【部員コラム】春季シーズン意気込み 〜2年生編〜 2021.04.16

4年マネージャー 黒木 杏奈

平素より、大学Unicornsに多大なるご支援・ご声援をいただき、誠に有難うございます。

先日、今年度の春季シーズンスケジュールが発表されました。
詳しくは、以下の記事を是非ご一読下さい。

https://keio-unicorns.com/mita-kai/game-report/210408-1/

昨年度に引き続き、原則として無観客にはなりますが、ご声援のほど宜しくお願い致します。

また、先日本年度のチームスローガンが” I DO “に決定致しました。

春季シーズン初戦の早慶戦まであと2週間ですが、本記事では3回に渡り試合に向けた部員の“想い”をお届け致します!第1回の今回は、昨年新人ながら大活躍を魅せた期待の2年生はどんな目標を今年掲げるのか。彼らのアツい思いをぜひご一読下さい。(第2回は3年生、第3回は4年生の想いをお届け致します。)

OL#79 飯田 智大(2年・立命館宇治)

今年のUnicornsのスローガンである「I DO」を練習の行動面において主体的に体現していきたい。その一環として、プレーやトレーニングで明確な形でFINISHする姿勢を日頃から示していく。具体的には、ランの際は笛が鳴るまで足を掻き続け、パスの際は抜かれてもQBが投げるまではついていく。昨年の自分はランの際もある程度相手を押せていれば足を止めていたし、パスの際も抜かれたら言い訳をして最後までついていけていなかった。しかし、FINISHをすることは当然のことだ。そのため、これらの点をいかなる時も誰が見てもFINISHしているとわかる形で実行したい。

この背景には、自らが基準点を示すことでオフェンスに貢献したいという考えがある。現状として、オフェンスの掲げているFINISHはまだまだ体現できていない状態だ。正確にはFINISHに対する基準が個人間でバラつきがあり、FINISHの実行にも極端な差が生まれて いると自分は推察している。しかし、春シーズンは TOP8の強豪校と対戦する機会があり、自分より強い相手に食い下がっていくためにはオフェンス全体によるFINISHは欠かせない。もちろん、練習や試合を通してFINISHをし続けることは労力を要するが、自分たちで決めたことを守り抜くことは組織として強くなるために必要不可欠な要素だと私は思う。それは部則やコロナ感染対策なども同様だ。しかし、自分がそれをやらずに他人に押し付けることは無責任に他ならない。だからこそ、「I DO」というスローガンが掲げてあるのであり、下級生としてフォロワーシップを以下に発揮できるかが問われていると私は考える。それに対する答えを自らの行動で示したい。

また、部則WGのリーダーとして忘れたくないのは、決まり事を必ず守り抜くというマインドだ。元来、自分には自分自身に対して甘い面があり、継続力も乏しいという弱みがある。しかし、今年は部則WGリーダーという立場を任された以上、言い訳や逃げ道を探して決まり事を実行しないという選択は絶対にしてはならないと思う。他人にルールを守らせる以上、まず自分が責任を持ってルールを守り抜く精神を持ち続ける。

チームの視点では、春シーズンの結果は、現在のチームにおいていかに「ルールを 遵守する意識」が根付いているかを示していると私は考えている。FINISHをするという決め事をとっても、それを全員が練習・試合において実行できているか否かで試合の勝敗は大きく変わってくると思う。「I DO」を体現するだけでなく波及する精神を持ち続けていきたい。

WR#1 加藤 豪介(2年・慶應義塾)

去年入部してからこのチームはどこか他人任せにする傾向が多いなと感じていた。キックのスカウティングチームや準備、片付け、部室の清掃。自分も去年はその雰囲気に流され他人任せになっていたところもあったと思う。そこで練習内では今年のスローガンである “I DO”を意識して取り組みたい。他人に任せるのではなく、自分自身が率先して行動を起こす。準備や片付けなど下級生がするべき仕事はもちろん、新しく入ってくる新入生の指導やプレー内であれば finishなど人より多くやりたいと思う。自分は声を張って周りを鼓舞する様な選手ではないので、プレーや技術面でチームメイトやコーチからの信頼を得たい。去年の秋は期待されていたような結果を残せなかったので、春シーズンは活躍できるよう頑張りたい。

メンタル面では、去年1年生ということを言い訳にあまりアグレッシブにプレーできず悔いが残った。勝負練であれば逃げずに自分から当たったり、ブロックであれば 1ヤード前に押す、1 秒でも⻑く相手をブロックする意識で練習に臨みたい。コーチとのコミュニケーションも自分の技術を向上させるためには必要不可欠であるので積極的に話しかけにいきたいと思う。春シーズンが終わった時に後悔のないような練習をしたい。

DB#32 森田 宙(2年・慶應義塾)

私は昨年、未経験でアメフト部に入部し知識や技術といった実力は全くなかったが全体もののメンツに入れてもらいリーグ戦の試合も経験させてもらった。昨シーズンを通して自分の課題がたくさん見つかり、上級生になって試合で活躍するためには今年、昨シーズンの課題の改善し目に見える結果を残さなければいけないと思っている。自分の課題を改善できるように思考しながら毎回練習してきたい。特に今年はブロッカー処理が大きな課題なのでヒット、そしてタックルにフォーカスして練習していきたい。

メンタル面では、昨年練習の際に自分の甘さが出てなかなかアツいプレーをすることができなかった。そのため、今年は練習でも試合でも「死ぬ気で相手を倒してやる」という思いでプレーしようと思う。そして練習を盛り上げて、試合でもモメンタムを持ってくることができるようなプレーをしたい。また、私は大人数を引っ張るリーダーシップはないのでせめて主将が決めた練習中のNo walkや復唱など細かいところから守り、フォロワーシップを大切にしていきたいと思う。

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いかがでしたでしょうか。
早慶戦に限らず、春シーズンを通して彼らの活躍にご注目ください。

次週は、上級生の仲間入りを果たした3年生の熱い想いをお届けいたします!
乞うご期待ください。