【主務山村コラム 最終回】今週はこいつを覚えてください! 〜2021年度幹部1年間振り返り〜 2021.12.02

4年主務 山村 健人

今週、第23回の最終回となるこちらの企画は、1年間、月ごとにテーマを決め毎週そのテーマに合った選手やスタッフを4年主務の山村自らがピックアップし、OBOGの皆様により深く現役部員を知ってもらおうという企画です!実際のインタビューに近い形で部員たちのリアルな声をお楽しみいただけますと幸いです。

4年主務 山村健人

12月の最終回は「幹部からの1年間の振り返り」というテーマのもと主将・副将の3人にスポットライトを当てて、部員を紹介したいと思います!

今週紹介したいメンバーは以下の3人です。

4年主将 DL#9 佐藤 理貴

4年副将 LB#33 橋本 拓哉

4年副将 OL#77 簗瀬 真史

私たち幹部の掛け合いにご注目しながらお楽しみください。

上段左から4年副将OL#77 簗瀬真史、4年主務 山村健人・下段左から4年主将DL#9 佐藤理貴、4年副将LB#33 橋本拓哉


1年間を振り返って

山村まずは橋本から1年間を通して楽しかったことを教えてくれる?

橋本:運動会みたいなファミリーイベントとかは楽しかったね。

ファミリー運動会優勝チーム

佐藤:練習の良い息抜きにもなったしね。

山村:特に何が良かったとかある?

橋本:運動会の種目一つひとつも楽しかったんだけど、学年間の交流にだったり、種目にだったり、それぞれ「楽しい」の方向は色々あったと思うんだけど、全員で「楽しい」っていう感情を共有できたことでチームの一体感も強まったかなって思ってそれがすごいよかったと思ったね。

佐藤:やらされてやってる感じもなかったしね。

山村:簗瀬とかは運動会どうだった?

簗瀬:そうですねー、自分は普段から結構、学年関係なく話してたりしたけど、ファミリーっていう学年関係ない括りで運動会できたからこそ、学年をこえたつながりが生まれたと思うよ。

佐藤:また当たり障りのない、きれいなこと言ってるわ(笑)。

4年主将DL#9 佐藤理貴

山村:もっと本音ほしいね(笑)。簗瀬は楽しめた?(笑)

簗瀬:めちゃめちゃ楽しかったよ(笑)。

佐藤:まあ練習するよりは楽しくね(笑)。

簗瀬:それな(笑)。

4年副将OL#77 簗瀬真史

山村:ありがとう。簗瀬は楽しかったことなんかある?

簗瀬:ちょっと違うかもしれないんだけど、練習後の第三部室のロッカーでみんなと喋るのが楽しかったかな。

山村:どんなこと喋ってたの?

簗瀬:誰と誰が付き合った、付き合わなかったとか、日常で起きたあんなことやこんなことをみんなで報告し合うみたいなのしてたんだけど、結構毎日楽しかったんだよね(笑)。

佐藤:でも確かに主将という立場だからこそ、そういうゴシップ系の話とか人が失敗した話は聞いてて面白いし、俺も結構好き(笑)。

橋本:嫌なやつだなあ(笑)。

4年副将LB#33 橋本拓哉

山村:最後に理貴は楽しかったことある?

佐藤:第2節の明治学院大学戦が終わった週にやった4年生vs3年生以下の全体練習かな。

橋本:あれはまじで楽しかったね。

山村:あの二部練は理貴がコーチに直接取り合って、実際にできたと思うんだけど、どういう経緯であの練習にいたったのか教えてくれる?

佐藤:そうね、もともとまず昇格が第2節の明学戦に勝利して昇格が決まってて、次の第3節まで3週間空いてたから準備に余裕のある1週目の終わりにやりたいと思ってたんだよね。

4年主将DL#9 佐藤理貴

山村:どういうきっかけでそう思ったの?

佐藤:純粋に楽しそうだなって思ったのもあるんだけど、昇格が決まったタイミングで緩みも出ちゃう気がしてたから、4年生も頑張れそうだなって思ったのと、副産物的に下級生が来年俺らがいなくなった環境を考える機会にもなるかなって感じかな。正直ラインズとか4年生だけで足りないポジションは下級生を補うと思ってたんだけどね(笑)。

簗瀬:さすがに両面はえぐかったわ(笑)。

佐藤:実際、伊能(4年OL#50 伊能和輝)とか見たことない笑顔で練習してたもん(笑)。でも本当に下級生を圧倒するのはもちろんだけど、4年生のサイドラインの雰囲気はめちゃめちゃよかったし、高校でアメフトを始めた時くらい楽しかったね。しかもコーチに今までの人生で初めてこんな練習したいって言われて、本当にいい練習になったって言われたしもう最高だったね。

山村:ベタ褒めだったね本当に(笑)。橋本とかどうだった?

橋本:俺は特に両面とかをしたわけではないんだけど、J(4年DB#17 菊池太樹)がWRとかもやってて、見てても楽しかったよね。

山村:簗瀬はどうだった?

簗瀬:純粋に楽しかったよ。DLもやったんだけど、余裕で後輩OLをけちょんけちょんにしてやろうと思ってたんだけど、意外とできなくて悔しかったね。

佐藤:OLにDLにで、もうずっと出っ放しでえぐってただけっしょ(笑)。

簗瀬:まあまあ(笑)。まあでも本当に高校の時の純粋にアメフトを楽しんでた時を思い出したね。

後輩に伝えたいこと

山村:4年生の楽しさに対して3年生以下は楽しめてなかった感じもあったけど、それぞれ後輩に伝えたいこととかある?

佐藤:雰囲気悪い状況ってのは来年TOP8で絶対に遭遇する状況だと思うから、そういう雰囲気を打破できるようなプレイヤーになってほしいかな。

簗瀬:アメフトに対して「仲良しこよし」は良くないっていう考え方はよく言われることだけど、意外と仲の良さは大事かもしれないかなって思ったわ。それがアメフトを純粋に楽しむってことに繋がったのかなって思うね。

4年副将OL#77 簗瀬真史

橋本:もっと自分たちに自信を持って欲しいってのはあるかな。自分たちの代は強いっていう自信はあったし、常に高い期待値があったからこそ数多くの困難を代で乗り越えることができたと思う。上の代との比較は毎年されることだし、しょうがないことだからこそ、自分たちの良さを見つけて自信を持って来年を迎えて欲しいかな。

4年副将LB#33 橋本拓哉

最終戦への意気込み

山村:最後に最終戦への意気込みをお願い。

橋本:さっき春の法政戦を通して見てたんだけど、最後の試合ってすごい印象に残るなって思って、春で言えば法政戦だし、去年でいえば北海学園大学戦だったんだけど、次の試合は今年を印象付ける試合になるし、学生アメフトを印象付ける試合にもなると思ったんよね。だからこそ勝ちたいのはもちろんのことアメフト人生を象徴するプレーをしたいと思う。チームとしてもどこをとっても意味合いが深まると思うからこそ、全員で勝ちたいと思うね。

簗瀬:3つあって、一つ目はボコボコにしたいってことなんだけど、毎回試合前に思うけど結局ボコボコにできてないと思ってて、BIG8相手に満足できるのは全てのプレーで圧倒することしかないと思う。2つ目は高校の引退の時、泣かないのがかっこいいとか思って我慢して泣かなかったんだけど、今回は泣きたかったら泣こうと思う(笑)。最後三つ目は高校の引退の時に伊能(4年OL#50 伊能和輝)に「このままじゃ終われないね、大学もやろう」って言ったら、「アメフトなんかしたくない」って言われて、結局大学で4年間やってるから、今回も言ったら社会人でもアメフトやってくれるんじゃないかって期待して言おうと思ってる。

佐藤:プレーで言えば後悔のないように出しうる全ての力を発揮する。それから主将として振る舞うことができるのは最後の試合だから、試合前に部員の前で喋る時にはギラギラした目のみんなの前でそれ以上にギラギラして鼓舞したい。そんな機会はもう一生ないだろうから、一言一言に魂をこめてチームメイトをモチベートしたいと思ってる。


いかがでしたでしょうか!彼らの人となりが少しでも伝われば幸いです! 

1年間、拙い文章にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
ご父兄やOB・OGの皆様からの温かいお言葉のおかげで1年間継続することができました。

次節はいよいよ最終戦となります。私たち4年生の最後の試合になりますので、ぜひ会場へお越しください!
引き続き応援のほど何卒宜しくお願いいたします。