【結果】2022一次リーグ第3節 vs明治大学

第3節 明治大学に完敗

試合結果

2022年9月25日(日) 慶應義塾大学 対 明治大学
10:45 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q FINAL
慶應義塾 0 0 0 6 6
明治 7 17 7 7 38

詳細は下記PDFをご覧ください。
http://www.keio-unicorns.com/magazine_photo/2022/20220929-1.pdf

ゲームレポート

山田 健太(H7年卒)

「第3節 明治大学に完敗」

TOP8に戻れたことは素晴らしいが、洗礼を浴び続けている。そのような状況のUnicorns。第3節は強豪・明治大学との対戦。

立ち上がりは素晴らしかった。

優勝候補の法政を相手に前半を互角に戦った初戦を彷彿させる良い入り。明治のファーストシリーズをノーフレッシュでパントに追い込み、返しのシリーズでリズム良くラン・パス織り交ぜ、レッドゾーンまで攻め込む。強豪相手なだけに、先制点を取り、こちらのペースで試合をと願っていたが、期待にそった展開。ただ、ここでインテンショナル・グランディングの反則で罰退。難しい距離のFGを強いられ失敗となり、先制のチャンスを逃した。

1年からスターターを務める貫禄を見せつけたOL/DL#78田窪慎

この後、明治に先制TDを許すもファーストシリーズのオフェンスを考えれば、まだまだ期待したいところだったが、この試合はUnicornsにミス、反則が多く自滅していく展開。

明治大学のキックオフがサイドライン上に蹴られた。取らなければ、ノーバウントでサイドラインを割るキックで、明治大学側の反則となるのだが、捕球しサイドラインを踏みボールデッド。反則をとれないうえ、自陣深くからのオフェンスを強いられるミスだが、これが2回あった。

試合を通して足を掻き続け、素晴らしいYACを見せたRB#2中島彰吾

QBブレイクでファーストダウンを取るも、ホールディングの反則で下がり、自陣深くからのパントを強いられ、ミスパント。自陣からのディフェンスを強いられる。

キックオフリターンでビッグリターンを決め、敵陣から攻撃をスタートさせるもインターセプトされ、その後のドライブでTDを奪われる。。。
ベストパフォーマンスをして、初めて互角に戦える相手にこれだけのミスを重ねていては勝てないし、自滅、自爆の誹りは逃れられない試合であった。

激しいプレーと統率力でチームを率いる主将DB/LB#1近藤快

3試合観て感じることは、戦えているシーンは随所にあるのだが、それが実に短いというところ。集中力なのか、試合慣れの問題なのか、完成度の問題なのか、その全てなのか分からないが、輝きが一瞬で終わってしまう残念さ、もったいなさを感じる。

輝ける素材がいて、そして実際に輝いている瞬間もある。もっと輝き続けられるように期待したいし、輝き続ける後輩たちを観たい。

次節は日大戦。
必勝と言える相手ではないと思うが、必敗でもないはず。しっかりと自分たちの出来るベストパフォーマンスを出し、強敵に挑んで欲しい。

今までと異なるポジションを任されたが、持ち前の運動神経とフットボールセンスを発揮し活躍したLB#10松尾修輔