アメリカンフットボール三田会 広報部会
塾高校長にご就任された阿久澤前部長(現副部長)が『キャンパスの戦争 慶應日吉 1934- 1949』を出版されました。
祝意を表すとともにご案内させていただきます。
《阿久澤校長コメント》
このたび慶應義塾大学出版会より『キャンパスの戦争 慶應日吉1934-1949』を上梓しました。
理想的な学園として開かれた日吉キャンパスが、戦争に翻弄されていく15年間をまとめたものです。
▼詳細は下記のサイトをご覧ください▼
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766428674/
塾高の校舎(第一校舎)は戦争遺跡でもあります。
戦時中は海軍が、戦後は米軍が使いました。塾生が学ぶ場は、やがて塾生を戦場に送り出す場になりました。キャンパスの地下には巨大な軍事施設(日吉台地下壕)が眠っています。本書では地上の校舎や地下の施設だけでなく、そこにいた人々、残された言葉にも光を当てました。
日吉に通う中高生や大学生、ここで学んだ皆様、戦争や平和の問題に関心をもつ多くの方々にお読みいただければと思います。特に現役の塾生諸君には、過去と現在を行き来しながら、自分がここで学ぶ意味について考えるきっかけになればと思っています。(阿久澤武史)