春季初戦、明治大学を相手に勝利スタート!!
試合結果
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 10 | 0 | 7 | 5 | 22 |
明治大学 | 7 | 7 | 0 | 0 | 14 |
ゲームレポート
3年マネージャー 平山紗奈
1年アシスタントコーチ 山中陽統
平素より、大学Unicornsに対しまして、多大なるご支援並びにご声援を賜り、厚くお礼申し上げます。
本日は、5月15日(土)に行われました明治大学戦の結果をご報告いたします。
5月15日(土)、春季オープン戦において明治大学と対戦した。両校にとって今季初戦となった本戦は慶大が第1Qに先制TDを奪うと、すぐさま明大がキックオフリターンTDを決め、同点に追いつかれた。その後、慶大は敵陣でのインターセプトを決めるが、FGにとどまる。明大に第2QでTDパスを決められ、前半を10-14で折り返す。慶大は後半早々逆転TDを決めると順調に点差を広げ、見事逆転勝利を収めた。
試合は慶應のキックオフで始まった。キックオフ後、最初の明大の攻撃を3回で抑え、慶大の攻撃を迎えると、タイミングの早いパスと力強いランにより、順調に敵陣まで攻撃を進め、最後は4年RB#7大河原陸のランにより先制TDを決めた。しかし、直後のキックオフで明大にキックオフリターンTDを許し、同点に追いつかれてしまう。このまま明大の流れに傾くかと思われたが、3年DB#7藤田快人が敵陣でのインターセプトを決め、絶好のチャンスをもたらした。敵陣からの攻撃となった慶大だが、ゴール前の明大の粘り強いディフェンスを前にTDを取りきれず、2年K#86山本銀次郎のFGにより10-7と引き離した。
第2Q開始早々、明大にパントリターンでの大きなゲインを許すと、自陣まで攻め込まれTDを決められ逆転されてしまう。その後、慶大は第1Q同様4年QB#2久保田大雅のパスと層の厚いRB陣のランを織り交ぜながら多彩なプレーでドライブを重ね、自陣から敵陣深くまで攻め込むが、得点に繋げることはできなかった。ディフェンスでは4年DL#9佐藤理貴を中心とするDL陣の勢いのあるラッシュで明大オフェンスを圧倒し続けた。前半残り2分半、慶大はファンブルロストにより自陣からのディフェンスを迎えた。前半最後にして最大の正念場であったが、ディフェンス陣の奮闘により抑え込み、前半を10-14で折り返した。
後半慶大のレシーブから攻撃を開始したが、ここでもチームを勢いづけたのは4年RB#7大河原であった。4年QB#2久保田からパスを受けると2人のタックルをかわし敵陣へと侵入し、43ヤードをゲインした。一気に敵陣まで進んだ慶大は4年QB#2久保田から2年WR#1加藤豪介へのTDパスを成功させ、17-14と逆転した。
その後、互いのディフェンスが踏ん張りを見せ、中々スコアの動かない時間が続く。前半のように思うようにランが出ず、ファンブルなども重なり、思うようにリズムを掴めずにいた。しかし、ここでパンターも兼任する4年RB#7大河原が敵陣2ヤードでサイドラインを割る絶妙なパントを魅せた。次のプレーで4年DB#25水原大が明大のランをエンドゾーン内でタックルし、セーフティーとなりリードを5点差に広げた。
後半残り5分、5点差。慶大としてはなんとしてでも追加点の欲しいシチュエーションだ。2年RB#6石黒真人のランを中心に時間を稼ぎながらドライブを重ね、敵陣に侵入。2年K#86山本がFGを成功させ、点差を8点に広げた。その後、慶大DB陣の活躍により明大のパスオフェンスを封じ込め、22-14で勝利した。
本戦のスタッツでは明大の総獲得ヤード177ヤード、ファーストダウン更新8回に対して慶大は345ヤード、ファーストダウン更新19回と圧倒している。にもかかわらずここまで試合がもつれたのは二度のファンブルロストや、キッキングの完成度の甘さによるものであり、慶大にとっては課題の残る試合となった。そうした反面、終始粘り強さを見せたディフェンスはまさに称賛に値するだろう。また、オフェンスでは2年WR#1加藤や2年RB#6石黒など下級生の活躍も多く見られた。
来たる5月23日(日)は中央大学戦である。試合までさらなる躍進を続け、春季オープン戦2連勝を飾りたい。
次節は5月23日(日) 13:30 K.O.に中央大学戦が行われます。
次戦も勝利を掴み取るべく、部員一同練習に励んで参ります。
画面越しに変わらぬご支援ご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。