【結果】2022チャレンジマッチ vs明治学院大学

明治学院大学戦見事勝利!!
TOP8残留決定!!

試合結果

2022年12月17日(土) 慶應義塾大学 対 明治学院大学
13:45 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應  3  0  7  9 19
明学  3  7  0 10

詳細は下記リンクをご覧ください。
http://www.keio-unicorns.com/magazine_photo/2022/20221224-1.pdf

ゲームレポート

広報部会 山田 健太(H7年卒)

明治学院との熱戦を制しTOP8残留!!

明治学院と来季TOPかBIGかを決める大一番は、胃の痛いヒリヒリのゲーム展開。

先制のフィールドゴールを決めたDB/K#29玉川雄基(2年・東京都立駒場)<写真提供:岡見清隆さん>

前半を3対3で折り返すと、後半早々にTDを奪われ3対10と逆転を許す。
すぐさま同点に追いつき、10対10のまま4Qにもつれ込む展開。

執念で同点TDを掴み取ったQB#15相馬大輝(3年・麻布) <写真提供:岡見清隆さん>

ゲームは若干Unicronsが支配している感じだったが、明治学院のRBが実に素晴らしく、ワイルドキャット体型からの多彩なランプレーで流れを押し戻し、要所でUnicornsをミスをしてしまい拮抗している試合であった。

最高の集まりでゲインを許さないDEFENSE陣<写真提供:岡見清隆さん>

4Q早々、敵陣30yまで迫るもTDは奪えずFG。
そこそこ長いトライとなるが、K29玉川のナイスキックで13対10。
リードを奪うが僅か3点。
まだまだ胃痛は治らない展開。

相手OFFENSEの流れを断ち切ったDB#30沼田航平(2年・慶應義塾) <写真提供:岡見清隆さん>

続くディフェンスは、手こずっていたワイルドキャットを素晴らしい集まりでパントに追い込む。
シーズンを通じて、ディフェンスは運動量が多く、全員で集まる姿勢が素晴らしかったが、まさにそれを具現化したナイスディフェンス。

何度もUNICORNSをインターセプトで救ってきたDB/K#20藤田快人(4年・慶應義塾) <写真提供:岡見清隆さん>

ナイスパントをくらい自陣15yからのオフェンスとなったが、残り9分で回ってきた、勝負の実質ラスト・ドライブは今年のUnicornsオフェンスを象徴するドライブ
チームを支えたRB2中島の好走とSB8又平へのタイミングパスでフレッシュ。
再び、中島、又平でフレッシュを重ね、リズム良く敵陣40yまで攻め込む。

好走でチームを支えたRB#2中島彰吾(4年・慶應義塾) <写真提供:平山紗奈さん>

シーズン中盤から頼れるエースに大躍進したQB15相馬の、持ち味を生かしたQBラン。
続くパスプレーも、持ち前のアジリティを生かし、サック寸前を逃れSB又平にヒット!
25yまで攻め込む。
続くプレーで痛恨のホールディング。
35yまで戻され、1stDown20yの苦しいシチュエーション。
ロングシチュエーションになり、明学も渾身のパスラッシュ。
QB相馬に襲いかかるが、かわしにかわし、ブレイクを重ね、なんとか3rdDown12yとワンチャンスを残す。
明学にラスト・ドライブが残る時間でもあったので、FGではなくTDが欲しいところ。
ここで再び、SB又平に際どいパスを通しフレッシュ!
このホットラインは頼もしい。
残り3分、ボールオン15y。
QB相馬が投じたコーナーへのTDパス。
オーバースローに見えたが、SB又平が長身を活かし、DBに絡まれながらもジャンピング・キャッチ。
片足をかろうじてインフィールドに残し、圧巻のTDを決める!!
相馬と又平のホットライン、ここに完成というシリーズ。
FGは外したが、19対10。
残り2分20秒。
可能性はゼロではないが、概ね勝負あり。
ここで胃痛も治まった。笑

競り勝ち勝ち越しのTDを決めたTE/SB#8又平憲人(3年・慶應義塾) <写真提供:岡見清隆さん>

明学のラストドライブを、52番DL蒲田がサック、12番DB井手がナイスカバーと守りきり勝利が確定。

QBサックで相手の希望をへし折ったOL/DL#52鎌田泰成(3年・慶應義塾) <写真提供:岡見清隆さん>

見事に来季TOP8のバトンを後輩たちに渡し、2022年近藤主将のシーズンが終了。
主将の近藤、そして、厳しい環境下でチームを引っ張り最後まで戦った4年生各位、お疲れ様!!

怒涛の秋シーズンをTOP8残留で幕を閉じたUNICORNS<写真提供:岡見清隆さん>