第2戦 駒澤大学に快勝!
試合結果
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 21 | 14 | 14 | 14 | 63 |
駒澤大学 | 3 | 10 | 0 | 8 | 21 |
ゲームレポート
最初のシリーズは駒澤大学。2プレー目、鮮やかにOPENプレーを決められ独走。 辛うじて、自陣7ヤード付近で止めるもののいきなりのピンチ。近年、安定感あるディフェンスを見せていたが不安な立ち上がり。 なんとか踏ん張り、FGと最少失点で食い止めたが先制点を奪われる。
続くUnicornsの攻撃。今年の看板選手RB3年大河原が、スイングパターンでパスを受け取ると、 そのまま61ヤードを走りきり、1プレーで鮮やかに逆転。圧倒的なスピード差を見せつけるTDで、このプレーを続けていたら 永遠にゲインするのではないかと思わせるほど鮮やかであった。
先発QBはエース3年久保田。 前節はリズムに乗り切れないオフェンスであったが、 今節は小気味よくオフェンスをリード。前半だけで、3TDパスを決め、自身のランでも1TD。 RB大河原の24ヤードTDランも含め、前半で35得点。久しぶりと言ったら失礼かもしれないが、 素晴らしいパフォーマンスのオフェンスを見せてくれた。 ちなみに、前半はパント0を記録。
(ラッシュ122ヤード2TD、キックオフリターン91ヤード1TD!!)
(スタッツを確認したところ、ファーストプレーのスイングパスは、 フォワードパスではなかったようで、ランプレーとしてカウントされていました)
後半からは、先週活躍したフレッシュマンQB又平と相馬、2年QBでオプションシリーズを展開する川島と、色々なQBを使いながら4TD。トータル9TD63得点のハイパフォーマンスで終了。 このパフォーマンスを支えたオフェンスラインを讃えてあげたい。ディフェンスも、後半は、やや物足りなく感じる部分もあったが、 相応にアジャストし1TDと凌き、ファイナルスコアは、 あまり見たことのないトリプルスコアとなる63対21。今シーズンは叶わないものの、TOP8への復帰を目指すチームに相応しい内容であったと思う。
前回のレポートで、キッキングのクオリティの高さを褒めた。 今回もリターンTDをとれたし、 安定したキック力でキッカーの安定感は良かったのだが、 パントでディレイの反則をくらい、パントスナップのミスも発生していた。例年以上に良いパフォーマンスを出していることは素晴らしいのだが、イージーなミスも出てしまっていたので、完璧を目指して欲しい。
スタッツも立派なもので、大河原と比べるとやや見劣りするもののかなり立派な数字。
ラッシュ:大河原9回122ヤード2TD/石黒5回105ヤード1TD)
リターン:大河原1回91ヤード1TD/石黒2回47ヤード)
大河原のランは「凄い」だが、石黒のランは「上手い」という感じ。1年生とは本当に思えない走りで、久しぶりに興奮を覚えた。また、大河原と石黒というタイプの違う信頼で来るRBが2枚揃うというのは、オフェンスとしては心強い持ち駒だろうと思う。
是非、皆さんにも観て欲しい注目の選手。次節も期待してご観戦ください!
=次節=
VS 神奈川大学
11月22日(日)14:45 キックオフ
ライブ中継