「激動のシーズンを振り返って」蜂須賀会長コメント 2023.12.22

アメリカンフットボール三田会 会長
蜂須賀 泰隆(S59年卒)

さる12月16日(土)におこなわれた、アメリカンフットボール部納会に出席してきました。
アメリカンフットボール三田会を代表して、以下の主旨の挨拶をおこない、ならびに卒業生代表の飯塚主務に、記念品を贈呈してきたことを、ご報告いたします。

卒業生代表飯塚主務に記念品を贈呈する蜂須賀会長

まず、創部以来の危機といっても過言ではない、この上なく非常に厳しかったシーズンを、特に4年生の想像を絶する頑張りで、乗り越えたことに対して卒業生に賛辞を送りました。
一方、1600名を超えるユニコーンズOB/OGからの願いは、「絶対に、二度と不祥事を起こしてはならない」ということ。部員の行動の一つひとつが、部長やOB会長の交代、他大学では廃部というほど、周りの人の生活や人生に大きな影響を与えてしまうという、重い現実を直視するよう、再確認いたしました。
最後に、来シーズンは、全日本選手権であるトーナメント形式のポストシーズンに出場し、1日でも1試合でも多く、OB/OGの応援機会を増やして欲しいと、想いを伝えました。

<ちょっと回顧録>

私の記憶では、ユニコーンズ史上最も長いシーズンとなったのは、2016年であったかと思います。その年、李卓主将率いるチームは、最終法政戦に勝てば、甲子園ボウル出場というほどの快進撃を続けましたが、最後の最後で夢破れ、非常に悔しい結末となりました。
その後12月25日のクリスマスの日に、横浜スタジアムにて、関西リーグ2位である立命館大学パンサーズと関東リーグ2位のユニコーンズが、東京ボウル(当時2020東京オリンピックに向けて開催されていた東西対抗戦)にて対戦することとなり、4年生もその日まで練習し、ゲームに出て長いシーズンを終えたのでした。
ちなみに納会の日程も当初から延期となり、試合翌日の12月26日に開催され、当時は父母会会長として惜別の言葉を述べたことも、7年ぶりに納会に出席して思い出しました。