Unicorns 試合情報Keita Takagi
【結果】2021春季オープン戦 vs中央大学
堅守健在!中央大学に勝利し2連勝!!
試合結果
2021年5月23日(土) 慶應義塾大学 対 中央大学
@アミノバイタルフィールド 13:30 Kick Off
天候 晴れ
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第1Q |
第2Q |
第3Q |
第4Q |
FINAL |
慶應義塾 |
0 |
13 |
0 |
0 |
13 |
中央大学 |
7 |
0 |
3 |
0 |
10 |
ゲームレポート
山田 健太(H7年卒)
DL#9佐藤理貴(4年・慶應義塾)率いる新チームは明治戦に続きTOP8の強豪相手に2連勝(写真提供:岡見清隆さん)
ライブ配信ではありましたが、遂に、佐藤主将が率いる2021Unicornsの勇姿を見ることが出来ました!手元にロースター表がない状態での観戦でしたので、少しあやふやな部分もありますが、ゲームレポートをお届けしたいと思います。
ゲームそのものは、タイトルの通り、ここ数年、レベルの高いディフェンスを維持出来ていると感じていますが、そのディフェンスが今年も健在。苦しい展開の中、要所要所でディフェンスが踏ん張り、結果として10点に留め守り勝ち。前節の明治大学戦をTOP8のチームを相手に、2試合で被2TDと良く頑張れています。
スタッツをみて頂ければ分かると思いますが、ロスタックル数の多さが際立ちます。ロングゲインも許してしまっていますが、勝負所でロスタックルを決め踏ん張っています。リスクあるディフェンスだと思いますが、経験を積み、ロングゲインをもう少し減らすことが出来れば、相手にとり、かなり驚異を与えるディフェンスとなるに違いありません。最も目についた選手はLB#1近藤。LOSタックル1回、パスカット1回というスタッツ以上に、多くのプレーに絡み、素晴らしい活躍でした。
堅守の守備陣の中でも特にLB#1近藤快(3年・慶應義塾)の活躍が目立った(写真提供:菊池洋道さん)
オフェンスも点数こそ13点に留まってしまっていますが、獲得ヤードは及第点の360y。一昨年までは、淡白なシリーズが目に付きましたが、今年は、最後のツメの甘さはあるもののドライブは出来ています。まず、オフェンスラインが安定している部分に安心感があります。LOSを割られるケースは少なく、基本的に、一定レベルでコントロール出来ています。
そして、RB陣がすこぶる良いです。エース#7大河原に限らず、#25村上、#6石黒、#32藤田と、ローテーションで出てくる4人のレベルが高い。デイライト能力も高いが、セカンドエフォートも素晴らしく、安定したOL陣とあいまって、ボールコントロールが例年に比べ、格段に良いです。
レベルの高いRBユニットの一角を担うRB#32藤田嵩介(3年・慶應義塾)(写真提供;岡見清隆さん)
QBは、昨年に続き、#2久保田、#8又平、#15相馬をローテーションで起用。競わせているのか、甲乙つけがたいのか、絶対的なエースは不在という状況に思えます。中央大学戦の出来栄えだけで言えば、相馬が素晴らしかった。2つのTDは、相馬のランとパスによるもの。ブレイクした際のランも切れ味があり、任された少ないシリーズで結果を出し、勝負強さも感じられました。
2TDを挙げる活躍を見せたQB#15相馬大輝(2年・麻布)(写真提供:菊池洋道さん)
キッキングは、明治大学戦でリターンTDをやられたようですが、今回の中央大学戦でもパントリターンでファンブルロストを記録。トラポンも外していますので、ちょっと課題の多いところですね。昨年のレベルには遠いと言わざる得ない状況で、もちろん、チームも課題として捉えていると思いますので、今後の改善に期待です。
試合展開を左右するキッキングはさらなる底上げを (菊池洋道さん)
キッキングは全体の底上げ。ディフェンスは、リスクあるディフェンスを敷いていると思うので、そのリスクを認識し、ロングゲインなどを減らすクレバーさ。オフェンスはドライブ出来ているので、最後のツメ。レシーバー陣はナイスプレーも多かったのですが、イージーなキャッチミスも多く、それでチャンスを潰していたので、まずは基本をしっかりとという感じでしょうか。
なんにしても、TOP8を相手に2連勝は自信にも繋がったと思いますし、我々の期待も膨らみます。このまま、春から秋のリーグ戦終了まで全勝で走りきって欲しいものです。
例年に比べれば少ない試合数となりますが、全力で応援しましょう!