【フラッグ】2023年度早慶戦ゲームレポート 2023.07.09

早慶戦 小学生フラッグ戦レポート 

フラッグユニコーンズ助監督 宮原光興

本年も4月29日に駒沢陸上競技場でフラッグ早慶戦が行われました。
まだ小さな子供たちですが、UNICORNSファミリーの一員として慶應義塾の一員として、やはり「早慶戦」には特別な思いがあります。
厳しい状況の中、今年度も素晴らしい環境でフットボールをさせてくださいましたことに、改めて関係の皆様に深謝申し上げます。

宿敵・ワセダクラブ相手に見事勝利した6年生戦についてご報告いたします。

6年生早慶戦レポート

TEAM2018代表 糸矢貴清(2008年卒)

去る4/29(祝)、快晴の下、小学生フラッグフットボールの早慶戦が行われました。6年生は、幼稚舎生、横浜初等部生が力を合わせて見事勝利を納め、小学校生活最後の早慶定期戦を白星で終えることができました。まずは大会開催にご尽力くださった関係者の皆様に深く感謝の意を述べたいと思います。

当代のワセダクラブテディベアーズは、低学年時に日本一に輝く強豪チームで、慶應フラッグユニコーンズのこれまでの戦績はほぼ五分五分ですが、早慶定期戦においては全て黒星と辛酸を舐めた相手だけに、最後は必勝必達と並々ならぬ意気込みで試合に臨みました。

前半は幼稚舎生を中心とするチームが出場し、慶應はディフェンスからのスタート。1シリーズ目からいきなり今後の試合展開を占うかのようなビッグプレーが出ました。4thダウンに追い込んだ後、CB佐藤恵里佳(#73)が、相手の放ったショートパスを狙い澄まして値千金のインターセプト。そのまま残り6y地点までゲインします。続くオフェンスはきっちりTDで終え、先制に成功。しかし、対するワセダクラブも負けてはいません。ランパスを巧妙に使い分け、すぐさま6-6と同点に追いつかれます。

慶應は、QB相場勇人(#75)、RB日高嵐(#86)の駿足を活かしたランプレーで着実にゲインし、12-6とするも、ワセダクラブQBのパスが冴え渡り、12-13と逆転を許してしまいます。

シーソーゲームが続き、前半の残り時間が僅かとなる中、C福島和希(#14)へのショートパスが立て続けに決まり、ランアフターキャッチでしっかりとヤードを稼ぎ、時間を使い切って18-13と勝ち越しで前半戦を終えます。

後半は横浜初等部生を中心としたチームがフィールドに立ちました。幼稚舎生から最高のバトンを受け継ぎましたが、1stシリーズはやや動きに固さが残り4th and Out。しかしこの日はディフェンスが冴え渡りました。パスカバー、ランディフェンス共に完璧な対応を見せ、ワセダクラブの攻撃を4th and Outに抑えます。

続く慶應オフェンスでは、RB種村祐輝(#25)へのディレイからのランで一気に攻め込み、24-13と追加得点に成功しました。その裏のディフェンスもLB関水快晟(#55)によるQBサックの活躍もありTDを許しません。

ディフェンスの好プレーで波に乗った慶應をもはや止めることは出来ませんでした。QB岡田一慶(#19)、WR関水快晟(#55)のランでTDし、31-13としました。

試合を決定付けたのはその裏のディフェンスでのビッグプレーでした。LB杉本陽一(#27)が相手のロングパスを目の覚める様なジャンプでインターセプト。38-13と突き放しました。最後はWR小池侑聖(#88)へのダメ押しのロングパスが決まり、終わってみれば44-13の大差で勝利。皆が最高の気分で駒沢を後にしました。

 

他学年は、4・5年が14-25で敗戦、低学年が13-31で敗戦という結果でした。

6年生はこの勢いでラストシーズンを駆け抜けてほしいと願います。