桜美林大に快勝
BIG8への自動降格を回避
試合結果
2022年11月27日(日) 慶應義塾大学 対 桜美林大学
10:45 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 0 | 7 | 14 | 17 | 38 |
桜美林 | 0 | 3 | 0 | 6 | 9 |
▼詳細は下記よりスタッツをご覧ください。▼
20221127-詳報-桜美林大学戦.pdf
ゲームレポート
広報部会 山田 健太(H7年卒)
桜美林との1戦は、自動降格のかかった直接対決。
1点差でも天国と地獄の明暗が分かれる大一番。
部員たちのプレッシャーは相当であったのではないか。
勝利を信じつつも100%はない世界。一抹の不安があることも事実。
そして、前半は負けを覚悟するレベルで苦しかった。
Unicornsのキックオフ。
ここでオンサイドという奇襲を行う。
奇襲そのものの是非は我々がとやかく言う立場ではないが、オンサイドは失敗。
自陣からのディフェンスとなり、いきなり苦しい。
ディフェンスは踏ん張るが、オフェンスはパントに追い込まれる。
パントそのものはナイスキックだったのだが、好リターンを決められ再び自陣35yからディフェンス。
このシリーズ、25y付近で4thダウン1yのギャンブルに追い込み、DB20番藤田のロスタックルで止める。
ディフェンスが好守を魅せ続け1Qを凌ぐが、オフェンスはおそらくノーフレッシュと苦しい。
2Qに入ってもオフェンスは出ない。
ランプレーがシャットアウトされ、パスプロテクションも今までのように持たない。
そんなストレスを抱えるオフェンスの中、QB15番相馬がインターセプトを食らう。
ここもディフェンスが踏ん張るが、FGは決められ0対3と先制点を許してしまう。
オフェンスはリズムが悪く、微塵も出ないのだが、続くシリーズで、エースレシーバーの7番近藤、8番又平が奮起。2人の活躍とセカンドエフォートで敵陣5yまで攻め込み、最後はQB相馬のキープで逆転TD。7対3となる。
続くUnicornsのディフェンスで、本日大活躍の藤田がインターセプト。
敵陣20yからの攻撃だったが、FGに追い込まれ失敗。
前半残り1分、DL77番久保がロスタックルを決め、藤田が本日2回目のインターセプト!!
敵陣32yでの攻撃権を得るが、このシリーズもFGに追い込まれ失敗。
エース2人の活躍で逆転こそしたものの、個人技に頼る得点あり、オフェンス全体のリズムは悪く、FGも2回失敗と、とにかく不安なまま前半が終了となる。
どうしても拭えない一抹の不安。
それが時間とともに大きくなっていくのだが、後半は、見違えるようにオフェンスが復活。
Unicornsのキックオフリターンで後半開始。
リターナーに入るRB27番村上がハーフラインまで好リターンを見せると、QB相馬のブレイク、キープで敵陣に迫り、RB2番中島が、タックルを振り払い25y駆け抜けTD!
14対3と点差を広げた。
続くシリーズ、今度はRB27番村上が40yを一気に駆け抜けTD。
次のシリーズも相馬がQBキープで50yを走り抜け、とどめのFGを決め24対3と勝負をつけた。
この後、桜美林のファンブルを43番林が押さえTDを加えると、最後はQB16番松本からTE9番黒澤へのストリークが決まり38点目。
ファイナルスコア38対9で大一番を勝利した。
様々な困難や逆風のあった2022Unicornsだが、残すところ1試合。
最大の難所を乗り越えたが、入替戦に勝利して初めてこの試合の勝利の価値が出る。
大きなプレッシャーを受けていると思うが、主将近藤を中心に集中力を高め、最後の1戦に集大成を魅せて欲しい。
入替戦は12月17日@アミノバイタル13:45キックオフ!!(対戦相手は未定)