。
選手2人(小林、斉藤)のお互いの印象
山村:ちょっと将太郎と斉藤のお互いの印象的なのも聞いていい?まず将太郎からで。
小林:そうっすねおれたち中学の時、2年間同じクラスってのもあってコロナが流行る前は、普段から中学のクラスメイトとかとご飯行ったりしてました。あとアメフト面でも大学になってあんま当たらないんですけど、高校の時はめっちゃ当たってました!
斉藤:勝てなかったけどね。
小林:そうだっけ(笑)?
山村:斉藤はどう?
斉藤:中学の時から将太郎はずば抜けて太ってました(笑)。
小林:そんな太ってないよ(笑)!
斉藤:あれ(笑)。でも中学3年生の時に田園調布の駅で将太郎が「おれアメフトやる」って言ってたのはめっちゃ覚えてます(笑)。
小林:そうだっけ?覚えてない、、、
斉藤:いや言ってた、田園調布駅で。
山村:田園調布駅はいいって(笑)。
斉藤:でもそこから僕もアメフトってスポーツに興味持ち始めて面白そうって思って入ったので、将太郎が入部のきっかけかもしれないです(笑)。あとは将太郎は高校の時、成績あんまり良くなくて、休部してる2ヶ月間くらいで20kg増やして復帰してきたのも覚えてます(笑)。
岡崎:休部してたね(笑)。めっちゃでかくなって復帰してきたの覚えてるわ(笑)。
小林:いきなりステーキの会員カードスタンダードからプラチナになったもん(笑)。
山村:どんだけ食ったの(笑)。ありがとう。次の質問いこう。
小林、斉藤のライバル
山村:選手2人のライバル聞いてもいい?斉藤からいこうか。
斉藤:おれは中尾さん(4年DL#97中尾紘士)です。自分のエンドのポジションの上で、あの人を超えないとスターターにはなれないんですよ。日々、中尾さんの悪いとこ探してます(笑)。
山村:悪いとこも気になるけど(笑)。中尾のいいところ教えて。
斉藤:中尾さんはウェイトが強い分、筋力がめちゃめちゃ強くてそれがしっかりアメフトに活きてるんすよ。フィジカル系のDLかと思いきや、アスリートなのでスピードもすごくてDLとしてのそもそものステータスがめちゃくちゃ高いです。
山村:おおいいね。岡崎から見て中尾ってどう?
岡崎:一言で言うなら「腕力おばけ」。OLがテクニックうんぬんより、力で投げ倒されちゃう。
山村:確かに腕めちゃくちゃ太いよな。高校の時にやってた柔道が活きてるのかもね(笑)。将太郎から見て中尾ってどう?
小林:軍曹って感じです(笑)。自衛隊にいそうです本当に(笑)。
山村:言いたいことは伝わったわ(笑)。ありがとう(笑)。将太郎的にライバルみたいなのはいる?
小林:ライバルというか、慶應のノーズは毎年強くて、今年も久保(3年DL #98久保太陽)とか鎌田(2年DL #92鎌田泰成)とかいて、この人たちと練習で当たってると他校のノーズは全然怖くないです。そのおかげでおれもだいぶレベルアップしてます(笑)。
山村:実際前回の明治大学との試合とかはどうだった?
小林:1on1とかでは負けなかったっす!
山村:さすがだね。斉藤から見て慶應のノーズ勢はどう?
斉藤:ノーズは毎年、各代の最強な人が多いと思っていて、特に2年生の鎌田(2年DL #92鎌田泰成)はノーズとしての基礎値がノーズの最高値にあるし、おもろいやつなので最高です(笑)。
山村:ベタ褒めだな(笑)。岡崎から見てノーズ勢どう?
岡崎:他校のノーズって体がでかいだけのやつが多いんだけど、慶應はでかいだけじゃなくてリアクトとかパスラッシュとかそれぞれ強みがあるから本当にすごいと思う。全体ものの練習でも、ノーズからOLが崩れることもよくあって大変だよ(笑)。
斉藤:でも逆に慶應のOLも他校に比べたら横にもでかいのでQBが見えないんですけど、試合になると敵のQBが見えること多いのでそこはいつも「おおっ」ってなります(笑)。
山村:OLのことまで言ってもらってありがとう(笑)。
春シーズンの意気込み
山村:最後にそれぞれ春シーズンへの意気込みをお願い!
岡崎:春は無観客試合で実際に見に来てもらえないんですけど、応援してくださる方々のためにも勝ってお返しをしたいです。ACとしてオフェンスとしてさらにはチームとして勝利で恩返しできるよう、春シーズンがんばります!
小林:今季はBIG8の所属なんですけど、春シーズンはTOP8と戦える機会で来年に活きるからこそ”One play at a time”でがんばります!
斉藤:チームとしての勝利はもちろんなんですけど、自分が選手としても結果を残したいです。まだQBサックだったりロスタックルをできていないので春シーズンこそは量産して勝利に自分からもっていきます!
山村:3人ともありがとう!
いかがでしたでしょうか!
彼らの人となりが少しでも伝われば幸いです!春シーズンでの彼らの活躍に乞うご期待!
引き続き応援のほど何卒宜しくお願い致します。
次回は、どんな部員が登場するのかお楽しみに!