2024.05.16
2024.05.17
三田会ニュース Toru Matsuda
監督・ヘッドコーチとの意見交換・練習見学会の試験的開催のご報告〔チーム支援部会〕2024.05.16
チーム支援部会(Next Unicorns WG担当)
赤峰 啓之(H10年卒)
現役支援部会・Next Unicorns WGの活動の一環として、少し前になりますが、3/ 23に嵐が丘グラウンドで前田監督(以下「監督」)、 筒井ヘッドコーチ(以下「HC」)との意見交換、 及び練習見学会を行いました。
Next Unicornsの目的は文字通り「 Unicornsの将来を考える」ことですが、 OBOGで考えるものではなく、学生主体で、 そして日々学生達と接し現在・未来を考えていらっしゃる監督・ HCの考えを知ることがこの WGの主たる活動として位置付けています。
昨年末に私から「 チームの将来像や今年のチームについて話を聞かせて欲しい」 と監督・HCに提案したところ「もちろんOK。 ただオンラインではなくグラウンドでの学生・練習を見て、 熱を感じてほしい。その方が向かう方向性の理解が深まると思う。 」とのお話を頂き、まずは役員中心に有志・ トライアルという形で行いました(27名の方に参加頂きました) 。
前置きが長くなりましたが当日のスケジュールは以下の通りです。
実施日:3/23(土)
①9:30–11:30 練習見学(@嵐が丘G)
②13:00-14:30監督・HCとの意見交換、GRAND UNICONSの活動紹介、グッズ即売会
③15:30–17:30参加者での懇親会( 監督にもご参加頂きました)
①練習見学
綿密に練られたタイムスケジュールのもと、 石塚主将中心にきびきびと動く学生達、 学生同士での声の掛け合い、グラウンドを所狭しと動き回り、 個々の選手に叱咤激励、技術指導を行うHCの姿が印象的でした。
当日はチームの配慮で「自由に、 どこまででも近くで観戦してOK」としていただいたので、 特にポジション別練習では参加OBOGの皆さんが現役時代のポジ ション中心に、選手の息遣いを感じられる距離で、 熱心に観られている姿も印象的でした。 私個人としてはパスユニットの上級生QBがいずれも強肩だなぁ、 ラインズ同士のONE on ONEはいつも熱い、ワクワクするなぁ、 嵐が丘はやはり自分のルーツ、故郷だと感慨に浸っておりました。
試合観戦ももちろん楽しいですが、近くで練習を観ることで、 個々の学生の表情もよくわかり、一層応援したくなる、 そんな感情も芽生えましたので多くの皆さんが嵐が丘に足を運んで ほしいと感じました。
②監督・HCとの意見交換
パネルディスカッション形式で、監督には激動・ 苦労や悩みの多かった昨シーズンのこと、 それでもTOP8残留を勝ち取った学生への思い、 それを踏まえた今シーズンの自チームに対する期待・課題、 今年度のTOP8展望・戦い方などお話し頂きながら、 毎朝早朝にグラウンドに来てからの監督の仕事などもお聞きしまし た。将来像としては慶應という環境下に合った、 自主性を育む取り組み、高大連携、 そして近隣高校との合同練習などを積極的に行うことでの周知活動 なども紹介頂きました。
HCからはデイビッド前HCからの影響はもちろんですが、 自身の学生コーチ、社会人コーチ、 コーチ留学そして社会人時代にコーチから選手に一時転向した経験 、 それを踏まえたコーチング哲学の様なものもお話しいただきました 。また、学生との対話・ 接し方で日々腐心されている様子もお話いただきました。
③参加者による懇親会
日吉陸上競技場に隣接するHUB慶應日吉店で実施し、 OBOG同士楽しく懇親を深めました。
時折雨も降る空模様でしたが、 チームの配慮で練習見学可能な2階部室を終日解放頂いたり、 見学のために練習開始時間を1時間繰り下げて頂いたり、 気持ちよく観戦できるようにグラウンド・ 部室を整理整頓頂いたりとチーム関係者のご協力にこの場を借りて お礼申し上げます。また、 当日参加頂いた皆さんには参加頂いたこと、 活発に意見交換頂いたこと、グッズを数多く購入頂いたこと、 現役学生を身近に観て声を掛けていただいたこと、 など全てが現役支援につながったものと感謝申し上げます。
今回はトライアルとしてOBOGの皆さんに広く周知は行いません でしたが、この経験・反省をもとに、 多くの皆さんが練習見学頂ける、監督・ HCの思いを感じられる場を作っていきたいと思います。