【結果】2024リーグ戦TOP8第5節 vs桜美林大学

見事な2ミニッツオフェンス!
桜美林に完勝!!

試合結果

2024年10月13日(日) 慶應義塾大学 対 桜美林大学
11:00 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應 3 17 0 7 27
桜美林 0 0 0 7 7

▼試合詳細は下記リンクをご覧ください▼
第5節桜美林大学戦 試合結果詳報

ゲームレポート

広報部会 山田健太(H7年卒)

プレーオフ進出に向け、残り3戦、負けられない戦いがスタート。

Unicornsは、0番QB水嶋(4年)でスタート。

オプションの切れ味に鋭さに定評のある水嶋(4年)


ここまで16番QB松本(4年)を軸にするオフェンスが中心だったが、やはり、今シーズンは2枚看板のQBを使い分けながら戦っていく方針みたいですね。

水嶋はオプションの切れ味に鋭さがあり、ランプレーを中心にプレーコール。
しっかりとドライブしFGで先制。(3-0)

この後も、引き続きランプレー主体でゲームを構築。

例年になくドライブを続けていくことは出来ているのだが、どうしても決定力に欠け、2Qに追加のFGを決めるものの「 6対0 」と点差を開くことが出来ない。

攻守に渡りゲームを支配しているものの、TDを奪えず、逆に1TDでひっくり返される少し嫌な展開。

そして、2Q残り3分半で回ってきたオフェンス。
QBを松本にスイッチしパッシング・オフェンスを展開。
ここからの3分が見事すぎました!!

Ball on 30yから、エースWR1番久保(3年)がストリークでフリーになり、冷静にQB松本がヒット。そのまま快速を飛ばし70yの見事すぎるTD。

13-0 となり、一安心してハーフタイムに入れると思ったところ、今度はディフェンスのエース、DB43番林(4年)がビッグプレー!

DB43番林(4年)がビッグプレー

桜美林レシーバーがキャッチしたところに、狙いすましてボールにパンチング。
観客席から見ていたのですが、角度的にしっかり見える位置でして、このプレーは本当に感心しました。

相手のミスでもなく、偶然でもなく、ハードヒットでもなく、冷静にファンブルフォースを狙った技アリのプレー。
さすがディフェンスの要です。

そして、それを自らリカバー。格好良すぎです!!

残り1分18秒で再びオフェンス。

このチャンスを、今度は、もう1枚のエースWR7番水野(4年)と松本のホットラインで仕留め、僅か3分で2TDと前半でゲームを決めてくれました!!(20-0)
このTDも、水野が半身抜け出したところに松本のパスが綺麗に落ちてきて、非常に美しいTD。

QBとレシーバーのタイミングがどんどん合ってきている感じで頼もしいプレーでした。

前半で点差がついたこともあり、後半は来シーズンを託すであろうQB8番山岡(3年)を積極的に起用したり、1年生の選手を起用したりと、選手層の厚みを出すことに使えたことも有意義でした。

来シーズンを託すであろうQB8番山岡(3年)

オフェンスは、最終的にランプレーで150yくらいのゲイン。
決定力に欠けていることは否めませんが、努力の成果は出てきています。

エースRBは10番山内(3年)で、試合ごとに良くなってきていますが、最後に登場した1年生RB田中が初登場とは思えない良い走りを見せてくれました。

そして、オフェンスで褒めたい選手がもう一人。
ついつい、久保、水野、そして9番黒澤(4年)を中心にレポートを書いてしまっていますが、WR80番藤崎(4年)が素晴らしい活躍をしているんです。

オフェンスのリズムを作っているのは、藤崎のキャッチということが多いです。
1試合を通じ、そしてシーズンを通じ、藤崎でリズムが作れています。

仕留めているのは、水野、久保、黒澤が多いですが、間違いなく、藤崎の貢献度は激高です。

安定感のあるWR80番藤崎しおん(4年)

 

そしてディフェンスでは、DB林、32番沼田(4年)、28番丹羽(4年)。
LBですと4番倉田(3年)あたりにフォーカスしがちなのですが、DB29番玉川(4年)、LB13番赤木(3年)も素晴らしい。

玉川は、もともと素晴らしいプレーヤーで、ビッグプレーやハードタックルで注目はされている部分あります。
応援指導部の応援ボードにも玉川を応援するものが用意されている程です。笑

玉川は、もともと素晴らしいプレーヤーで、ビッグプレーやハードタックルで注目はされている部分あります。
応援指導部の応援ボードにも玉川を応援するものが用意されている程です。笑
また、赤木は、春から秋シーズンにかけ、ほとんどの試合にフル出場しつづけているタフな男。
そして、試合ごとに良くなってきています。
ターンオーバーに絡んだりもしだし、「ディフェンスの要の一人」というオーラが出てきました。
昨年に比べると、ややディフェンスに弱さがあるのですが、赤木の成長、怪我からスタメン復帰のDL55番山田(2年)の鮮烈なQBサックなどもあり、こちらもまだまだ伸びしろがありそうですね。
ということで、攻守に渡り、仕上がってきている感じが伝わり、嬉しい快勝、嬉しい1戦となりました。
何度か触れている通り、3位に入ればプレーオフ進出です。
成長に終わりはなく、11月、12月で一番強くなっていれば良い訳です。
そしてUnicornsは強くなってきていますが、まだ早稲田・法政には及ばないかなという印象。
もっともっと成長し、この2チーム、そして関西を凌駕できるよう頑張ってください!
次節も負けられない東大戦。
10月27日を楽しみに待ちましょう!!