広報部会 山田健太（H7年卒）
12月13日に最終戦が終わりました。
あっという間の2025年シーズンでしたし、これから、またオフシーズンになるかと思いますと寂しさばかりです。
12月20日に、4年生の引退式があり、その後、三田会主催となる「4年生激励会」が開催され、翌21日には、Unicornsから9人が選出されたオールスター戦と続きましたので、2025シーズンこそ終了ですが、最後に番外編として、軽くこの2日間を皆さまにお届けしたいと思います。
4年生激励会
これは昨年からスタートした（と聞いています）、新しい三田会のイベントのようです。
私も初めて参加してきました。
4年生は引退となりましたが、それはイコール「我々OBOG会の仲間になる」
正式には、アメリカンフットボール三田会のメンバーになるということです。
現役の頃は、それほどOB会を意識することはないと思いますし、今日からOB会の一員だと言われてもピンとこない部分ありますよね。
多くの皆さんも一緒だったと思います。
そんな意識ギャップを埋める、ウェルカムパーティという位置づけのようです。
昨年主将であった石塚も駆けつけてくれ、基本的には青年部が主体となり、若々しいパーティです。
とはいえ、蜂須賀会長以下、主だった幹部の方々もいらっしゃり、全部員と全OBが、とても親しく懇談をしていまして、実に素晴らしい会だなと感じました。
OB会は、どうしても若手不足に陥りがち。
一緒にフィールドにいた先輩となる青年部のOBと仲良く懇親し、青年部からOB会活動がスタートしていく。
とても良いスパイラルだと思います。
青年部会の皆さま、ご尽力ありがとう！！
4年生のみんな、一緒に現役を応援していこう！！
オールスター戦
時代により色々なオールスター戦があると思いますが、現在は「関東学生アメリカンフットボール1部オールスター戦」となっており、ノースとサウスに分かれ、TOPとBIGのチームから選出された選手達で戦います。
やもすると、気の抜けた、ただのお祭りになりがちなオールスター戦ですが、こちらも、連盟が「オールスター戦に選出されることが名誉となるように」と苦心されているようで、選手間の投票で選ぶシステムに変更したり、実際、試合も、なかなか熱のこもった面白い試合でした。
仲間の応援に来た4年生
Unicornsは神奈川県ということでサウスのメンバー。
OLは4年大坪、3年岩戸。
DLは4年作田副将、3年生コンビ天野と山田。
Kは関東No.1パンターとなった2年加藤と選手は6名。
ここに、スタッフとして4年マネージャー橋谷、4年学生コーチ寺垣、3年トレーナー森を加え、部員は合計9名となっています。
Unicorns9名と前田監督。ハーフタイムに撮影
DL3人の選出は圧倒的シェアとなっていまして、常にUnicornsが最前線を務め、時には3人が揃って並ぶシリーズも多々ありと、観戦に熱も入りましたし、誇り高いシーンでした。
オールスターディフェンスのフロントをUnicornsが独占！
なかなかの気持ち良さです！！
ロスを支配するUnicornsのDL3人！
OL2名も気を吐き、得点シリーズに貢献していました。
面白かったのは、U20にも選ばれている岩戸。
Tしか見たことなかったですが、オールスター戦ではGで起用されることもしばしば。
オールスター戦ならではで面白かったです。
可哀想だったのはパンターの加藤。
そのキック力は、観客を沸かすに十分なのですが、オフェンス力が高すぎ、一度もパントシチュエーションが。。。
一度もお披露目することが出来ず、ちょっと可哀想でした。
本人も1発いいの蹴りたかったんじゃないかなと思います。
逆に、最高なオフェンスを率いた学生コーチ寺垣は、どんなプレーコール入れてもしっかりと結果を出してくれるので、めちゃくちゃ楽しそうにプレーコールをしていました。
オフェンスコーチがニコニコでき、パンターに出番が来ない。
来年のUnicornsはこうあって欲しい。
いや、来年だけではなく常にこうあって欲しい。
そんなことを思ってしまいました。
試合は同点で迎えた残り4秒。
決勝FGをUnicorns属するサウスが決め試合終了。
奇しくも先週のチャレンジマッチと同じ劇的な幕切れ。
シーズンを通じてライバルであった選手たちが、肩を組み合い喜んでいる姿がとても清々しく、若者らしく、とても良いタイムアップでした。
サヨナラFGで喜び合うライバル達
以上が、この1週間のUnicorns番外編です。
ほのぼのとしたレポートですし、実際、かなりほのぼのした1週間でしたが、現場では来季に向けたスタートが切られているはずです。
オフシーズンではありますが、新主将など含めた2026年Unicornsの姿も見えてくると思います。
楽しみにお待ち下さい。
