【結果】2025春季関東大会決勝 vs駒場学園高校

塾高父母会 大島

東京TOP3を立て続けに撃破!最後まで自分達を信じて勝ち取った優勝🏆

試合結果

6月28日(土)春季関東大会 決勝
慶應義塾高校 対 駒場学園高校
15:00 Kick Off @富士通スタジアム川崎

1Q 2Q 3Q 4Q
駒場学園 6 0 7 7 20
慶應義塾 0 3 7 14 24
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ゲームレポート

慶應義塾高校 24 対 20 駒場学園高校

9年ぶりの春季関東大会優勝!喜びをチーム全体で分かち合う!

初めての富士通スタジアムでの公式戦。
攻守タレント揃いで都大会からここまで圧倒的な強さで勝ち進んできた駒場学園(東京1位)と、関東大会で佼成学園(東京3位)と足立学園(東京2位)を僅差逆転で制し勝ち上がってきた勢いのある慶應ユニコーンズとの決勝戦。
灼熱の暑い環境で最後まで目が離せない熱き試合が繰り広げられた。

1Q

K#99大島(3年)のキックで試合開始。
相手リターナーのスピードに乗ったランをDB#17文平(3年)が食い止める。
敵陣38ヤードより駒場学園の攻撃は、ラン2つでフレッシュ後、一気にランで自陣20ヤードまで進まれる。
ジェットモーションからのランをDB#14横手貴(2年)がナイスタックル。ゲインを許さない。
相手のQBランをLB#31戸田旭(3年)がロスタックル!
3rdロングのシチュエーションでLB#31戸田旭が抜群の読みでパスカット。
4thダウンギャンブルしてくるもDL#99大島のタックルでフレッシュ更新させず、攻撃権交代。

LB#31戸田旭の鋭いタックル

自陣15ヤード付近より慶應の攻撃。
OL#62堀之内(3年)など強力なOL陣のナイスブロックもあり、RB#15鶴田(3年)のラン2回でファーストダウン更新。
WR#86横手一(2年)へのロングパスを試みるも相手のカットもあり惜しくも失敗。
またもOLの強力ブロックでRB#15鶴田のランで9ヤードのゲイン。
反則もあり、サードダウン6となり、いい位置に走り込んだWR#21日髙(3年)へのパスを試みるも強烈なタックルにてフレッシュ出来ずパントで攻撃権交代。

駒場学園自陣38ヤードから攻撃。相手RBへのパスで自陣20ヤードまで進まれ、その後のランでタッチダウンを許してしまう。
相手はTFPでキックを試みるもLB#9戸田周(3年)がブロック!!
足立学園戦に続く、失点を6に抑えるビッグプレー! このブロックによる1点が最後まで影響を与える事になる。

LB#9戸田周の値千金のFGブロック(2試合連続!)

相手のキックで試合再開。リターナーRB#27保刈(2年)が自陣31ヤードまでゲイン。続いてRB#15鶴田のランプレー3つでファーストダウン更新。#75浅倉(3年)、#72命尾(3年)、#52岩永(3年)などの高重量OL陣のナイスブロックがここでも光る。
パスとランを試みるも進めず、サードダウン10となったが、WR#10高木(3年)のライン際でのスーパーキャッチでファーストダウン更新。

屈強なOLのブロックの隙間をくぐり抜けるRB#15鶴田

2Q

またしてもRB#15鶴田のランで7ヤードのゲイン。
サードダウン3ヤードとなり、パスプレーを選択もQB#5野口(3年)が判断良く自らスクランブルし2ヤード進む。
4thダウン1ヤードをギャンブルし、RB#15鶴田のランでファーストダウン更新。
サードダウン8からランを選択し、RB#36大場(2年)のナイスゲインもファーストダウン更新ならず。フィールドゴールを選択。
K#99大島が42ヤードフィールドゴールを成功。3点を返し、3-6とする。

K#99大島のフィールドゴール

キックで再開、相手リターナーのキレのあるランでロングゲインのピンチだったが、DB#22中塚(3年)の渾身のナイスタックルで止める。
駒場学園敵陣33ヤードより攻撃。QBランで自陣48ヤードまで大きく進まれる。
LB#4仁藤(3年)の体を張ったタックルでフレッシュを阻止。
サードダウン2ではLB#31戸田旭の強烈なロスタックルで大きく押し戻し、相手は4thダウンでパントを選択。

攻撃はRB#15鶴田のランで進むも反則がありサードダウン9となる。
TE#81進(2年)は相手の素早いタックルを受けつつもナイスキャッチ。惜しくもファーストダウン更新はならず。
P#31戸田旭は相手の厳しいプレッシャーを受けながらもナイスパントで42ヤードの陣地回復。
駒場学園敵陣33ヤードより攻撃。QBキープのランもLB#31戸田旭、DB#7皿澤(2年)のナイスタックルでゲインを許さない。

LB#31戸田旭とDB#7皿澤のナイスタックル

ここで前半残り2分
相手はスペシャルプレーを選択もDL#70小谷(2年)などDL陣のナイス反応でゲインを許さない。
サードダウン10から相手はQBランを選択するも、DB#1多賀谷(3年)の素晴らしいポジション取りでのナイスタックルでフレッシュ更新を許さない。
相手のパントで攻撃権交代。自陣38ヤードより慶応の攻撃。
残り時間少なく、リズム良くパスで進みたいところであったが、1プレー目のパスを相手のスーパープレーによりインターセプトされ攻撃権交代。

駒場学園50ヤード付近より攻撃。パスで15ヤード進まれる。
相手はパスを選択しQBがスクランブルするも、DB#14横手貴の気迫のこもった激しいタックルでゲインを許さず。相手QBはヘルメットがとれたままプレーを続行する反則となり、15ヤード大きく後退。
サードダウンベリーロングとなり、相手はパスを選択。これをDB#7皿澤のあわやインターセプトのビッグプレーでパス失敗に抑える。
相手はパントを選択し、攻撃権交代。

DB#7皿澤のあわやインターセプトのビッグプレー

残り18秒、自陣16ヤードより慶應の攻撃。
果敢に攻撃する姿勢を見せる慶應は、RB#15鶴田のナイスラン2回で後半の反撃を予感させ、前半終了。3-6で折り返す。

3Q

駒場学園のキックで試合再開。
RB#27保刈のリターンで慶應自陣32ヤードからの攻撃。
RB#15鶴田のラン2回で幸先よくファーストダウン更新。#71三浦(2年)、#72命尾などOL陣のナイスブロック、そしてRB#15鶴田のナイス判断が光る。

OL#71三浦、OL#72命尾のナイスブロック

QB#5野口からWR#10高木へのホットラインのパスなどが通るものの、ファーストダウンは更新できず。慶應はパントを選択。攻撃権は駒場学園に移る。

駒場学園敵陣33ヤードから攻撃開始。
駒場学園にパスやQBランで進められ、立て続けにファーストダウンの更新を許してしまう。そしてQBランによってタッチダウン。TFPも決まって、3-13と点差を広げられる。

駒場学園のキックで試合再開。3Q残り2:52
DB#7皿澤がリターン。慶應自陣21ヤードより攻撃開始。相手の反則もあり前進。
RB#36大場のナイスランで6ヤードのゲイン。
OL#71の三浦のナイスブロックもあり、RB#15鶴田の37ヤードのロングゲイン。
そしてゴールto19ヤードからのファーストダウンの攻撃。
#52岩永、#71三浦などOL陣やTE#99大島の力強いブロックで完全に走路を開け、RB#15鶴田がスピードを落とすことなく走り切りタッチダウン!
TFPも決め7点を返して10-13とする。粘り強い。

RB#15鶴田のタッチダウンラン!見守るOL陣

流れに乗り、K#99大島のキックオフはタッチバック。相手エースリターナーにランをさせない。駒場学園敵陣25ヤードより攻撃開始。
LB#7皿澤の突き刺すようなナイスタックルに観客大歓声!

4Q

いよいよ4Q、残り10分の戦いへ。
しかし、ランを続けられファーストダウン更新を許す。
その後パスも決められ、自陣15ヤード付近まで攻められると、最後もパスを決められタッチダウンを許してしまう。TFPも決まり、10-20となる。

駒場学園のキックで試合再開。
リターナーはWR#18鈴木隆(2年)。好判断で走路を変え自陣29ヤードまでリターン。
慶応の攻撃開始。
サードダウンでWR#10高木へのパスが成功。4thダウン1ヤードとなりギャンブルを選択。ブロッカーを増やしたパワープレーでRB#15鶴田がナイスランを見せ、この勝負どころでファーストダウンを更新。
そしてここでQB#5野口からWR#10高木へのホットラインのロングパスが決まり、執念でタッチダウンまで持っていくスーパープレー!!観客総立ち。
TFPも落ち着いて沈め17-20とする。

WR#10高木の華麗なパスキャッチからのタッチダウン!

残り4:40
キックオフは再度タッチバック。駒場学園敵陣25ヤードより攻撃開始。
LB#4仁藤の強烈なロスタックル。ユニコーンズの流れをつくる大きなプレー。
サードダウン11ヤードとなり、相手のランをLB#3渡邉(3年)と#72命尾がタックルし止め、ファーストダウン更新を許さず。完全にユニコーンズの勢いが圧倒。
駒場学園はパントにより陣地を回復。

慶應に攻撃権が移り、自陣39ヤード地点より攻撃開始。
RB#15鶴田のランをコール。1プレー目は3ヤードで止められたが、2プレー目。
#52岩永、#72命尾、#71三浦などの全OL陣の渾身のブロックをRB#15鶴田がすり抜け、58ヤードを駆け抜けての逆転タッチダウン!
TFPも落ち着いて沈め24-20とする。

走っても走っても衰え知らずのRB#15鶴田のタッチダウンラン!

残り2:07
パスとランで大きく前進を許し、自陣22ヤードまで攻め込まれる。
ここでDB#13髙村(2年)のスーパープレーが炸裂!相手QBの目線を完全に読み切り試合を決定づけるダイビングインターセプト。

DB#13髙村の試合を決定づけるインターセプト!スタンドが沸く

ここで反則を取られ罰退し自陣3ヤードから慶應の攻撃。セーフティのリスクがあるデンジャラスゾーンを抜けるべく、RB#15鶴田のランで前進。

細心の注意が必要なゴール前の最後の攻撃 QB#5野口からRB#15鶴田へ

残り4秒。ヴィクトリーフォーメーションでQB#5 野口のニーダウンで終了のホイッスル!9年振りの春季関東大会の優勝を掴み取った。

35℃を超える炎天下で最後まで自分達のプレーを信じて戦いぬき、今回も試合終盤で逆転するドラマチックな展開。タレント揃いの駒場に対して、選手、サイドライン、そして観客が一体になってスタジアムのモメンタムをユニコーンズに引き寄せての勝利だった。

春シーズンを通じて、緊張感のある試合を経験し、今年度のスローガンである「勝」を逆転勝利で勝ち切ってきたことで積み上げた自信は大きい。
秋に向けて個々人がパワーアップするとともにチームワークを高め、さらなる高みに向かって一周りも二周りも大きなチームに成長して秋シーズンを迎えることに期待したい。

保護者、OBの皆様の多大な声援が大きな後押しになっております。
春シーズンを通じての応援に心より感謝申し上げます。
そして、秋大会、クリスマスボウルに向けて、更なるご支援、ご応援を賜りたく、お願い申し上げます。
何卒よろしくお願い致します。