高校父母会 富安晃一
試合結果
2024年9月22日(日) 慶應義塾高校 対 法政大学第二高校
12:00 Kick Off @県立鎌倉高校グラウンド
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
法政二高 | 0 | 7 | 7 | 0 | 14 |
慶應 | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 |
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ゲームレポート
対戦相手の法政大学第二高校は春の関東大会で佼成学園に接戦し、夏の練習でも駒場学園と互角に渡り合うなど自信と勢いがありました。
この試合でも主将OL/DL赤穂谷君を中心にエースRB雲田君が力強く前進する洗練されたチームでした。塾高Unicornsのディフェンス陣は良く踏ん張り、オフェンス陣も積極果敢に勝負しましたが、勝負所でのプレイの正確さに僅かな差が出ました。
1Q
塾高はグラウンドコンディションを鑑みた風上陣地を選択し法政の先制攻撃を断つ作戦に出ました。
K#36服部君(3年)のキックで試合開始、法政はリターンで敵陣45ヤード付近まで挽回する。
法政の1stシリーズはラン中心の攻撃。しかし塾高ディフェンスがほぼ完璧に抑えて4thダウンキックに追い込む。相手スナップミス、ハンブルもあり敵陣25ヤード付近で攻守交替。
塾高の1stシリーズはRB#27深澤君(3年)でフレッシュ獲得、その後QB#49金澤君(3年)からTE#99大島君(2年)へのパスが決まりエンドゾーンまで走り込んでTD、TFPも決まり7-0と塾高が先制。
法政の2ndシリーズもラン中心で3連続フレッシュ獲得して自陣30ヤード付近まで進み、ここで1Q終了。
2Q
法政の力強いラン攻撃は続き、連続のフレッシュ更新を許し自陣4ヤードまで後退。最後も法政ランを止められずTDを許す。TFP成功して7-7同点。
塾高の2ndシリーズは自陣25ヤードから。ランプレイで敵陣深くまで攻め込むもTDには至らず。FG狙うも僅かに左へ外れて追加点ならず。
法政の3rdシリーズは敵陣10ヤードからスタート、ラン中心だが塾高が抑えて攻守交替。
塾高の3rdシリーズはセンターラインからスタート。2プレイ後に前半終了。
3Q
法政のキックで再開。
塾高の4thシリーズは自陣25ヤードから。ラン中心で攻撃するも法政のディフェンスが固く、前半のように前に進めず。4thダウンキックで攻守交替。
法政の4thシリーズもラン攻撃。連続でフレッシュ更新して最後もランでTD。TFPが決まり、塾高7-14法政二高、逆転を許す。
塾高の5thシリーズはセンターラインからの攻撃。2ndプレイでQBからRBへのパスを相手の鋭いディフェンスにあい痛恨のファンブル。攻守交替となる。
法政の5thシリーズ途中で3Q終了。
4Q
お互いに前進を許さず、法政の5thシリーズ、塾高の6thシリーズも4thダウンキックに追い込み攻守が入れ替わる。
法政の6thシリーズは自陣33ヤードからランでじりじりと前進を許して自陣6ヤードまで迫られる。しかしディフェンスが踏ん張り4thダウン相手FG失敗で無得点に抑える。
残り1分20秒、自陣20ヤードから塾高7thシリーズが最後の攻撃となった。パスで前進を図るもゴールまで届かず攻守交替。最後は法政のKneeダウンで時計が進み試合終了。
2024シーズンを終えて
9月22日(日)、鎌倉高校グラウンドで神奈川県秋季大会2回戦が行われ、塾高Unicornsは法政大学第二高校に7-14で敗れました。春の神奈川県大会で敗れてからチーム全体が奮起して迎えた秋シーズンでしたが、健闘空しく2024塾高Unicornsのシーズンが終了となりました。
シーズンを通してベストメンバーを組むことが出来なかったことや接戦で勝利を掴む経験知の少なさが、緊迫した試合の明暗を分けたように感じました。
昨年末に新チームが発足して両面でのプレイ理解からスタートしました。春大会の悔しさと見えないプレッシャーを抱えながら夏の厳しい練習を乗り越え、種々の課題を克服してきました。そして迎えた法政大学第二高校戦は、選手の誰もが納得できる練習をこなして挑みました。
怪我を抱えながら最後までチームを纏めた主将の富安君、副将の松江君、田口君、主務の新井君、副務の関君、齋藤君の貢献がなければ今年のチーム奮起は無かったと思います。ありがとう。
引退となった3年生諸君、塾高Unicornsで素晴らしい友と過ごした貴重な時間の中で、多くのことを学び成長された事でしょう。悔しさは必ず人生の糧になります。これから新たな世界で自分の可能性を信じて夢を叶えてほしいと思います。希望と友情と情熱(Passion)を胸に刻み笑顔で人生を歩んでいく諸君を、これからも応援しています。本当にお疲れ様でした。
ここまでチームをご指導頂いた先生方、社会人コーチ、学生コーチ、保護者の皆さま、ありがとうございました。
1年間、チーム紹介やゲームレポートを読んでいただきありがとうございました。アメフト経験のない私が書いたレポートでしたので分かりにくい点などあったかと思います。レポート作成にあたり多大なるご支援をいただいた青木路彦さん(H7年卒)ありがとうございました。2024塾高Unicornsを応援してくださったOB各位、関係者のみなさまに心から感謝申し上げます。