試合結果
2022年6月5日(日) 慶應義塾高校 対 明治学院高校
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 0 | 22 | 3 | 14 | 39 |
明治学院 | 0 | 0 | 0 | 0 |
↓スタッツ・個人記録・スタメン表はこちらをご覧ください↓
http://www.keio-unicorns.com/magazine_photo/2022/20220610-1.pdf
ゲームレポート
広報部会 山田 健太(H7年卒)
関東大会快勝! 準決勝進出!!
6月5日に開催された関東大会2回戦。
明治学院高校に勝利し、準決勝進出となりました。
塾高Unicornsは、シードとなり2回戦から。
対する明治学院は、関東大会初出場というノリノリの状況。
私が学生の頃、明治学院は大学しかチームがなかった筈ですので、高校の創部がいつなのかまで調べられてはいませんが、まだそれ程の歴史はなく、強豪の多い東京で、嬉しい初出場という状況かなと思います。
明治学院のご関係者の皆さま、おめでとうございます!!
試合の方は、39対0と見事に完封勝利!!
主将山田君、副将工藤君が欠場。
この他、ちらほらとレギュラー格の選手が欠場しているようで、選手層の厚さでは勝っているものの、主軸が大きく欠けており不安を抱えてのキックオフ。
試合が始まると、その予感は的中。オフェンスは、94番2年生滝沢君がスタートQB。アサイメントミスか連携ミスか分からないが、ブリッツのピックアップなどが出来ず、要所要所でロスタックルやサックをくらう展開。1Qはリズムに乗れず、ほとんどゲインなし。ディフェンスが安定していたものの、とても不安なまま2Qに。
3年OLの79番丹羽君が、しっかりと軌道修正してくれたのか、2Qに入ると、懸案の連携が劇的に改善。しっかりラインズが機能し、ランもパスもリズムよくゲインを重ね、先制のTDパスを、エースレシーバー14番生川(なるかわ)君にヒット!
先般の記事で正統派QBと紹介した滝沢君のパスが、その後ずっと冴え渡り続け、前半だけで2TDパス。トータル11回試投7回成功と結果を出し、主将・副将を欠いたオフェンスを、見事なクォーターバッキングで勝利に導きました。チーム内でMVPとかあるのか分かりませんが、間違いなくMVP級の大活躍。2年生の春と思ったら驚異的なパフォーマンスだと思います。
ディフェンスは、素晴らしい安定感。ほとんどピンチらしいピンチを招かずシャットアウト。後半はレギュラーを出していませんでしたが、それでの完封は見事。
目立った活躍をした選手を何名かご紹介しますと、31番DB相沢君(3年)は、流れを変える2度のインターセプト。同じく3年生でディフェンスの要97番LBの国井君が随所でハードタックル、ロスタックルを重ね、しっかりと3年生がディフェンスを盛り上げていました。この2人はいつも活躍です!
期待の2年生では、DL72番曽我君の幾度ものロスタックル。
LB30番武山君のQBサックや、常に集まり続ける姿勢などがとても目立っていました。
2年生の春から結果が出せていれば自信に繋がり、一段の成長が期待できます。
終わってみれば、1Qのバタバタを除けば素晴らしい内容の試合で完勝、快勝と言えるかなと。
1Qのバタバタは褒められませんが、逆に見れば、試合中に修正することが出来たわけですので、そういった経験も良かったのではないでしょうか。
主軸がだいぶ欠けた試合で、準決勝、決勝とどれくらいの選手が戻ってくるのか分かりませんし、戻ってこれないと苦しいだろうと思います。
主軸が戻ってくるに越したことはありませんが、関東大会という大舞台で準レギュラークラスが経験を積めたという部分は、結果としてチームに大きな収穫。
チーム内での競争が激化するのではないでしょうか。
今回の試合を糧に、チーム内がより活性化し、厳しい競争が起き、強いチームに成長していく。
主軸の欠場は、選手にもチームにも痛いですが、それが結果オーライに繋がるよう頑張ってほしいものです。
関東制覇まであと2勝。
次節は関東大会常連で強豪校、駒場学園との対戦となります。
吉報を期待しましょう!!