【今週のおまけ】INSIDE UNICORNS🦄:王者・関学に挑む!関西学院大学戦の舞台裏をお届け! 2024.04.25

3年広報担当 橋谷友太朗

みなさんこんにちは!
3年ストレングスコーチの橋谷友太朗です!
今回の”INSIDE UNICORNS🦄”は、神戸・王子スタジアムで開催された関西学院大学戦の舞台裏をお届け!

チームは6:30に東京駅に集合。日帰り遠征のため、朝早くから集合となりました。
新幹線の中ではリラックスしている選手もいれば、関学の試合ビデオを見て試合をイメージしている選手もいました。
チームは10時頃に関西入り。14時のキックオフに向けて準備を始めました。

いつもと異なる会場で、相手は王者・関学。UNICORNSが日本一になるためには、絶対に倒さなければならない相手です。ここからはゲームレポートをお届けします。

相手は関西学院大学。王者相手に、慶應のプレーはどこまで通用するのか。会場は王子スタジアム。天候晴れ。14:00キックオフ。

スターターを見ると、QBは4年QB#0 水嶋(海陽学園)がスターター。LBでは2年LB#45 岡村(慶應義塾)がキャリア初スタメン。DBは3年DB#6 横手(慶應義塾)がスターターに復帰しました。

また、この試合は「KG BOWL」と名乗って盛大に開催。試合前からイベントが多数用意されており、試合前には塾歌が流れたり、選手入場があったりと、試合前から盛り上がりを見せました。

【幹部先頭に入場するUNICORNS 写真提供:木村信一】

試合は序盤から関学ペースで試合が進みます。関学は関学自陣23yd地点から攻撃開始。ですが、フィジカル差が顕著に出て、ランプレーで攻め込まれます。慶應ディフェンスはファーストタックラーのタックルミスもあり、流れに乗れません。そして1Qの6分に関学RBの34番の選手に9ydのランで先制TDを取られます。

続く慶應オフェンスでは、4年QB#0水嶋(海陽学園)のパスをインターセプトされ、すぐに攻守交代。なかなか自分たちの時間を作れません。

次の関学オフェンスでもランで押し込まれますが、徐々に慶應ディフェンスが対応できるようになってきます。そしてFGに追い込み、失点を3で抑えます。

続く慶應オフェンスは自陣25ydから開始。まず水嶋から4年WR水野(慶應義塾湘南藤沢)への30ydパスが決まり敵陣に攻め込むと、1Q終了間際に水嶋から水野への42ydパスが決まりTD。水野覚太、この漢の名前は絶対に覚えましょう。秋も活躍間違いなしです。

【高身長かつ爽やかイケメンでTDを量産。ずるい。 4年WR#7水野覚太(慶應義塾湘南藤沢)写真提供:森川智之・徳子】

得点後の関学オフェンスですが、またもランが止まりません。また、イージーキャッチミスもなく、じわじわと慶應自陣に攻め込まれます。そして関学RBの31番にエンドゾーンまで走られ失点。TD後のトライフォーポイントで関学が失敗したため、7-16となります。

その後もなかなか自分たちの時間をつくれませんが、関学の攻撃も頑張ってみんなで抑えます。そして前半終了間際に相手がFGを選択しますが、こちらも失敗。前半を7-16で折り返しました。

後半から慶應は3年QB#8山岡(佼成学園)が出場。随所に良いプレーを見せました。しかし、慶應はFG失敗もあり得点できず、なかなか見せ場を作ることができません。対して関学は完成度の高いプレーを数々披露し、3Q4Qともに1TDずつ取られました。

【期待の3年生 3年QB#8山岡葵竜(佼成学園) 写真提供:森川智之・徳子】

【山岡が倒されながらパスを投げ、2年WR#13生川(慶應義塾)がロングゲイン 写真提供:森川智之・徳子】

ファイナルスコアは7-30。関学との大きな差を痛感した試合でした。

試合後には両校選手による交流の時間が設けられました。試合で対戦した選手と写真を撮ってコミュニケーションを取ったり、高校時代のチームメイトと再会したりなど、有意義な時間になりました。

【関学のエースQB 3年星野選手と中学時代の選抜チームでチームメイトだった3年DL #55 作田太一(慶應義塾)・3年SC 橋谷友太朗(浅野)・3年WR #82 飯塚奏太(慶應義塾)と、足立学園高校で星野選手と一緒にプレーした4年LB#41 谷口智哉(足立学園) 写真提供:森川智之・徳子】

SCとして、サイドラインで試合を見ていましたが、身体の厚みが慶應と関学の選手で異なりました。特に下半身(お尻周り)が非常に大きくしっかりしており、UNICORNSの選手をまだまだ成長させなければと痛感しました。

【パックしようとするが、身体の厚みでパックしきれない部分も多々見られた 写真提供:岡見清隆】

遠征は、もちろん選手も大変ですが、スタッフも大変です。私は昨年マネージャーとして遠征を運営し、今年は昨年の経験を活かしてマネージャーのサポートに回りましたが、早い段階から観光会社や関学のマネージャーとやりとりを行い、1つの遠征を作り上げます。当日も予期せぬエラーは発生し、タイムスケジュールの変更も起きました。それでも部員全員が協力し、無事全員東京に帰って来れたことは、チームとして1つ大きな自信につながったかと思います。