広報部会 高木 慶太(H7年卒)
李卓さん(平成29年卒・オービックシーガルズ)がNFLの発表した2021年インターナショナル・プレーヤー・パスウェー・プログラム(International Player Pathway Program/IPPプログラム)の枠を争う9カ国11名の選手に内定。ランニングバックとしてプログラム参加を目指すことになりました。
李卓さんは、ライスボウル後の記者会見にて「加速とボディバランスはアピールポイントだが、まだまだ足りない要素も多くトレーニングを経てNFLにふさわしい選手に成長したい」と述べ、今回のIPPプログラムを通じて2021シーズンの練習生ポジション(プラクティススクワッド)に選出されることを目指し、まもなくアメリカでトレーニングを開始します。
IPPプログラムとは
インターナショナル・プレーヤー・パスウェーは、北米以外の海外の選手にNFLレベルで競争し、スキルを磨き、最終的にはNFLロースターのスポットを確保できるようなチャンスを与えるため、2017年に開始されたプログラム。
NFL国際部門最高執行責任者(COO)を務めるダマニ・リーチは「2017年の創設以降、このプログラムはNFLにおける国際的な選手のパイプラインを強化しようとするリーグの継続的な取り組みの一環として進められている。世界規模でNFLの試合を拡大し続ける中、世界中のアスリートたちに、彼らのスキルを披露するチャンスを与えられることを楽しみにしている」とコメントしている。
NFLの8つあるディビジョンのうち、無作為に選ばれた1地区に所属する4チームが2021年のIPPプログラムに選ばれた海外選手を受け入れる。プレシーズンのトレーニングキャンプ終了とともに各選手はアサインされたチームでの外国出身練習生としての資格を得る。これにより、各選手が属するチームはシーズンに向けて1人多くの練習生を擁することができる。
2020年はIPPプログラムを通じてNFLと契約した選手3名が、レギュラーシーズンゲームに出場している。
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