【結果】2021秋季神奈川県大会ブロック決勝 vs法政大学第二高校

宿敵法政二高を下して関東大会出場決定!

 

慶應義塾高校 監督 深澤 真一(H9年卒)

平素は、塾高ユニコーンズの活動に温かい御支援と御理解をいただき、本当にありがとうございます。
先週日曜日に法政二高と県大会ブロック決勝を行い、無事勝利し、関東大会出場の切符を獲得いたしましたので、ご報告させていただきます。

次戦は、11月23日(祝)に、駒場学園(東京代表)と対戦します。
関東大会も引き続き無観客試合となる予定で、詳細のご案内は割愛させていただきますが、引続き御声援のほど宜しくお願いいたします。
※関東大会の組み合わせについてはゲームレポートの最後にご案内しております。

試合結果

2021年11月7日(日) 慶應義塾高校 対 法政大学第二高校
@嵐が丘グラウンド 10時キックオフ

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q FINAL
慶應義塾 10 13 3 7 33
法政二 0 7 0 15 22

↓スタッツ・個人記録・スタメン表はこちらをご覧ください↓
http://www.keio-unicorns.com/magazine_photo/2021/20211111-1.pdf

ゲームレポート

慶應義塾高校アメリカンフットボール部
学生コーチ 寺田 光甫(大学1年)

秋季関東大会出場枠を争う対戦高は、宿敵の法政二高となった。
今年はコロナウィルスの影響により、春の公式戦で法政二高と対戦することはできなかったが、秋季神奈川県大会ブロック決勝という関東大会への切符をかけた大舞台で実現することができた。

1Q、慶應のディフェンスから試合開始。 自陣35ヤードまで攻め込まれるもLB#41吉田のナイスタックル、DL#95高橋の激しいプレッシャーにより法政オフェンスの4thダウンギャンブルを阻止しターンオーバー。
その後の自陣45ヤード付近からの慶應オフェンスではOL#77田中の正確なブロックやRB#8松下のナイスランやWR#10久保のランアフターキャッチ(RAC)により敵陣10ヤードまで攻め込んだ。そしてRB#92石井の力強いランによりTD。TFPも成功し、7-0。

2タッチダウンを獲得したTB#92石井

その後の慶應ディフェンスではLB#20川口の鋭いタックルによりファンブルを誘発し、それをDB#7北田がリカバリー。敵陣28ヤードでボールをオフェンスに渡した。
しかし、慶應オフェンスはこれをTDに繋げることができなかったが、OL#52池田が25ydsFGをしっかりと決め、10-0。
その後の慶應ディフェンスはDL#9作田とLB#6横手の激しい集まりとタックルによって防ぎ、パントに繋げ、自陣45ヤードから慶應O開始したが1Qがここで終了。

DB#7北田のファンブルリカバー

2Qに入り,QB#16工藤の正確なスローとWR#10久保のナイスキャッチにより一気にドライブを進め、敵陣5ヤードまで攻め込んだ。OL#52池田の激しいブロックとFB#21猪ノ原のナイスランによりTD、TFPも決め17-0。
法政オフェンスに徐々に自陣へと攻め込まれていくが、LB#33伊藤のモメンタムを持ってくるタックルやDB#30中村のパスカットにより法政オフェンスを再びパントに追い込んだ。
前半終了間際50ヤード付近からの法政オフェンスのドライブにTDを奪われてしまい、TFPも成功。17-7と詰め寄られ前半終了。

フィールドゴールで6点獲得したLB#56鎌田

3Q、自陣35ヤードから慶應オフェンスから試合が再開。法政ディフェンスの意地の守りによりうまく攻め込むことができず、パントとなる。その後慶應ディフェンスではLB#56鎌田とLB#6横手の激しいタックルによりパントに追い込んだ。
パントリターンではWR#10久保の冷静かつ正確なリターンによりTD。TFPは失敗し、23-7。
その後試合が拮抗し、3Q終了直前慶應オフェンスが敵陣17ヤードまで攻め込むも決めきれずFGは成功。26-7。

WR#10久保のパントリターンでのタッチダウン

4Qに突入しても慶應ディフェンスはDL#72神沢のQBサックやDB#31相沢のインターにより法政オフェンスを完全に封じ込んだ。敵陣36ヤードの高いポゼッションから慶應オフェンス開始。しかしこのチャンスを掴みきれずパントとなった。敵陣10ヤードから慶應ディフェンス開始。ここで法政の意地のドライブでTD。TFPも決め、26-14と差を縮めた。
後を追いかける法政はオンサイドにチャレンジしこれを成功、自陣50ヤードから再び慶應ディフェンス開始。要所要所で各選手が素晴らしいプレーをするも法政オフェンスにTDを奪われてしまい、2pt conversationも成功され26-22と差は更に縮まった。
続けての法政のオンサイドはDB#31相沢の正確なパスカバーにより防がれ、敵陣25ヤードから慶應オフェンス開始。OL#55岩戸やOL#78尾形の力強いブロックとRB#92 石井のナイスランによりTD。TFPも決め33-22。法政を突き放す追加点を決めた。
その後法政オフェンスを慶應ディフェンスが圧倒し、試合終了。

DL#99山田やLB#20川口のタックルに集まる慶應ディフェンス

宿敵法政に対して ODK 共に上回っており、2・3年生の選手、全員が死力を尽くして奮闘し、関東大会への切符を掴んだ素晴らしい試合だった。

関東大会もご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

※関東大会の組み合わせは以下の通りです。
(関東高等学校アメリカンフットボール連盟HPより)

http://kantokoukou-football.com/cms/index.php?action=pages_view_main&&block_id=1412#_1412


今回のゲームレポートは前回に引き続き、学生コーチの皆さんに作成いただきました。
逼迫した本業の傍らでタイムリーな情報発信にご協力いただいた学生コーチの皆さんに改めて御礼申し上げます。

次戦からはいよいよクリスマスボウルをかけた関東大会が始まります。
未来のUnicornsを担う弟分・塾高Unicornsの活躍にも注目しましょう!

アメリカンフットボール三田会
会員親睦部会 情報発信担当 一同