3年広報担当 橋谷友太朗
みなさんこんにちは！
3年ストレングスコーチの橋谷友太朗です！
今回の”INSIDE UNICORNS🦄”は、5/5に開催された 一橋大学戦の舞台裏をお届け！
5年ぶりに開かれた早慶戦から中5日。過密日程の中で挑む相手は一橋大学。
相手は通常のメンバーでしたが、慶應はJVチームで戦いました。
スターターを見ると、4年OL #56 木村（逗子開成）と4年OL #76 前田（慶應義塾湘南藤沢）が初先発。OLユニットが相手ディフェンダーのプレッシャーにどれだけ耐えられるのかがキーになりそうです。また、QBは2年QB #12 岡（都立西）が初先発。4月の3試合は、4年QB #0 水嶋（海陽学園）、4年QB #16 松本（慶應義塾）、3年QB #8 山岡（佼成学園）の3人が出場してきましたが、ここで岡はどれだけのパフォーマンスを披露できるのかが注目です。RBは随所で好プレーを連発する2年RB #23 橋口（慶應義塾湘南藤沢）が初スタメン。 WRは2年WR #13 生川（慶應義塾）と4年WR #17 永野（清水東）が先発継続。4年WR #14 行友（慶應義塾湘南藤沢）と4年 WR #80 藤崎（慶應義塾）が今シーズン初スタメンとなりました。
ディフェンスのメンバーでは、4年DL #71 楢原（慶應義塾）が今シーズン初スタメン。昨年の主将・鎌田の穴を埋め切れるか。3年DB #6 横手（慶應義塾）はLBとして先発。また3年LB #4 赤木（鎌倉学園）はDBとして先発しました。また、昨シーズンの主力 3年DB＃20 小島（慶應義塾）も今シーズン初スタメンとなりました。
【注目のQB 2年QB #12 岡俊樹（都立西） 写真提供：岡見清隆】
スターターを早慶戦から半分弱入れ替えて臨んだ一橋大学戦。ここからはゲームレポートをお届けします。
関学、早稲田との試合で、日本一を目指すにはどのレベルを目指さなければならないのかを痛感したUNICORNS。チームの層の厚さを確認し、秋に向けてチームの土台を確認する上で、この試合も非常に重要な一戦となる。11:00キックオフ。会場はアミノバイタルフィールド。天候は晴れ。
1Q。一橋のキックで試合開始。慶應のオフェンスは自陣18ydから開始。2年RB #23 橋口の15ydランで前進すると、2年QB#12 岡も25ydのランでボールを運び、敵陣に侵入します。しかし、その後はランがなかなか出ずにパント。
続く一橋のオフェンスは、慶應ディフェンスがスリーアンドアウトに抑えてパント。
慶應は次の攻撃を自陣45ydから開始します。このシリーズでも岡の36ydのランで一気に攻め込みますが、反則もありTDを奪うことはできず。FGを選択した慶應は、4年K #11 佐々木（慶應義塾）がしっかりと決め、3点を先制します。
【FGを決める4年K #11 佐々木雄大（慶應義塾） 写真提供：岡見清隆】
その後は拮抗した展開が続きます。
2Q、慶應は一橋に攻め込まれます。一橋のテンポの良いパスとランに苦しみ、一橋にTDを許します。また、PATで2ptコンバージョンを成功した一橋は8点を追加。慶應は逆転を許します。
この後も決定機はなかなか訪れず、前半を3-8でビハインドで折り返します。
後半は慶應のキックで試合再開しました。一橋の攻撃は一橋自陣25ydからスタート。またもテンポの良いパスとランで攻め込まれます。しかし、3年DB#20 小島がパスインターセプト。悪い流れを断ち切ります。
【インターセプトでチームを救う3年DB#20 小島陽生（慶應義塾） 写真提供：木村信一】
しかし次の慶應オフェンスはスリーアンドアウト。慶應に流れを持ってくることができません。
ここからまた拮抗した展開が続きます。3Qは両チームとも得点を奪うことができません。
4Q、昨年のRBリーダーが魅せます。4年RB#27 木内（慶應義塾湘南藤沢）が19ydのランでTDを決め、逆転に成功。その後のPATでは2ptコンバージョンを失敗し、9-8とロースコアの展開が続きます。
【試合の流れを変えた 4年RB#27 木内寛太（慶應義塾湘南藤沢） 写真提供：森川智之・徳子】
その後の一橋オフェンスを抑えると、続く慶應オフェンスは4年QB#0 水嶋を中心に攻撃を組み立て、2年WR#3 若月（慶應義塾）がTDパスを取って6点追加。続くPATも成功し、16-8とします。
【TDパスをキャッチする 2年WR#3 若月怜士郎（慶應義塾） 写真提供：森川智之・徳子】
しかし一橋も諦めてはいませんでした。水嶋が投げたボールを一橋がインターセプト。そのままTDを奪われます。その後は一橋が同点に追いつくためにPATで2ptコンバージョンを選択しますが、失敗。16-14となります。
この接戦で勝利を手繰り寄せたのはこの漢でした。4年QB#0 水嶋が62ydのランでTD。PATも成功し、23-14とします。そこから慶應はうまく時間を使い、一橋に自由を与えません。そのまま試合は終了。23-14で勝利しました。
【勝利を手繰り寄せるTD 4年QB #0 水嶋魁（海陽学園） 写真提供：岡見清隆】
6/9(日)にアミノバイタルフィールドで開催される専修大学戦も、慶應はJVチームで戦います。この時は1年生もメンバーに絡んで来ることでしょう。この試合で課題が見つかった選手もたくさんいると思います。この春は、たくさんの選手の成長する姿をぜひお楽しみください。
次は5/12(日) 14:00~ アミノバイタルフィールドにて桜美林大学との試合です。春にTOP8の大学と試合をする最後の機会となります。アミノバイタルフィールドでUNICORNSを応援しましょう！
