3年広報担当 橋谷友太朗
みなさんこんにちは!
3年ストレングスコーチの橋谷友太朗です!
今回の”INSIDE UNICORNS🦄”は、5/26に開催された 国士舘大学戦の舞台裏をお届け!
秋に向けて、土台となるプレーに磨きをかけるUNICORNS。
選手も多くの選手を試し、秋に向けて総合力をアップしようとしています。
例えばQB。
4月の3試合は
・明学戦
前半:4年QB#16 松本 後半:4年QB#0 水嶋
・関学戦
前半:4年QB#0 水嶋 後半:3年QB#8 山岡
・早慶戦
前半:3年QB#8 山岡 後半:4年QB#16 松本
と3人をしっかりとローテーション。
早慶戦から中5日の一橋戦では、2年QB#12 岡がスタメン。途中負傷交代となりましたが、チームとして明確な方針のもとでのメンバー起用を行なっています。
また、先週のコラムでも書きましたが、春は試合がありながらもとにかく体作りをしっかりする、という方針があります。ラン・フィールドトレーニングをしながら、ウエイトトレーニングも欠かさず実施です。
【練習例】
日曜日が試合の場合
・火曜:ラン・ウエイトトレーニング中心
・水曜:フィールドトレーニング・ウエイトトレーニング中心
・木曜:グラウンド練習
・金曜:フィールドトレーニング・ウエイトトレーニング中心
・土曜:試合前日グラウンド練習
週に6日部活がある中で、試合の1日を除くと練習は5日。その半分以上を体作りのためのトレーニングに費やしています。
とにかく春は「秋の日本一に向けた通過点」。それがチームとしての指針です。
さて、本題の国士舘戦の話に移ります。
みなさんの中でアップの時間からスタンドでUNICORNSを見ている選手はどれほどいるでしょうか。
私たち部員の中で、色々と学ぶことの多かった関学戦。彼らのアップを見て、「相手にアップから威圧する」姿はすぐに取り入れようとなりました。ですので、実はアップの方法も昨年から少し変わっています。
また、この試合から「若き血」を歌う場所がスタンド近くになりました。スタッフも含めて、大声で相手を試合前から圧倒する。そういったチームが今年のチームです。
試合は、と聞かれれば、ターンオーバーがとにかく多かった試合でした。
1Q、国士舘のオフェンスはスリーアンドアウトに終わり、パントも飛距離がなかったため、慶應は敵陣から攻撃を開始できました。しかし、敵陣20ydで投げたパスをインターセプトされ、慶應自陣15ydまで走られます。ここでTDは防ぎますが、FGで先制を許します。しかし、直後の慶應のキックリターンでビッグプレーが起こります。4年WR#80 藤崎のリターンで敵陣10ydまで進み、直後のオフェンスで3年RB#10 山内がTD。逆転に成功します。
この試合のプチ注目ポイントはキックの出場メンバー。今までの試合では、3年WR#1 久保や2年WR #13 生川がキックでビッグプレーを起こしていましたが、この試合ではボトムアップのために多くの選手がキックで出場しました。
また、この試合はファンブルフォースをたくさん見ることができました。2Q、4年DB#5 和田がキャリアからボールをかき出しファンブル。そのボールを3年DB#2 千葉がリカバーし、そのままエンドゾーンに走り込んでTD。
3Q、一進一退の時間が続きましたが、WR/K #86 黒木のFGで追加点。直後のキックオフカバーでは、2年WR#3 若月が相手のリターナーのボールを奪い取り、オフェンスとなるビッグプレー。
このシリーズで得点はできませんでしたが、直後のディフェンスでは3年DB#2千葉がインターセプト。50ydくらいから慶應の攻撃になります。
4Q、インターセプト直後のシリーズでは着実に前進していき、最後は4年QB#16 松本がエンドゾーンに突っ込みTD。TFPは失敗し、23-3とします。
あとがない国士舘はパスで攻めてきますが、4年DB#48 近野ラフィー順がインターセプトして勝負あり。
試合は23-3で勝利となりました。
試合途中、サイドラインにいた私の近くでこのような声が聞こえました。
「1ydでも多く前に進めよ!」
これを言ったのは2年WR#3 若月。下級生がこのような意識を持ち、チームのために声を出しており、非常に良いシーンだったと思います。
とにかく9連戦目の7試合目が終了。残るはあと2試合です。
次は同志社大学との定期戦。相手は立教や京大を破っています。
今年は関東開催ですので、ぜひ会場でUNICORNSを応援してください!