マーケティング担当 重永航平・松本美波（新2年）
合計4回にわたって「新生UNICORNSのチーム作りとは」をテーマに掲載するコーナー。
第3回のテーマ：「新主将・横手が生んだチームの意識の変化とは」
新生UNICORNSが目指すチームとは一体何なのか。
これを追求するため、今年度主将に就任したLB #6 横手謙太朗（4年・慶應義塾）に、現役部員からの率直な質問も交えながらインタビューを行った。
今回はそのインタビューの様子をお届けする。
LB#6 横手謙太朗（4年・慶應義塾）
Q.医学部との両立は大変ですか？
A.大変、、、両立というか、、もう勉強の方はギリギリになっちゃってて。
Q.勉強は最低限やって、それ以外はアメフトに、、といったかんじですかね。
A.そうですね、、でも授業とかで練習に行けないのは嫌です。
Q.今の横手さんといえば、全身でアメフトに取り組んでいるイメージが強いですが、以前、高校の時はあまり本気で取り組んでいなかったとおっしゃっていました。その気持ちの変化のきっかけを教えてください。
A.話すと長くなっちゃうんですけど、そうですね、高校の頃は本当にやる気ない、やる気ないというか、練習しないのがかっこいいでしょみたいな感じで。大1、大2の初めぐらいまでそういう感じだったんですけど、なんか、もったいないな、、というのに気づいて、それはきっかけは、なんなのかっていうと、一つ挙げるなら、いっぱいあるんですけど、安藤コーチ*との出会いとかですかね。安藤コーチにあって、カルチャーショックじゃないですけど、本気(マジ)でやるとか、目標を決めて、今の行動を決めるとか、そういうマインドを教えてもらったのは安藤コーチなので。
*安藤彬(2013年度主将・LB)
Q.過去のユニコーンズや他大学と比較して現在のユニコーンズの特徴を教えていただきたいです。
A.んーと、個性が豊かだなと思います。
Q.個性が豊かとは選手としてですか？人間としてですか？
A.まあ、人間的ですね。
Q.人間的に豊か、というのはある意味まとまりのないようにも思えてしまうのですが、一つのチームとして個性が豊かというのはどのように左右していますか？
A.まあ、そうっすね。軍隊みたいな感じだとチームとして面白みがないと思うので、個性はありつつもみんながひとつの目標に向かって同じ方向を向いてるっていうのが理想像です。
Q.いま理想の姿という言葉が出ましたが、横手主将の思う理想像と比べて今のユニコーンズに足りていないものはありますか？
A.足りないことですか。。それは人間的なことですか。
Q.あ、そうですね、アメフト的なところも含めて多面的なところでですね。
A.まあ、アメフト的なところでいうとフィジカルですね。人間的なところでいうと、そうっすね、自分で考えて自分で判断するっていうのが、まあ理想なんですけど、そこはもうちょいかな
Q.では、いま横手主将があげられたUNICORNSの足りない点について、チームとして、または横手主将個人として働きかけていることはありますか？
A.自分で考える、というところに関してはいっぱい質問を投げかけるというのと、一対一で後輩と話す、というのを意識しています。
Q.横手主将が目指す主将像はありますか？
A.チームを勝利に導くことです。
Q.実際に主将に就任してみて感じた難しかったことなどはありましたか？
A.ハドルで毎回喋るのが難しいかなって。話したいことがいっぱいあって絞れないなって。
Q.そのような時はどうやって話すことを決めていますか？
A.その中で1番大事かなって、チームにとってこれが大切かなっていうのをいうようにしてます。
Q.横手さんはよく有名なスポーツ選手の言葉を引用してお話しされると思うのですが、その知識というのはどこから来ているんですか？
A.Youtubeとかでよく流れてくるので、それを見て、これみんなにも知ってほしいなと思って話しています。
Q.Youtubeにそういった動画が流れてくるのはやはり普段からアメフトとかそういったスポーツを普段から見られているんですか？
Aそうですね。スポーツのそういうのを見るのが好きなので、おすすめでいっぱい流れてきます。
Q.主将にどうしてなりたいと思ったのかをお聞きしたいです。
Aそうですね、、、日本一になりたいっていうのもそうなんですけど、チームのマインドを変えていきたいなっていうのがあって、主将が一番チームのマインドを変える役割に近いのかな、、
Q.副将の二人とはいいバランスで支え合っているように見えます。副将のお二人に向けてコメントはありますか？
A.本当にその通りで、僕にないものを持ってる二人なんですけど、コメントですか？
Q.メッセージでも構いません。
A.あのー、これからも、色々あると思うんですけど、よろしくお願いします。引き続き。
Q.それでは最後になるんですけど改めて、UNICORNSの今シーズンの目標と決意をお願いします。
A.甲子園優勝です。します。
横手主将の慎重に言葉を選び多くを語らない言振りからは主将としてUNICORNSを日本一に導く決意の強さと矜持がひしひしと伝わる。
横手率いるUNICORNSに、引き続き皆様の変わらぬご支援とご声援をお願い申し上げます。
