広報部会 高木 慶太(H7年卒)
カナダのプロフットボールリーグ(CFL)で初の「グローバルドラフト」が現地時間4月15日(日本時間16日)にトロントで行われ、ユニコーンズOBの李卓さん(現オービックシーガルズ)がモントリオール・アルエッツにドラフト3巡24位で指名された(全9チーム×4巡=36人)。
事前に発表されたCFLの88名のドラフト候補リストに入っていなかったため驚きの指名となった。李さんはNFLのIPP候補生としてアメリカ・フロリダ州でのトレーニングプログラムを終え、5月1日の結果を待つ状況。IPP候補生の最注目選手サミス・レイエス選手(チリ出身のバスケットボール選手でフットボールは未経験)がドラフトに先んじてNFLワシントンと契約したことから、李さんの順列が上がったと見る向きもある。李さん自身もNFL挑戦を優先することを表明しているが、今後の動向が注目される。
なおCFLドラフトで指名された選手は5月中旬からチームのトレーニングキャンプに招へいされ、46名のアクティブロースター入りを目指すことになる。レギュラーシーズン開幕は6月11日の予定。
アクティブロースターのうち日本人選手を含むグローバル選手(カナダ、アメリカ以外の選手)には2つの特別枠が用意されている。また、ロースターに入れなかった場合でも、練習生になる道が残されており、1チームにつき13枠用意された練習生枠のうち3つがグローバル選手枠となる。
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