マーケティング担当 橋谷友太朗(4年)
平素より大学UNICORNSにご支援・応援いただき、ありがとうございます。
この度、慶應義塾体育会のボクシング部の練習に参加させていただきました。
この活動は、New Unicorns Projectの一環で実施しており、
- 他団体訪問を通じて、良いところを吸収してチームに還元する。また、自分たちの良さ・悪さを再認識する
- チームを代表して訪問することで、礼儀作法や振る舞い方、外からの見られ方を学ぶ
ために実施しております。
弊部は今後もこうした交流を続けながら、競技の枠を超えてつながり、応援されるチームを目指してまいります。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
以下、今回の合同練習に関して、参加した部員の感想を掲載いたします。
DB #11 稲井裕二朗(2年・慶應義塾湘南藤沢)
私にとってボクシングは子供の頃から憧れていたスポーツであり、今回このような機会をいただくことができ、とても幸運でした。
練習に参加させていただき感じたことは、とにかくスピード感のあるメニューです。
ボクシング部の練習は対人で競い合うものが多く、考えるよりも先に体を動かすようなメニューだと感じました。私は漫画「刃牙」を読んで格闘技に興味を持ち、やってみればいけるんじゃないかと思っていたのですが、実際ボクシング部の方々とスパーリングをすると彼らの力強さや瞬発力に圧倒されました。また、絶え間なく拳を交わすため、片時も切れない集中力には感嘆するしかありませんでした。相手が反応できないほどの瞬発力や一瞬にこめる力の入れ方は私たちアメフト部も参考にすべきだと思いました。
今回このような貴重な経験を提供していただいたボクシング部の皆さんに感謝し、学んだことをアメフトのプレーに活かしていきたいと思います。
TR 矢花優奈(4年・都立両国)
私にとって他部活への出稽古は初めての機会であり、部員数も競技形態も施設も全く異なる環境で全てが新鮮でした。
ボクシング部で特に印象的だったことは2点あります。
一つ目はゲームライクな練習です。試合と同じように3分間で区切って練習することで、常に試合を意識した練習をしていました。3分間のスパーリングを何セットも行っていましたが、1セットごとにだれることがなく、全力を出し切っていたところは、我々アメフト部も見習うべきポイントだと感じました。
二つ目は個人競技であるが故の緊張感です。聞いたところによると、試合に出れる人数が階級ごとに一人だけと限られているらしく、いい意味でピリピリした空気感を感じました。お互いに競争心やライバル意識を持ちつつ、お互いを高め合っているような印象で、まさに「切磋琢磨」という言葉がぴったりでした。弊部は、チームスポーツということもあり、部員数も多く、試合に出れる人数も多いためお互いが協力関係にあることが多いです。競争意識のようなものが弊部には足りない部分だなと再確認いたしました。また、練習施設が鏡張りになっているので、個人でフォームを確認でき、課題を発見し修正できる点はとても魅力的だと感じました。
また、ボクシング部のトレーナーは今年からポジションが新設されたということで、2年生の新人トレーナーが手探りで解剖学やテーピングを学んでいる状況でした。そこで、恐縮ではありますが、私たちアメフト部トレーナー陣からトレーナーとしての知識や技術をインストールさせていただく機会を設けることになりました。このように新たな交流が生まれたのも出稽古に行ったことで得た収穫の一つであり、とても嬉しく思います。他者に教えることで知識も定着しますし、新たに気づく発見もあると思いますので、私たちもさらにレベルアップしていきたいです。