大学チームおよびスタッフへの実技および座学によるルールクリニックの開催 2021.08.26

アメリカンフットボール三田会
現場支援部会 審判担当
杉山 泰治(S48年卒)
大野 和明(S58年卒)

8月8日(日)8時~14時
参加者 関東審判部慶應OB部員3名、他大学OB4名 計7名の審判員

毎年秋のシーズン前に行っている審判部によるルールクリニックを8月8日(日)に実施しました。
当日は、関東審判部所属の本塾OB3名(薮内、杉山、大野)を含む計7名の現役審判が嵐が丘グランドに出向き、実技および座学によるルールクリニックを実施しました。

朝8時から開始された社会人チーム電通クラブキャタピラーズとの合同練習においては、キッキングゲームドリルからユニットに分かれての練習まで、全ての場面に審判がついて主としてルールの観点からアドバイスを続け、練習メニュー最後のスクリメージでは、実際の試合と同様のレベルで、反則の適用を含めた運営を行うことができました。
台風の影響で、スタートから土砂降りの雨の下で行われたセッションではありましたが、田中部長も見学される中、秋のシーズンに向けたチームの意気込みを感じられた練習となりました。

合同練習に引き続き実施しました大学スタッフへのルールクリニックは、関東審判部のインストラクターから今シーズンの主たるルール変更の説明の後、事前に大学スタッフより照会のあったルール適用上の疑問点について質疑応答が行われました。

HCを始めとした各スタッフからは、ルールの解釈、ジャッジの基準について、実際の映像を基にした質問があり、審判部からは参考となる映像や、その場でパフォーマンスによる説明も示しながら、個々の事象に対する審判員の判断基準を回答しました。同じ映像を観ながら基準を説明できたので、個々の理解はより深まったものと思っています。
加えて、関東審判部ではシーズン中も部員に対するクリニックを開催し、ルール適用における判断基準の統一に継続して努めていることを説明しました。当初の予定時間を大きく超過しましたが、有意義な機会であったものと思っています。