【チーム活動報告】体育会相撲部、体育会レスリング部の練習への参加のご報告 2025.5.15

4年 マーケティング担当 橋谷友太朗

平素より大学UNICORNSにご支援・応援いただき、ありがとうございます。

先日4月17日に慶應義塾体育会の相撲部、4月19日にはレスリング部の練習に参加させていただきました。
この活動は、New  Unicorns Projectの一環で実施しております。
弊部は今後もこうした交流を続けながら、競技の枠を超えてつながり、応援されるチームを目指してまいります。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

以下、今回の合同練習に関して、参加した部員の感想を掲載いたします。

相撲部参加 DB 小島陽生 (4年・慶應義塾)

先日、我々アメフト部は、部員12名で相撲部に出稽古に伺いました。相撲部の皆さんは大学生3名、高校生1名という少数精鋭。競技も規模もまったく異なる両部の交流でしたが、得るものは非常に多く、刺激的な経験となりました。

実際に四股を踏み、土俵に上がって相撲を取る中で、そのフィジカルの強さと技術の緻密さを肌で感じました。特に、押しが強い力士は体の軸がまったくブレないことや、裸足でドライブする難しさ、ヘルメットもない中で真正面からぶつかり合う「立ち会い」の迫力は圧巻でした。アメフトのLOS(Line of Scrimmage)での1対1に通じる部分も多く、特にラインの選手たちにとっては、当たり方や体の使い方の技術が非常に参考になりました。「体の軸の安定」「すり足による三点接地」といった要素が印象的で、アメフトにも通じる身体操作のヒントを多く得ることができました。

また、相撲部の皆さんの姿勢からも多くの学びがありました。土俵を慣らす作業では、誰かが始めると自然に全員が動き出し、学年や役割に関係なく当たり前に行われていました。少人数だからこそ、一人一人が「自分がやる」という主体性を強く持っていたことが印象的でした。他にも、練習前後には神棚に向かって礼をする姿や、土俵という「場」への敬意を示す姿からは、“礼”を重んじる文化が根づいていることを感じました。

個人的に印象的だったのは、体の小さな高校生の部員が年上の大学生に混ざり、試行錯誤して自分の戦い方を見つけ出し、全力で稽古に取り組む姿です。限られた環境の中で、強くなるために一人ひとりが工夫し、熱意をもって取り組む姿勢は、我々アメフト部に欠けているものかもしれません。

今回の出稽古を通じて得た学びを、今後の練習やチーム文化に還元していきたいと思います。特に、「場への感謝」「礼儀の徹底」「主体的な行動」といった部分は、我々のチームにも取り入れなければいけない姿勢だと感じました。

相撲部の皆さん、貴重な機会を本当にありがとうございました!

 

レスリング部参加 DB 津久井推輝 (3年・慶應義塾湘南藤沢)

主に下級生DB、LBを中心に体育会レスリング部に出稽古に行かせていただきました。以前レスリング部には冬トレーニングの一環でお邪魔させていただいたのですが、その時のご縁もあって今回の出稽古が実現しました。

参加してみて感じたのは、とにかく追い込み方が凄まじい。アップからこれがトレーニング本番なのではと勘違いしてしまうほど汗を流し、皆、息が上がってました。そしてレスリングとアメフトの共通点といえばタックル。レスリングスタイルのタックルをレスリング部員の方々にご教授いただきました。実際組み手などもさせて頂きましたが、なかなか倒せず、レスリング部の方々の体幹の強さに圧倒されていました。

このような貴重な機会を通じて、他競技から学ぶことの多さを改めて実感しました。今後も今回得た経験をアメフトのプレーに活かし、さらなるレベルアップを目指していきます。