フラッグユニコーンズ助監督 宮原光興
平素より小学生フラッグユニコーンズの活動に多大なるご尽力を賜り、誠にありがとうございます。
前回の6年戦レポートに続き、正真正銘の「最年少ユニコーンズ」である低学年チームの早慶戦報告をさせていただきます。現在の低学年チームはコロナ禍に幼稚舎/横浜初等部に入学し、リクルーティングや練習活動に大きく制限がかかる中で発足したチームであり、現在は学年ごとのカンパニー制にこだわらない2,3年生の合同チームとして活動を行っております。
早慶戦レポートに加え、チームの春季シーズンの活動についてもご紹介させていただきます。
TEAM2022春季レポート
コーチ 黒田克朗(2007年卒)
去る 4/29(祝)、小学生フラッグフットボールの早慶戦が行われました。
大会開催が危ぶま れた中、ご尽力くださった関係者の皆様に深く感謝の意を述べると共に、対戦してくださっ たワセダクラブの皆様にも深く感謝申し上げます。
結論から申し上げますと、2 年生チームは初めての早慶戦を残念ながら勝利で飾ることができませんでした。
TEAM2022 は、幼稚舎生 10 名(内 3 年生 2 名)、横浜初等部生 14 名、計 24 名と人数に恵まれており、学校関係なく混合し BLUE/RED の 2 チームから構成されています。
3 年生はコロナ禍で学校での勧誘ができなかった代で、2 年生と共に活動をしています。3 年生チームを作るべく、幼稚舎生/横浜初等部生問わず随時メンバーを募集しています。全選手に試合に出場してもらい、フラッグフットボールを楽しんでもらうことを念頭に置き、BLUE/RED でオフェンス/ディフェンスをシリーズ毎に交代してプレーをしてもらいました。
今回対戦したワセダクラブの選手は全員 3 年生で、1 学年上のチームを相手にどこまで食い下がれるかがポイントでした。
試合は BLUE のディフェンスから開始。1 stシリーズで TD を取られ、早々に追いかける展開となりました。
TFP は失敗に終わり、続くBLUE のオフェンスでは RB 田辺貴一(#1) の中央へのランでロングゲインを重ね、最後はゴール前 3 ヤードから QB 副島宣之(#53) が右オープンを駆け抜けて TD。TFP でも再度 QB 副島宣之(#53)が右オープンを駆け抜 けて TFP 成功、6-7と逆転に成功しました。
次は RED がディフェンスの番。しかし、早々に左オープンのランで TD を許してしまい、 再度逆転される展開になりました。RED オフェンスでは QB 萩原梨心(#5)のランを中心に組み立てるも、フレッシュ獲得ならず 4th and Out。 交代した BLUE のディフェンスでも相手 QB に翻弄され追加点を許してしまいましたが、 続く BLUE のオフェンス、2 nd and 7 で RB 田辺貴一(#1)が中央を快足で駆け抜け、17 ヤードを走り切って TD。強風でパスが思うように投げられず TFP 失敗するも、前半を 13- 18 と 1 本差で折り返すことができました。
後半に入り、RED オフェンスでは QB 臼坂燿(#55)のラン、C 小寺義宣(#26)へのパス を中心にゲインを重ねるも得点には至らず。ディフェンスでは LB 能勢祥可(#32)の再三 に渡るナイスラッシュで相手へプレッシャーを与え、確実なフラッグプルで前進を食い止 めました。
BLUE オフェンスは QB 佐々木健登(#8)と WR 茅稜司(#72)が好走、ディフ ェンスでは CB 小池遥花(#29)がナイスプレーを連発するも、体格に勝るワセダ 3 年生の 猛攻にあい、後半は得点を奪えず 13-31 と悔しい敗戦となりました。
この試合の慶應の優秀選手賞には、前半に 17 ヤードを独走して見事 TD を取った田辺貴一(#1)が選ばれました。
初めての大舞台を経験したTEAM2022の選手達。敗戦による悔しさは全員が感じたものの、 改めてフラッグフットボールの楽しさ、試合に出場することへの喜び、相手チームへの感謝を学ぶことができました。
5/4 から始まった南関東フラッグフットボール小学生部門 春季大会では、TEAM2022 は順位がつかないカテゴリーにエントリー。
BLUE/RED それぞれ 14 試合を行い、チーム強化を図ってまいりました。
相手が 3 年生主体のチームには苦戦を強いられ、敗戦もありまし たが両チーム共に 10 勝 4 敗と大きく勝ち越す結果を得て大会を終えることができました。
9 月には秋季大会が始まります。
まずは 3 年生以下の部で日本一を勝ち取るべく、 TEAM2022 はフラッグフットボールを楽しむことを忘れずに前進を続けてまいります。 そして、TEAM2021(3 年生チーム)を立ち上げるべく、現在勧誘活動を積極的に行っております。体験にいつでもお越しいただけますので、皆様お力添えを何卒宜しくお願いいたします。