3年広報担当 橋谷友太朗
みなさんこんにちは!
3年ストレングスコーチの橋谷友太朗です!
今回の”INSIDE UNICORNS🦄”は、5/12に開催された 桜美林大学戦の舞台裏をお届け!
桜美林大学は昨年BIG8で優勝し、今年からTOP8に復帰しました。前回対戦の2年前、2022年には38-9で慶應が勝利しています。
4月13日の明治学院大学戦から始まった春のオープン戦はこれで5戦目。この試合で折り返しを迎えます。1週間ごとに試合があるハードスケジュールですが、今年の秋は全日本選手権の方式が変わるため、TOP8は過密日程になる予定です。この秋を乗り切るためにも、春のハードスケジュールの中でTOP8の桜美林相手にしっかり勝ち切りたいところ。
チームは火曜・水曜・金曜にウエイトトレーニングやラントレーニングを実施。1週間おきに試合はありますが、体のピークを秋の開幕戦に持っていくためにトレーニングは重点的に行なっています。また、練習の途中には補食を食べ、TOP8で戦うための体重増加にも取り組んでいます。
他のTOP8のチームのオープン戦を見ると、やはり選手の体の厚みは違います。日本一になるためには、彼らに追いつき、彼らを追い越す必要があります。私の本職 SCには、彼ら選手の体の厚みをさらに作り、グラウンドに送り出す使命があります。これからも選手の体作りを継続的にサポートします。
ここで桜美林戦のレポートをお届けします。
曇り模様のアミノバイタルフィールドで迎える、TOP8 桜美林大学との重要な一戦。体重がある相手に慶應はフィジカル勝負を挑めるか。14:00キックオフ。会場はアミノバイタルフィールド。
試合は慶應のキックオフカバーで試合開始。タッチバックとなり25yd から攻撃開始となった桜美林ですが、なかなか前進できずにパント。ここで3年WR #1 久保宙が魅せます。桜美林のパントをリターナーとしてキャッチした久保宙。彼の的確な判断と周りの選手のブロックで見事にコースが空き、パントリターンで55yd ランをしてTD。幸先よく先制します。
続く桜美林の攻撃も前進できず、パント。
次のオフェンスは3年RB #10 山内や3年 RB #22 猪ノ原を中心にランで攻め込みます。しかし、敵陣25ydからの攻撃時にボールをファンブル。桜美林がリカバーし攻守交代となりました。流れが良かっただけに、非常に勿体無いシーンだったと言えるでしょう。
その次の桜美林のオフェンスではランで押されます。慶應ディフェンスもボールにアタックしますが、なかなかファンブルに繋がりません。そしてその流れで失点。同点で1Qを終了します。
悪い流れが続く前に切り替えたい慶應。2Qでまたも3年生が魅せます。3年LB #4 赤木が相手オフェンスのパスをインターセプト。そのまま走り、敵陣12ydから慶應オフェンスが始まります。
慶應はこの試合ランで攻め続けます。敵陣12ydから少しずつ攻め続け、最後は山内がエンドゾーンに突っ込みTD。再びリードします。
2Qはこのまま両者譲らす終了。
後半もランで攻め続ける両チーム。時計の針がかなり早く進みます。お互い決定機を作れず、パントを蹴り合う展開。久保宙がまたもパントリターンTDを決めたかというシーンでは、慶應のホールディングの反則でTDは取り消し。3Qも得点は入りません。
4Q、またも慶應がボールをファンブル。自陣10ydでファンブルし、相手にチャンスを与えてしまいます。このチャンスを桜美林はしっかり決め切り、14-14で同点。試合時間残り3分で痛恨の失点をしてしまいます。
この直後、桜美林のキックで試合が再開。ここでまたも久保宙が魅せます。風で飛距離が伸びたボールを久保宙がキャッチ。このまま90ydを久保宙が1人で走り切り、またもTD。21-14と試合終盤でリードを奪います。
試合はこのまま終了。2連勝を飾りました。
この試合はラン中心、というよりもランで試合を作りました(パス試投数は2回)。しかし12点がリターンTDで得点した形になります。ランをロングドライブでしっかり得点しきることが今後の課題かと思います。
次の試合は5/19(日) 17:00~ アミノバイタルフィールドにて日本体育大学との試合です。アミノバイタルフィールドでUNICORNSを応援しましょう!