2年 広報担当 橋谷友太朗
平素より大学UNICORNSに多大なるご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
今シーズンの公式戦が全て終了いたしました。
部長・監督・幹部より皆様にご挨拶させていただきます。
部長 斎藤英雄(理工学部教授,1987年理工学部卒)
8月1日より部長を務めております斎藤です。体育会とは無縁の私に務まるのか、という不安も大きかったのですが、体育会理事長の強い推薦もあり、私にできることを精一杯やろうと思って引き受けました。部長就任後、活動再開に向けて矢上キャンパスで初顔合わせした時の部員たちの期待に満ちた表情、そして嵐が丘で練習に打ち込む部員の姿を拝見して、今まで感じたことのない極めて熱いエネルギーが、当初の不安を完全に吹き飛ばしてくれました。部員の活躍を少しでもサポートして応援できる立場にいることに大きな喜びを感じるようになりました。
シーズン最初の早稲田戦、そして次の法政戦はフィールドに参加して応援しました。両方とも勝利には結びつきません。しかし、部員たちの努力と熱い気持ちが、次の勝利に必ず結びつくと信じながら、その後の3試合をオンラインで応援し、中央戦での初勝利には感激しました。最終の東京大学戦はフィールドで応援できました。シーズン最初と比べると大きく成長した部員たちが勝利をつかみ、その後歓喜に湧く姿を見て、その場に居られたことに強く感謝しました。
こんな風に、新任部長の私はもとより、おそらく全員が不安な思いで活動を再開しましたが、当初は勝利できなくても全員が不屈の意思で戦った結果、最後には素晴らしい勝利を得ることができたシーズンでした。シーズン中の10月26日には、体育会副理事の坂井利彰先生の「応援される勝者になるために」という講義を部員全員が聴講する機会を得ることができ、そこから色々なことを学んだことも最後の勝利を呼んだのだと思います。
まだまだ部長になったばかりではありますが、この期間に、部員と部員を支える多くの皆様から私も多くのことを学ぶことができました。これからも、部員たちが活躍する姿を見守りながら、この部の発展のために微力ではありますが力を尽くせたらと思っております。皆様からも引き続きご指導・ご支援を賜れれば幸いです。
監督 前田晃(1993年卒)
シーズン終了のご報告と御礼
平素より大学ユニコーンズに、多大なご支援、ご声援を頂き、誠にありがとうございます。11月12日の東大戦をもちまして、2023年度のリーグ戦が終了致しました。
今シーズンは、主将の鎌田泰成を筆頭に、スローガンとして「UNITE」を掲げ、4年振りに1月よりチームを始動させることが出来ました。しかし乍ら4月16日の関西遠征に於いて、部員による20歳未満飲酒が発生致しました。これにより4月26日付で部活動を停止、早慶戦の他、春のオープン戦も中止することになりました。改めて関係者の皆さまにはご迷惑とご心配をお掛け致しましたこと深くお詫び申し上げます。部活動停止期間中は、部内の総点検を行い、部長の交代を含む組織管理体制の見直しや、コンプライアンス研修等の部員教育を実施し、意識改革に取り組んで参りました。そして斎藤新部長の下、8月1日付で活動を再開する運びとなりました。活動再開に際しては、義塾や三田会、関係者の方々に、多大なるご支援を賜りました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
活動再開以降「TOP8」でのリーグ戦へ向けて、部員一同嵐が丘グランドで尽力して参りました。そして迎えた初戦は4年振りに対戦する早稲田、次戦の法政戦は昨年に引き続き東京ドーム、また最終戦の東大戦は横浜スタジアムという素晴らしい舞台での試合も実現しました。戦績で言えば、TOP8の壁は高く、残留争いに巻き込まれる非常に苦しいシーズンでしたが、試合を重ねる毎にチーム力は向上、2勝4敗5位の結果を残すことが出来ました。
これもひとえに温かく大学ユニコーンズを見守って下さったOBOG関係者の皆さまのお陰であり、心より感謝申し上げます。
現チームは12月16日の納会をもちまして活動を終え、4年生は引退するとともに、新チームが始動致します。来シーズンもTOP8という大変厳しい競争環境での戦いになります、部員ひとり一人が目標達成に向け、日々精進して参ります。今後とも、ご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。
主将 鎌田泰成
今シーズン終了のご挨拶
平素よりUNICORNSへのご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。2023年度主将を務めました4年OL/DL#52鎌田泰成です。
11月12日の東京大学戦をもちまして、UNICORNSは2勝4敗リーグ5位で2023年度リーグ戦を終えることになりましたのでご挨拶をさせて頂きます。
これまでの先輩方の想いを胸に、今年こそは日本一になろうと意気込んで迎えたシーズンでしたが、4月から活動自粛を余儀なくされ、秋シーズンも序盤に3連敗を喫するなど、とても思い描いたようなシーズンを送ることは出来ませんでした。今振り返っても、とても辛く苦しいシーズンだったと思います。
しかし、ただ辛い苦しいと下を向いて過ごしたシーズンではありませんでした。活動自粛や多くの敗戦など、何度も高い壁にぶつかり部員全員で苦しみましたが、それでもなんとか前だけを見て戦い成長し続けてきました。その結果が中央大学戦と東京大学戦での勝利です。
2勝4敗という数字は決して良い成績ではありませんが、多くの困難を部員全員が一丸となって、まさに「UNITE」して、戦い抜いたこのシーズンを私は本当に誇りに思います。
これからもUNICORNSは成長を続けていきます。今年のシーズンを糧として、頼もしい後輩たちが来年以降も懸命に戦い続けます。今後も戦い続ける後輩たちへ、引き続き温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
慶應義塾体育会アメリカンフットボール部 4年OL/DL#52
主将 鎌田泰成
副将 告野諒
2023年度副将を務めました告野 諒です。
先日の横浜スタジアムにおける東大戦をもちまして、今シーズンの試合は全て終了となりました。
今年度は開始直後から活動停止となり、秋シーズンに試合ができるかどうかも分からないといった状況から始まりました。多くの支えもあり、やっとの思いで秋シーズンを迎えることが出来ましたが、なかなか勝利を掴めず苦しい時シーズンでした。しかし「UNITE」というスローガンを掲げ、部員全員で目の前の試合に全力で向き合い日々の練習に取り組んだことで無事にTOP8に残留することが出来ました。これもひとえに活動再開に向けて協力して下さった体育会の方々、日頃から応援してくださるOB/OG会の方々、父母会の皆さまのお陰であると思います。
1年間応援ありがとうございました。これからも引き続き応援のほど宜しくお願い致します。
主務 飯塚仁
2023年度主務の飯塚仁です。
自粛期間中には多くのユニコーンズOBの方、そしてバスケ部や相撲部、アイスホッケー部などその他のOB会の方々まで親身になって相談に乗って頂き、このチームがまだ期待されている、愛されているということを体感しました。このような方々のおかげで、現在いる後輩だけでなく、将来ユニコーンズに入部してくる高校生やそれ以下の学生の為にも、本当に小さな1歩でも良いから組織の文化が良い方向に変わる年であってほしいと本心で思い、諦めず行動することが出来ました。お世話になった方々、応援してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
恐らく、何も問題もなく1年が終わっていたら、例年通りのチームができ、それなりの結果を残したのではないかと思います。しかし、この春を乗り越えたことで特に下級生は学ぶことが多く、実際にチームとして1段階成長したと感じています。強ければ何をしてもいいという文化ではなく、それぞれがチームの考えを理解し、自分の役割が何かを掴みかけていると思います。春には実力差を見せつけられた中央大学に秋リーグで勝利したことが、私にはチームに変化が生まれたことを象徴するかのように見えました。
きっと後輩はその勢いを落とさず、今年を良い踏み台として来年度以降は素晴らしい結果を残してくれると確信しています。今後とも応援の程よろしくお願いいたします。
塾高から7年の間にユニコーンズには本当に多くの事を学びました。この1年間は至らなぬ点も多い主務ではありましたが、最後まで見守って下さりありがとうございました。