【今週のおまけ】INSIDE UNICORNS🦄:久しぶりのホーム日吉開催!明治学院大学戦の舞台裏をお届け! 2024.04.19

3年広報担当 橋谷友太朗

みなさんこんにちは!
3年ストレングスコーチの橋谷友太朗です!
今回からは”INSIDE UNICORNS🦄”と題して、各試合の舞台裏を部員目線でお伝えします!

今回は、4/13(土)に開催された明治学院大学戦の舞台裏をお届け!

普段はアミノバイタルフィールドなどの公共会場で試合を行うことがほとんどですが、この試合は日吉陸上競技場での開催となりました。

桜舞う日吉の地で初戦を迎えたUNICORNS

ホームで迎える春の初戦。この試合は「新歓試合」として開催しました。この春、慶應義塾大学に入学した新入生にUNICORNSを知ってもらう良い機会となるため、部員は全力で新入生への告知に取り組みました。

2024年のUNICORNSの初陣。ここからは部員目線のゲームレポートをお届けします。

相手は明治学院大学。2022年の12月、慶應とのチャレンジマッチ(入れ替え戦)で死闘を繰り広げた相手です。昨年2部への降格となった相手に、慶應は積極的なプレーを見せたいところ。会場は日吉陸上競技場。天候晴れ。17:00キックオフ。

スターターを見ると、3年 OL 久保大(麻布)と2年 OL 丹羽駿(慶應義塾)が初スタメン。UNICORNSのOLは少ないですが、彼らがOLユニットを刺激するようなパフォーマンスを見せてくれるかが注目です。また、ディフェンスでは2年 LB #21 恩田(青山学院)も初出場にして初スタメン。この冬のトレーニング期間で人一倍努力した成果がグラウンドで発揮されるのか。

慶應はキックオフカバーからスタート。試合序盤から明学に主導権を握らせません。

1Q、慶應最初のオフェンスシリーズは、自陣41ydから開始。副将の4年 QB #16 松本(慶應義塾)を中心にパスとランで攻撃を上手く組み立て、敵陣に攻め込みます。そして敵陣奥深くで松本からボールを貰った2年 RB #23 橋口(慶應義塾湘南藤沢)がダイブで中に切り込み、タッチダウン。大学からアメフトを始めた期待の2年生RBが、初タッチダウンを取りました。

期待のRB 2年RB #23 橋口塁(慶應義塾湘南藤沢)(写真提供:岡見清隆)

次のシリーズでは4年 DL #71  楢原(慶應義塾)がファンブルリカバー。すぐに慶應オフェンスになります。
慶應2回目のオフェンスシリーズ。3年 WR #86 黒木(大宮開成)や2年 WR #81 鈴木(公文国際)など、昨年なかなか試合に絡めなかった選手がパスをキャッチしていき、敵陣に攻め込みます。そして松本のトスを受けた4年 WR #19 桑野(鎌倉学園)がエンドゾーンまで駆け抜けタッチダウン。WRに転向して初のタッチダウンとなりました。

満面の笑みの4年WR #19 桑野和磨(鎌倉学園)(写真提供:森川智之・徳子)

次の明学のオフェンスシリーズ。明学のロングパス成功などで攻め込まれます。そして2Q、失点。14-7となりました。
7点差とされた慶應の3回目のオフェンスシリーズ。松本のQBランや、2年 WR #13 生川(慶應義塾)、4年 WR #17 永野(清水東)のナイスキャッチもあり、テンポよく攻撃が続きます。そして3年 RB #22 猪ノ原(慶應義塾)のランが決まり、タッチダウン。再び14点差としました。

フィジカル自慢の3年RB #22 猪ノ原浩臣(慶應義塾)(写真提供:岡見清隆)

次の明学のオフェンスシリーズ。またも明学に攻められ、自陣奥深くでのディフェンスとなりましたが、4年 DB #48 近野(慶應義塾)がパスカットしたボールを4年 DB #32 沼田(慶應義塾)がインターセプト。攻守交代となりました。
慶應4回目のオフェンスシリーズは自陣10ydから。1プレー目で3年 WR #1 久保が60ydのゲイン。2プレー目は猪ノ原のラン。3プレー目は松本のパスから4年 WR #7 水野へのタッチダウンパス。4シリーズ連続で得点します。

この漢はもっとやれます、4年WR#7 水野覚太(慶應義塾湘南藤沢)(写真提供:岡見清隆)

このまま前半は終了。前半を28-7で折り返します。
後半は慶應はキックオフリターンで開始。後半からQBは4年 QB #0 水嶋(海陽学園)に変わります。水嶋は自慢の脚力を生かしたQBランや、オプションプレーで攻撃を牽引します。そして後半最初のオフェンスシリーズは、水嶋のランや、3年 WR #1 久保宙(慶應義塾)と水野のパスキャッチで攻め込み、最後は水嶋がランでタッチダウン。相手を寄せ付けない試合運びをします。

昨年からさらにパワーアップした 4年 QB #0 水嶋魁(海陽学園)(写真提供:森川智之・徳子)

続いて慶應ディフェンス。またも明学にパスで攻め込まれる展開になりますが、相手のキャッチミスや慶應ディフェンスのナイスタックルもあり、パントを蹴らせることに成功します。
次の慶應オフェンスは自陣30ydから開始。ホールディングで10yd罰退もありましたが、水嶋のランでロングゲイン。敵陣でランプレーを使ってジワジワと攻め込みます。そして敵陣25ydからの攻撃で、水嶋からRB #10 山内(慶應義塾)へのパスが決まり、タッチダウン。42-7と明学を突き放します。

今年RBリーダを務める 3年RB #10 山内啓耀(慶應義塾)(写真提供:岡見清隆)

次の慶應ディフェンスでは、期待のDL、2年 DL #57 天野(鎌倉学園)がファンブルリカバー。攻撃権がまたも慶應にうつります。
現在6シリーズ連続で得点している慶應は、3年 WR #82 飯塚(慶應義塾)のロングパスキャッチもあり、エンドゾーンまで6ydまで攻め込みます。しかし、エンドゾーンにボールを運ぶことはできず。この日のPATを全て決めていた4年 K/P #11 佐々木(慶應義塾)のフィールドゴール成功で3点追加します。

続く明学オフェンス。明学オフェンスに慶應ディフェンスは苦戦。昨年の堅守さを関学戦では存分に発揮してもらいたいです。最終的に、明学の4th down が攻撃を選択し、ファーストダウンを更新できなかったため攻守交代。残り2分を切った状況で慶應のオフェンスになります。

最後、慶應は時間を使って試合終了。春の初戦は45-7で勝利しました!

この試合は新歓試合として開催したこともあり、多くの新入生が応援に駆けつけてくれました!また、OBOGの方々もホームチームである慶應を後押しする大応援をありがとうございました!

応援ありがとうございました!(写真提供:松本幸大)

次戦は、4/20(土)、関西の王子スタジアムにて、関西学院大学との大一番を迎えます。相手は慶應戦を「KG BOWL」と設定し、イベントなど多数企画。あちらは全力で慶應に挑んで来るでしょう。我々は、王者に臆することなく、全力で戦い抜きます。

ぜひ関西でUNICORNSを応援してください!

次は王者 関学戦!応援のほどよろしくお願いします!(写真提供:木村信一)

次の今週のおまけでは、関西学院大学戦の記事を掲載予定です!お楽しみに!