【結果】2020秋季神奈川県大会2回戦 vs横浜高校

高校監督 深澤(平成9年卒)

皆様
高校監督の深澤です。

平素は高校ユニコーンズの活動にご理解とご声援をいただき本当にありがとうございます。
さて、コロナ禍のなか、ようやく神奈川県大会が始まりました。今年は、3月以降部活動が大幅に制限され、公式戦はもちろんのこと練習試合も全く出来ず、まさにぶっつけ本番の初戦となりました。

事後報告で大変恐縮ですが、無事勝利しましたので、ゲームレポート、スタッツ等を報告させていただきます。次戦の準決勝に勝利すれば関東大会進出となります。

なお、今年は、原則「無観客試合」となっておりますので、次試合以降の日時のご案内は控えさせていただきます。何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

試合結果

日時:10月18日(日)10時キックオフ
場所:慶應義塾アメリカンフットボール場(嵐が丘グラウンド)
対戦校:横浜高校

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q FINAL
慶應義塾 14 14 6 34
横浜 0 0 0 0

▼スタッツはこちらからご覧ください▼
http://www.keio-unicorns.com/magazine_photo/202010/20201022-1.pdf

ゲームレポート

今年度初となる公式戦の対戦高校は横浜高校。
コイントスにより横浜高校が前半の攻撃権をチョイス。 慶應高校のキックオフにより試合開始。1Qの最初のディフェンス、横浜高校はファーストプレイに、QBからハンドオフを受けたRBがWRにロングパスを投げるスペシャルプレーを選択するも、慶応高校の攻守によりパス失敗。その後慶應高校は順調に横浜高校オフェンスを抑えてパントへと繋げたが、相手パンターが機転を効かしてオープンへスクランブル。しかし DB#31丹羽が激しく前に上がり、サイドライン側でのナイスタックルによりフレッシュ獲得を防ぐ。振り返るとこのプレーが今日のゲームの流れを作ったと言える。

その後敵陣25yard付近からボールを受けたオフェンスが、RB#4田中による見事なランプレーでTDに繋げる。その後のキックも成功し7−0。慶應ディフェンスはその後も、DL#75柿沼やLB#80飯村によるQBサックで横浜オフェンスを抑え続けてオフェンスに繋げ、さらにその次のドライブもオフェンスはRB田中のランプレーでTDを獲得して14−0。わずか3プレーで1Qの間に2TDを奪い取った。

2Qには慶應オフェンスは引き続きランプレーで敵陣25yardまで前進し、QB#16松本が投じたロングパスをWR#10久保が好捕しTDを奪い、その後のキックも成功し21−0。直後のキックオフは、K#47佐々木の好キックによりタッチバック、25yardから横浜オフェンスが始まったが、それを慶應ディフェンスが難なく防ぎパントへと繋げた。その後のドライ ブでも慶應オフェンスはランプレーで敵陣に攻め込み、再びQB松本が投じた久保へのエンドゾーンを狙ったパスが決まりTDで28−0。2Qまでで合計4つのTDを奪った。

3Qからは2年QB#97鈴木がオフェンスを指揮し、ランプレーでゲインを続け、最後はRB#27眞宅がランプレーでいくつものタックルを払い退けてTD。34−0となり、後半で30 点差が着いたためコールドゲームとして試合終了となった。

本ゲームは、練習試合を含めて初の対外試合となったが、反則もなく、また、円滑なサイドラインワークを通じて自分達のリズムでゲームを進めることが出来たことが最大の収穫。試合経験の少ない選手の頑張りはもちろんのこと、入念な事前準備のもと、ゲームプランどおりに試合運営を完遂した学生コーチのハードワークにも称賛の言葉を送りたい。