【結果】2024リーグ戦TOP8第2節 vs明治大学

オフェンスで圧倒!
明治を破り初勝利を飾る!

試合結果

2024年8月31日(土) 慶應義塾大学 対 明治大学
17:10 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應 7 14 3 3 27
明治 0 14 0 0 14

▼試合詳細は下記リンクをご覧ください▼
20240914-速報- 明治大学戦

ゲームレポート

広報部会 山田健太(H7年卒)

黒星スタートで後がないUnicornsは、上位校となる明治を破り、初勝利を飾ると共に優勝戦線に踏みとどまる貴重な1勝となりました。
試合は、両チームのオフェンスが持ち味を生かし、前半は点の取り合い。
後半、Unicornsディフェンスが安定し、オフェンスはしっかりボールコントロール。
結果として見事に快勝を収めました!!
褒めたい選手は山程います。
3TDを叩き出したニアレシーバーのエース黒澤(4年・9番)
49y、45yと勝負どころで長いFGを決めたキッカー佐々木(4年・11番)
リターナーとしてビッグゲイン、勝負どころのインターセプトと復帰してきたアスリート丹羽(4年・28番)

 

パッとこの試合のMVP候補をあげたらこの3人かなと思いますが、是非、皆さまに知って欲しい影のMVPをご紹介したいと思います。
GC(学生コーチ)という、選手ではない立場でありながら、2024年Unicornsの副将を務める4年の森川。
森川は、学生コーチという立場ですが、その努力や才能が認められプレーコールを任されていると聞いていますし、副将を託されたことからリーダーシップも相当なのでしょう。
攻守に渡り、社会人コーチがプレーコールを出す時代において、学生がプレーコールし、明治大学を相手に344yゲインのオフェンス!!
素晴らしい結果を出せ、本人も一安心し自信も持てただろうと思いますが、本当にキレキレのプレーコール、そして安定した試合運びでMVPに相応しい働きだったと思います
早稲田での屈辱を糧に、しっかりと成長した姿。
これが学生スポーツの醍醐味ですね。
試合を少し振り返りますと、
ファーストシリーズからオフェンスはリズムが良かったです。
ファーストシリーズは得点に結びつかないものの、セカントシリーズでQB水嶋(4年・0番)から黒澤に待望のTDパスがヒットし先制。
明治は2枚のRBのレベルが高く、ディフェンスは前節に引き続き、このランプレーに苦戦。
慶應、明治、慶應、明治と交互にTDを取り同点のままUnicornsの前半ラストドライブ。
残り5秒で、今度はQB松本(4年・16番)から再び(正確には3度目)黒澤へのTDパスがヒット!
DBと競りながら、サイドラインにギリギリ片足を残してのキャッチで、投げた松本も捕った黒澤もあっぱれなナイスプレーで前半を21対14で終了。
キープレーは沢山ありましたが、試合の流れを考えれば、この終了間際のTDが大きかったかなと思います。

 

#16松本

後半になると、ディフェンスが奮起。
多少のゲインは許すものの得点はさせません。
相変わらず、LB倉田(3年・4番)のハードヒットが光ります。
セーフティに復帰してきたDB丹羽も、抜けてくる明治RBを再三仕留めていてさすがです。

 

#28丹羽

膠着しつつある3Qのラストプレー。
リードしているのでパントで良いという判断もあったかと思いますが、果敢に49yのFGチャレンジ。
これを、キッカー佐々木が決め、これも、この試合のキープレーとなりました。
この距離の成功はしびれましたね。
そして、今後の試合でも優位を取れる武器になると思います!!
この後、オフェンスはしっかりとボールコントロールに務め、最後にとどめとなる、これまた長い45yFGを佐々木が決め、見事に快勝となりました。

 

#11佐々木

エースWR水野(4年・7番)のRAC(ランアフターキャッチ)は目を見張るものがありましたし、RB山内(3年・10番)もロングゲイン2発と気を吐いてくれました。
ランプレーにも少し光明が見えたでしょうか。
ディフェンスは、早稲田、明治と屈指の好RBに苦戦しましたが、最後にはアジャストしてきました。
このレベルのランナーはそうそう居ないと思うので、この実践でのレベルアップは今後のリーグ戦で強みになると思います。
次節も上位校となる立教@東京ドーム。
立教は昨今の強さを背景に、観客動員、応援の力強さ、共にTOP8最高レベル。
選手たちだけでなく、我々OB・OGもしっかり圧倒していきましょう!!