審判候補関連記事① 審判候補がついに!! 2021.05.20

広報部会

我々三田会(OB・OG会)の会長である薮内さん、副会長である大野さんは、長きに渡り審判を務めてくださっています。
三田会の代表となるのお2人方が審判をされていることから、我々にとり審判は、他のチームに比べて身近な存在に感じるかもしれませんが、ここ数年、大きな「審判問題」がUnicornsを悩ませ続けていました。

何度もユニコーンズ・ネットやイヤーブックなどでも取り上げてきましたのでご存知の方も多いかもしれませんが、この審判問題は何かと言いますと、Unicorosnに当てはめますと、
1)慶應義塾大学出身者の審判を3名出さなくてはいけない
2)3名とカウントする審判は65歳までとする
3)この条件を満たさない場合は下部リーグへ降格処分となる
(なお、新規に登録できる審判は48歳までである)
というものです。

現在、薮内さん(S46卒)を筆頭に、杉山さん(S47年卒)、井上さん(S52年卒)、大野さん(S58年卒)、保田さん(H11年卒)と5名の審判登録がありますが、残念ながら、上記の条件を満たす審判となりますと大野さん、保田さんの2名となり、降格処分の要件に抵触している状態となります。

今年の5月までに解消出来なかった場合、いよいよ降格処分の対象になるという、まさに崖っぷちの状態でありました。
昨年、長らく監督を務めて頂き、広い世代に面識のある山澤元監督をリーダーに、審判の大野さんと共に、特命チームを組み精力的に動いて頂いたと聞いています。
何十名を人選し、コンタクトし、面談し、説得しと、このコロナ禍で様々な制限が加わる中、その大変さは想像以上だと思いますが、そのご苦労が報われ、まさにギリギリの4月の段階で、新しく審判への道を目指してくれる3名の方が立候補してくださいました。

正確に書きますと、この3名は、まだ審判候補です。
今後、いくつかの研修を受けることで審判登録が完了し、Unicorosnとしての要件を満たすことになりますので、厳密には、まだ問題が完全に解決した訳ではないのですが、まあ大丈夫であろう目処がついたとのことです。
この3名を簡単にご紹介しますと、
山田健太さん(H7年卒)
奥田雄さん(H20年卒)
高田誠さん(慶應高校OB推薦)
となります。

ご本人達にはご本人なりの志があろうかと思いますが、Unicornsの崖っぷち問題を解決してくれた訳ですので、感謝は尽きませんし、今後も、ユニコーンズネットなどでご紹介をしたいと考えています。むろん、今回は、この3名が救世主的ではあるのですが、これまで長きに渡り、まさに「縁の下の力持ち」ではありませんが、審判活動を通じ、チームのみならず、日本のフットボールの発展に寄与されてきた、薮内さん、杉山さん、井上さん、大野さん、保田さんへの感謝を忘れてはなりません。

また、継続的に審判を輩出することは、TOPレベルで活躍するチームに課せられた義務でありますので、今後も引き続き、審判を募り続けることになります。
一段落はしましたが、終わりではありません。
広報部会としましても、審判の活動とは、魅力とは、苦労とはを伝えていこうと思っておりますので、今後も「審判問題」に関心を持って頂ければ幸いです。