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【秋リーグ戦】VS日本体育大学

2015年10月10日(土)  慶應義塾大学 対 日本体育大学

15:25 Kick Off  @アミノバイタルフィールド 

天候 曇り

        1Q   2Q    3Q    4Q    

慶應     3    13     7     14     37

日体     8      3      6       8       25 

得点経過

1Q   6:12 日体 #25 1yd Run

               TFP成功(2 point conv.)       <K0-8N>

      9:36 慶應 K#11(3年手塚) 22yd FG成功  <K3-8N>

2Q   2:00  慶應 #29(RB3年李) 1yd Run

               TFP成功(K#11 手塚)       <K10-8N>

    8:47 慶應  #5(QB2年小田) 8yd Run

               TFP失敗(K#11 手塚)       <K16-8N>

    11:00  日体 K#12 55yd FG成功     <K16-11N>

3Q  6:24  日体 #16→#82 4yd Pass

               TFP失敗(2 point conv.)       <K16-17N>

    10:56  慶應 #6(RB4年田中英) 2yd Run

               TFP成功(K#96 4年島崎)       <K23-17N>

4Q    2:26 慶應 #5(QB小田)→#80(WR3年今沢) 19yd Pass    <K30-17N>

     6:53 日体 #10 5yd Run

        TFP成功(2 point conv.)       <K30-25N>

     8:13  慶應 #6(RB田中英) 25yd Run

        TFP成功(K#96 島崎)         <K37-25N>

STARTING MEMBER

Offense

RT#78   小野島 洋輝(3年)

RG#51   清野 武尊(4年)

C#59    浅原 宏太郎(3年)

LG#57   清水 憲久(4年)

LT#71    高瀬 智正(4年)

QB#5   小田 裕太(2年)

TE#85    林 健太(4年)

WR#9   寺園 貴文(4年)

WR#17     姜 勝大(4年)

WR#81   八木 雄平(4年)

RB#29    李 卓(3年)

K#11    手塚 太陽(3年)

Defense

DL#93  岸 佑亮(2年)

DL#94  萩原 周平(2年)

DL#97  長塚 大(3年)

DL#99  佐藤 寛哲(3年)

LB#4   工藤 勇輝(2年)

LB#41    須永 竜平(3年)

LB#42  井本 健一朗(2年)

DB#5   志茂 雅史(4年)

DB#13  杉山 慶(3年)

DB#22  松崎 泰光(4年)

DB#25  藤井 弦一郎(3年)

P#28    新宮 裕也(4年)

—————————————

関東TOP8

日大(4-0)75-14 中央(0-4)

法政(4-0)42-14 明治(0-4)

慶應(4-0)37-25 日体(0-4)

早大(4-0)55-0 専修 (0-4)

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日体大戦ゲームレポート

                                       H17松元竜太郎

【戦評】

10月10日に慶応大のリーグ第4戦、日体大との一戦がアミノバイタルフィー

ルドで 行われ、慶大は37―25で勝ち、開幕から4連勝とした。慶大は日体

大に8点を先制されるが、#29RB李のTDランなどで逆転に成功し、前半を

16―11で折り返す。後半に入っても#5小田、#4江守を中心とした攻撃で

得点を重ねる慶大に対して、日体大は2ポイントを成功させるなど追いすがる展

開が続く。守備はランでドライブされるものの、副将の#22DB松崎が要所で

2つのインターセプトを決めて逃げ切った。

第4節を終了して全勝は日大、法大、慶大、早大の4チームのまま。第5節から

はいよいよ全勝チーム同士が激突する。

【試合経過】

慶応のキックオフで試合開始。日体大の最初のドライブで、守備はランとパスを

織り交ぜた攻撃でじわじわ前進を許し、TDランを決められる。2ポイントも成

功して0―8。続く慶応のオフェンスはノーハドルからのマルチオフェンスであっ

という間にレッドゾーンに侵入するが、攻めきれずに#11K手塚のFGによる

3点止まり。2Qに入ると、好調のオフェンスが李、小田の連続TDランで16

―8と突き放し、守備も松崎がエンドゾーンでインターセプトを決めるなど、追

加点を許さない。しかし、前半終了間際に日体大が関東学生記録の56ヤードに

あと1ヤードと迫る55ヤードのFGを決めて、16―11で前半を折り返す。

後半に入っても、ディフェンスがランで前進を許し続けて、逆転のTDを決めら

れる。オフェンスは#6RB田中のTDランで再逆転に成功し、さらに小田から

#80今沢へのTDパスで30―17と突き放す。しかし、守備が日体大のラン

を止められない。4Qに再び1ポゼッション差となるTDランを決められて、3

0―25となる。続く慶応オフェンスは順調にドライブして田中がTDランを決

めると、松崎がこの日二本目のインターセプトで日体大の反撃を断ち、最終スコ

ア37―25で勝利し、開幕から4連勝とした。

■ランを出された理由

今季の慶応ディフェンスは、84ヤードに抑えた初戦の明治戦を除いて、ランで

150ヤード以上を稼がれる試合が続いている。この日も日体大のラン攻撃で1

73ヤードを許した。#93岸は楽しみな選手だが、それ以外のDT陣の選手層

の薄さ、LBの1対1でのタックリングなど原因はいろいろある。しかし、この

試合について言えば、相手のオフェンスラインが素晴らしかった。日体大のOL

は、5人中4人が2年生でほぼ高校未経験の選手たちだ。昨春はパスプロが持た

ないという理由で、5歩のタイミングのパス自体が存在しなかった。そんなユニッ

トを元鹿島&日本代表の井澤OLコーチが鍛え上げて、1年そこそこでサイズは

ないが質の高いコンビネーションブロックをする集団に変えた。力勝負で比較す

れば慶応の守備フロントより明らかに劣っているのだが、絶妙なタイミングのブ

ロックで、効果的なラン攻撃を続けた。相手のプレーに素直に敬意を表したい。

そして、日体大のOLのプレーは慶応オフェンスにも大きなヒントを与えてくれ

たはずだ。次節から対戦する法政、日大、早稲田のフロントは、慶応のOLより

も文句なく大きい。自分たちよりもサイズのあるDLを相手に、どうすれば李と

田中のランを出せるのか。この2週間をフルに使って突き詰めて考えてほしい。

■絶好調の#4QB江守

4年生のQB江守のパフォーマンスが素晴らしい。シーズン開幕を前にエースの

座は2年生の#5小田に譲ったが、ここまで途中出場ながら20回投19回成功

の95%と驚異的なパス成功率を誇っている。江守を起用した理由について、

「日体大戦前の練習のパス成功率が75%を超えていた」と、スタントHCは江

守が練習中から素晴らしいパフォーマンスだったことを明かす。

彼がこのまま好調を維持し続けてくれれば、3強との対決に向けて大きな戦力と

なる。今季の慶応オフェンスが持っている攻撃のカードは、大きく分けて3つだっ

た。①李と田中のラン、②小田のラン、③小田のプレーアクションパス。専修戦

と日体大戦では通常のパスもぽんぽん決まっていたが、3強の守備相手には同じ

ようにいかない。何度でも言うが、ここからは李卓のラン中心の攻撃が機能しな

ければユニコーンズの活路は開けない。そして、ランを出すために重要なのがプ

レーアクションパスに加えて、サイドスクリーンとアウトパターンのパスだ。つ

まり、ランを止めるために中に集まってくるLB、SF陣を、いかに外に広げら

れるかがポイントになってくる。

前述したとおり、小田はスラントやシームなど中に走り込んでくるWRに投げ込

むパスは得意だが、アウトやコーナーなどサイドライン際に落とすパスの精度は

低い。昨年、高木翼君が志水君や#86柴田に何度も決めていたパスと言い替え

ればピンと来るかもしれない。江守はこのタイプのパスが高木君ほどではないに

しろ、ある程度投げられる。④江守のパスが加わることにより、相手守備に的を

絞らせない攻撃の幅ができるのだ。法政戦の見どころでさらに詳しく解説しよう

と思うが、これから彼の出番はもっと増えるのではないかと予測している。

いよいよ10月24日の次節では、慶応と同じく全勝の優勝候補・法政と対戦す

る。来週はここまであえてふれてこなかった不安の残るキッキングも含めて、徹

底的に大一番の見どころをご紹介したい。まずはシーズン開幕前の前評判が低かっ

た中で、全勝で強豪との決戦までこぎづけてくれた現役選手、スタッフのみなさ

んにいちOBとして感謝したい。

(共同通信社 松元竜太郎・ 平成17年度会員)

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【秋リーグ戦】VS日本体育大学

本日行われました日本体育大学戦は、37-25で勝利いたしました。

 

春のオープン戦で完封勝利を収めた日本体育大学との一戦。

本試合では一進一退を争い、手に汗握る試合展開となり苦しい場面もありましたが

無事勝利することができました。

と同時に、これからの強豪校に向け課題の多く残る試合となりました。

 

本試合は大変多くの皆様に、会場にて応援を頂きました。

会場にて、足をお運びいただき応援してくださった皆様

誠にありがとうございました。

 

現在UNICORNSは、第4節まで終了し

4勝を得ております。

 

次の秋リーグ戦は、

10/24(土) vs法政大学 TOMAHAWKS

13:45 KICK OFF @富士通スタジム川崎
です。

この試合はUNICORNSのホームカミングデーの試合となっております。

昨年2位の法政大学を圧倒すべく、ぜひ多くの方に会場に足をお運びいただき

応援の程を宜しくお願い致します。

 

AO入試合格者の皆様へ

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【総合政策学部3年 RB李卓 南山高校出身】

AO入試の合格者の皆さん、合格おめでとうございます! 自分は高校でもアメフトで日本一を目指して本気で取り組んでいましたが、不完全燃焼で引退しました。 UNICORNSには、高校生の時とは比べ物にならないほど恵まれた環境が整っています。高校では敵わなかった相手にリベンジする、そして今度こそ日本一になる。そう決意してUNICORNSの入部を決めました。 アメフトの経験の有無や身体能力は関係ありません。大事なのは心です。大学生活のすべてを捧げても、男として日本一になりたい!本気で甲子園ボウルで勝ちたい!ライスボウルで勝ちたい!日本一になる!そんな熱い思いに期待して、皆さんの入部を心待ちしています。

 

【総合政策学部1年 OL末松大知 海陽学園出身】

AO入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。私もちょうど一年前、AO入試で合格が決まりそれと同時にUNICORNSへの入部を決めました。私は、AO入試を受けるにあたり合格したら絶対にUNICORNSに入るという気持ちを抱いていました。高校三年間アメフトで、日本一を目指し日々努力していましたが、結果は毎回地区大会止まり。とても悔いの残るフットボール生活でした。そんな中、初めてUNICORNSの試合を見て、気迫のある選手、チームの一体感、かっこいいユニホーム、大勢の観客などに憧れを抱き、大学でも日本一を目指してアメフトをやりたいと思いました。UNICORNSでは、日本一を目指せるとても素晴らしい環境で毎日練習を行うことが出来ます。また、大学生として行わなければならない勉学の面でも、両立出来るように練習時間が調節されており、きちんと勉学にも取り組むことが出来ます。 私たちとともに大学生活を実りあるものにしませんか。皆さんの入部お待ちしています。

 

【総合政策学部1年 QB市瀬竣亮 狭山ヶ丘高校出身】

AO入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。 私は昨年、皆さんと同じ受験方法で慶應義塾大学総合政策学部に入学し、ユニコーンズに入部しました。 私は初めて練習見学に行った時にユニコーンズへの入部を決めました。 理由は本場のフットボールの技術を教えて下さるディビッド・スタントヘッドコーチを中心に、広々としたグラウンドで200人近くいる部員全員が日本一を目指して努力している姿を見たからです。 ユニコーンズはおそらく大半の大学生とは違い、毎日朝早くから日本一になるための練習をしています。それは正直言って楽なものではありません。 しかし、それを乗り越えて試合に臨み、勝利を手にすることは普通の大学生活を送っていてはできない体験です。スポーツに本気で打ち込むために、これ以上ない環境がユニコーンズには揃っています。 皆さんの入部を心よりお待ちしております。

【秋リーグ戦】VS専修大学

2015年9月27日(日)  慶應義塾大学 対 専修大学

10:45 Kick Off  @富士通スタジアム川崎 

天候 曇り

        1Q   2Q    3Q    4Q    

慶應     21   20      7   10     58

専修      0     12     0    7       19

得点経過

1Q   1:14 慶應 #34(RB2年國府谷) 4yd Run

                TFP成功(K#11 3年手塚)      <K7-0S>

      3:04 慶應 #34(RB國府谷) 3yd Run

                TFP成功(K#96 4年島崎)      <K14-0S>

      8:22  慶應 #6(RB4年田中) 9yd Run

                TFP成功(K#11 手塚)         <K21-0S>

2Q   1:33  専修 #10→#1 13yd Pass

                TFP失敗(K#83)              <K21-7S>

      3:28 慶應  #4(QB4年江守)→#19(WR3年田邊) 5yd Pass

                TFP成功(K#96 島崎)        <K28-6S>

      7:59  専修 #10→#88 1yd Pass

                TFP失敗(2 point conv.)       <K28-12S>

     10:30  慶應 #4(QB江守)→#22(WR3年井上) 29yd Pass

                TFP失敗(K#11 手塚)         <K34-12S>

     12:00  慶應 #5(QB2年小田)→#81(WR4年八木) 33yd Pass

                TFP成功(K#11 手塚)         <K41-12S>

3Q  3:12 慶應 #5(QB小田)→#86(WR2年柴田) 6yd Pass

        TFP成功(K#11 手塚)       <K48-12S>

4Q    5:58 慶應 K#96(島崎) 32yd FG成功     <K51-12S>

      9:41  慶應 #10(QB4年麻和)→#13(WR2年岡本) 5yd Pass

        TFP成功(K#11 手塚)       <K58-12S>

     11:54  専修 #25 7yd Run

        TFP成功(K#83)             <K58-19S>

STARTING MEMBER

Offense

RT#78    小野島 洋輝(3年)

RG#51    清野 武尊(4年)

C#59    浅原 宏太郎(3年)

LG#57    清水 憲久(4年)

LT#71     高瀬 智正(4年)

QB#5      小田 裕太(2年)

TE#48     黒田 翔太(3年)

WR#9   寺園 貴文(4年)

WR#17       姜 勝大(4年)

WR#81   八木 雄平(4年)

RB#29    李 卓(3年)

K#11    手塚 太陽(3年)

Defense

DL#72   犬飼 和真(2年)

DL#90  金子 陽亮(4年)

DL#93   岸 佑亮(2年)

DL#97  長塚 大(3年)

LB#4   工藤 勇輝(2年)

LB#41    須永 竜平(3年)

LB#42  井本 健一朗(2年)

DB#5   志茂 雅史(4年)

DB#13  杉山 慶(3年)

DB#22  松崎 泰光(4年)

DB#25  藤井 弦一郎(3年)

P#77    簗瀬 武史(2年) 

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【戦評】

9月27日に慶応大のリーグ第3戦、専修大との一戦が富士通スタジアム川崎で

行われ、慶大は58―19で専大に勝ち、開幕から3連勝とした。慶大は#34

RB國府谷の連続TDランなどで第1クオーターに21点のリードを奪うと、

スタートQB#5小田をはじめとして、4人のQBがパス攻撃で専大守備を圧倒

した。ディフェンスは専大のラン攻撃で前進を許す場面もあったが、#18LB

中野のQBサックなどで要所を締めた。第3節を終了して全勝は日大、法大、慶

大、早大の4チームのまま。

【試合経過】

専修のキックオフで試合開始。慶応は最初のドライブでRB國府谷が4ヤードの

TDランを決めて先制する。続く守備が専修の攻撃をあっさりパントに追い込む

と、#9WR寺園が好リターンでゴール前に迫る。ここも國府谷が押し込んで7

点を追加。さらに1TDを加えて、1Qで21―0と大量リードを奪う。守備は

#93DL岸を中心に専大オフェンスに対抗するが、2Qに入るとロングパスと

オプションで前進を許し、2TDを献上。前半を41―12で折り返す。

後半に入っても慶応オフェンスの勢いは止まらない。小田が#86WR柴田にT

Dパスを決めると、4Qには#4江守、#12米内に続いて4人目のQBとして

出場した#10麻和がTDパスを決めて、合計58点を奪った。ディフェンスは

後半に入るとうまくアジャストして、#22DB松崎を軸に無得点に抑えていた

が、ツーミニッツのラストドライブでゴール前に迫られ、試合終了直前にTDを

許す後味の悪い幕切れとなった。慶応は最終スコア58―19で開幕3連勝とし

た。

■ランを生かすための布石

この日は前節の中央戦から一転して、プレーコールの6割近くをパスが占めた。

エースの小田は16回投11回成功で、207ヤード、2TD。4年生の江守も

10回投げて全てのパスを成功させるなど、上々の出来だった。しかし、私が言

うまでもなく選手たちは分かっていると思うが、自分たちの力を過信しないでほ

しい。パスがメインの攻撃では、法政や日大の守備にはおそらく全く通用しない。

なぜなら、両チームの守備は、慶応よりはるかに精度の高い味方のパス攻撃を相

手に、日々練習しているからだ。今年は#29李を中心としたランで勝負できな

ければ勝機はないとしつこく言っておきたい。

試合後、スタントHCに話を聞くことができなかったのであくまでも私の推測だ

が、この試合パスで攻めたのは、3強との対戦への布石の意味もあるだろう。つ

まり、慶応はパスもあるぞということを意図的に印象づけた感じがある。ここま

で明治、中央に対しては怒濤のランで押し切ったオフェンスだが、法政、日大、

早稲田の守備フロントはさらに数段レベルが上がる。ランを軸に攻めながらも、

効果的なパスによりチェンジアップできなければ、手詰まりになるだろう。そう

いう意味で、ランを効果的に出すための自分たちの武器を増やすことと、相手に

パスを印象づけてランに山を張らせないための布石を打つこと。専修戦のパス攻

撃には二つの意味があったと理解している。

ちなみにWR陣は質、量ともに豊富で、1対1でも十分に対抗できる戦力が整っ

ている。副将の#81八木、#19田邊あたりが、勝負どころでメインターゲッ

トになってくるだろう。

■期待されるLBのソロタックル

守備はこの試合のためにどれほど準備していたのかは分からないが、全体的には

不安材料の方が多く目についた。まず、最大の課題は専修のオプション攻撃で何

度もロングゲインを許してしまったことだ。ビデオを見ないと細かい原因は分か

らないが、画的には止まっているけどLBが1対1でキャリアを仕留められなかっ

た印象がある。昨年の法政戦、オプション攻撃に対して、LBのライト君がこと

ごとく1対1の状況をソロタックルで止めていた。今年のチームでは彼ほど信頼

できるタックラーは残念ながらまだいない。フットボールの基本でもあるが、最

後はきっちりタックルできるかどうかに尽きる。もう一度タックルを鍛え直して、

3強との対決に臨んでほしい。

もう1点気になったのが、簡単にロングパスを決められてしまったCB陣だ。特

にやられ方もよくなかった。エースCBの#13杉山は安定していたが、それ以

外の選手には不安が残った。確かに専修のバックフィールドはスピードがあり、

相手QBの調子も良かったが、このままでは法政と日大のパスには全く対抗でき

ないだろう。

いい話題もあった。DLは負傷から戻ってきた岸が中央に入ることにより、安定

感がぐっと増していた。LBでは1年生ながら随時試合に出場している#18中野

の動きがいい。特にQBサックで見せたパスラッシュのスピードは、慶応守備の新

たな武器になりつつある。まだまだ課題の多い守備だが、ぜひチーム内の競争も

含めて、さらに高いレベルを目指してほしい。

ここまで慶応はもちろん、法政、日大、早稲田の3強も順調に全勝で勝ち進んで

いる。特に現時点のチームの総合力としては、法政が頭一つ抜けていて、最も甲

子園ボウルに近いと見ている。慶応はその法政と第5節で対戦する。目の前の日

体大戦はもちろん、法政をどれだけ意識して準備ができているか。決戦の時は近

づいている。(共同通信社 松元竜太郎・ 平成17年度会員)

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FIT入試合格者の皆様へ

【法学部政治学科4年 DB金野雄一郎 海陽学園出身】

FIT入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。 私も皆さんと同じ様な受験方法で2012年4月に慶應義塾大学に入学しました。 大学生活とは、きっと皆さんが思い描いている通り、自由度が高く非常に多くの選択肢が存在します。サークル活動や留学や学生旅行、何もしないで大学4年間を過ごす事だって可能で、全てが自分次第です。 そんな選択肢の中、私はユニコーンズと呼ばれる我が部、体育会アメリカンフットボール部という居場所を選びました。その理由は、日本一を本気で目指したかったからです。 ユニコーンズは志ある全ての者に門戸が開かれています。経験者、未経験者問わずに日本一を本気で目指す者が集う場所であり、それが現実的に取り組める環境です。 たしかに毎日の練習は厳しく、時間も拘束されます。しかし、それだけの価値がこの部にはあると私は思います。素晴らしい環境に素晴らしいコーチ陣、そして苦楽を共にし一生の仲間となる者達がここには居ます。 さらに、慶應義塾大学は文武両道を掲げており、勉学にだって本気で取り組める環境がユニコーンズにはあります。 皆さんには、今後ずっと先になって人生を振り返ったとき、後悔のない選択をして頂きたい。その為にも最後の学生生活、日本一を目指してみませんか? 皆さんの入部を心からお待ちしています。

金野

【法学部政治学科1年 TR中野裕美子 インターナショナルスクールオブケニア出身】

AO入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。 私も合格が決まった1年前、自分の大学生活がどのようになるのかわくわくドキドキしていたことを覚えています。 私がUNICORNSに入部を決めた理由は、日本一を目指せる環境、そして全員がその目標に向かって努力している情熱的な雰囲気に魅力を感じたからでした。スタッフという立場でスポーツにかかわるのは私にとって初めてで分からないことばかりでしたが、先輩方を始めとし、コーチの方々も優しく、時には厳しく指導してくださいました。入部して半年も経っていませんが、1日の大半を共に過ごす素敵な仲間とも出会えました。何かに一生懸命取り組むにはベストな場所だと思います。UNICORNSは文武両道も掲げており、勉学にも支障をきたさないよう授業にもきちんと出ることができるので、部活と勉学両方で成果を出すことが可能です。 是非、共に日本一を目指し、充実した大学生活を送りませんか? 皆さんの入部お待ちしております。

中野

 

【秋リーグ戦】VS専修大学

本日行われました専修大学戦は、58-19で勝利いたしました。

 

昨シーズン、BIG8からTOP8に勝ち上がってきた専修大学との試合。

テンポ良いオフェンスにより、大量得点を得て勝利することができました。

 

会場にて、足をお運びいただき応援してくださった皆様

誠にありがとうございました。

 

現在UNICORNSは、第3節まで終了し

3勝を得ております。

 

次の秋リーグ戦は、

10/10(日) vs日本体育大学 TRIUMPHANT LION

15:15 KICK OFF @アミノバイタルフィールド
です。

引き続き応援のほどを、よろしくお願いいたします。

【お知らせ】秋リーグ戦 日本体育大学戦 試合時間変更

10/10(土)に行われます、日本体育大学戦のKICK OFF時間が変更になりましたので

お知らせいたします。

 

16:30 KICK OFF予定でしたが、

15:15に変更となりました。

 

なお開催場所はアミノバイタルフィールドとなっております。

 

皆様の会場での応援、お待ちしております。

【秋リーグ戦】VS 中央大学

2015年9月20日(日)  慶應義塾大学 対 中央大学

10:45 Kick Off  @富士通スタジアム川崎 

天候 晴れ

        1Q   2Q     3Q    4Q    

慶應     10    7      6     16     39

中央      3    10      7      0       20

得点経過

1Q   1:47 中央 #19  51yd FG成功      <K0-3C>

      7:39 慶應 #29(RB3年李)  12yd Run  

                TFP成功(K#11 3年手塚)      <K7-3C>

      10:03  慶應 K#11(手塚)  22yd FG成功 <K10-3C>

2Q   0:54  中央 K#19  44yd FG成功       <K10-6C>

     5:41  慶應  #29(RB李)  71yd Run

                TFP成功(K#11 手塚)      <K17-6C>

     9:31   中央 #12→#8  3yd Pass

                TFP成功(K#19)             <K17-13C>

3Q  7:52 慶應 #6(RB4年田中)  2yd Run

        TFP失敗(K#11 手塚)     <K23-13C>

   10:43  中央 #12→#8  10yd Pass

        TFP成功(K#19)           <K23-20C>

4Q    1:26 慶應 #29(RB李)  20yd Run

        TFP失敗(K#11 手塚)     <K29-20C>

      9:55  慶應 K#11(手塚)  22yd FG成功 <K32-20C>

     11:54  慶應 #29(RB李)  25yd Run

        TFP成功(K#11 手塚)     <K39-20C>

STARTING MEMBER

Offense

RT#78    小野島 洋輝(3年)

RG#51    清野 武尊(4年)

C#59    浅原 宏太郎(3年)

LG#57    清水 憲久(4年)

LT#71     高瀬 智正(4年)

QB#5     小田 裕太(2年)

TE#85     林 健太(4年)

WR#9   寺園 貴文(4年)

WR#17     姜 勝大(4年)

WR#81   八木 雄平(4年)

RB#29    李 卓(3年)

K#11    手塚 太陽(3年)

Defense

DL#60   河内 宥輝(3年)

DL#70   長野 靖(4年)

DL#90  金子 陽亮(4年)

DL#97  長塚 大(3年)

LB#4   工藤 勇輝(2年)

LB#26  池辺 悠太朗(3年)

LB#41    須永 竜平(3年)

DB#1   兵頭 宣俊(3年)

DB#5   志茂 雅史(4年)

DB#13  杉山 慶(3年)

DB#25  藤井 弦一郎(3年)

P#77    簗瀬 武史(2年)

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<中大戦ゲームレポート>

                                   H17松元竜太郎

【戦評】

9月20日に慶応大のリーグ第2戦、中央大との一戦が富士通スタジアム川崎で

行われ、慶大は39―20で中大に勝ち、開幕から2連勝とした。前半は中大に

先制点を許すなど拮抗した試合展開だったが、後半は#29RB李のランを中心

に攻撃を組み立てて、中大ディフェンスを崩した。守備はドライブされるものの、

#4LB工藤らを中心に要所を締めた。

【試合経過】

慶応のキックオフで試合開始。風下に立った慶応ディフェンスはパスで前進を許

すと、風にも乗った51ヤードのFGを決められて3点の先制を許す。その後は

パントを蹴り合う展開が続くが、パントを中央のリターナーがファンブルして、

敵陣からの攻撃権を得る。このチャンスにQB小田のランなどで前進すると、最

後はRB李のTDランで7―3と逆転に成功する。

2Qに入ると慶応のパントがブロックされゴール前のピンチを迎えるが、#13

CB杉山のインターセプトで無失点で切り抜ける。その後も互いに譲らず1TD

1FGで10点ずつを加えて、前半を17―13で折り返す。

後半に入ると両チームのランが止まらない。慶応は李と田中のアウトサイドのラ

ンを中心に前進を続けて、李のTDランで先に追加点を奪い23―13とするが、

中央も真ん中のランでドライブし、23―20と追いすがる。しかし、4Qに入

り李がこの日3本目のTDランで29―20と突き放すと、終了間際にも李が4

本目となるだめ押しのランを決めて、最終スコア39―20で、開幕2連勝を飾っ

た。

■炎天下で表れたデプスの差

17―13と慶応が4点のリードで前半が終了。この時点で慶応の勝利はほぼ間

違いないだろうと思った。両チームのトップの選手に力の差はほとんどない。し

かし、選手層には圧倒的な差があったからだ。この日は真夏のような日差しが照

りつける暑さで、各クオーターの6分が経過した時点でウォータータイムアウト

が取られていた。ほぼ固定されたメンバーで戦う中央に対して、慶応はQBとO

Lを除く全ポジションがローテーションしていた。特に、守備は11のポジショ

ンに対して、30人以上の選手が交代出場でプレーしていた。

後半開始早々、中央の選手が足をつって倒れた。その後も10人近くがフィール

ドに倒れたが、そのほとんどは疲労と消耗によるものだろう。一方の慶応は試合

終了まで選手たちがフレッシュな状態で戦い続けた。第4クオーター、選手たち

のフィジカルコンディションに比例するように、点差も大きく離れていった。

少し気は早いが、3強との最初の対決となる法政戦は、間違いなく守備のデプス

の完成度が問われる試合になる。法政の”ハイパーオフェンス”は10人のWR、

TEがローテーションで常にフレッシュな状態で攻撃を仕掛けてくる。その内7

人くらいはエース級の能力を持った選手だ。RB、OLすらもローテーションす

る。彼らの攻撃を11人で止めることは難しい。少なくとも交代しても力が落ち

ない20人ほどの守備メンバーが必要になるだろう。筒井守備コーチは春からずっ

と多くの選手を起用して、デプスの構築に努めてきた。その成果が今、確実に表

れている。

■覚醒し始めたOL

ラン、ラン、ラン。この日の慶応オフェンスは後半に李と#6RB田中のランで

押し切って、勝利をものにした。前述したスタミナ面の差はある。しかし、それ

を差し引いても、OLのブロッキングと二人のRBの走りは素晴らしかった。

そもそも私は試合の見どころで、#5QB小田のプレーアクションパスが鍵にな

ると書いた。これほどランが出るとは思っていなかったからだ。しかし、予想は

外れた。慶応のランオフェンス、OL陣の成長は、私の想定をはるかに上回って

いたのだ。まずは#71Tの高瀬、#57G清水の4年生コンビが頑張って、左

サイドのオフタックルのランから崩した。TE、WRのブロックも素晴らしく、

李と田中が何度もオープンを駆けあがった。守備が外に開くと、今度はRBが内

にカットバックを切って突進する。一人のタックルでは倒れない、李と田中のヒッ

トに対する強さも印象的だった。攻撃プレーの70%をランが占め、最終的にラ

ンで399ヤードを稼ぎ、勝利をたぐり寄せた。

ここまでランが出れば、当然パスも決まる。4Q、どとうのランでドライブを続

ける中、小田がLBの裏に走り込んだ#82WR蜂須賀にきれいにPAパスを決

めた場面があった。中央のLBは何とかランを止めようと、完全に前のめりになっ

ていた。ランで守備を前に引き寄せて、裏の空いているスペースにパスを決める。

これは今季の慶応オフェンスが目指すべき理想型だろう。小田は動きながらのパ

スやロングパスの精度は低い。しかし、WRが中に走り込むパターンに対して思

い切り投げ込むタイプの、ショートとミドルのパスはしっかり決めることができ

る。小田には苦手なロングパスやアウトパターンのパスを習得するよりも、得意

なインパターンのミドルパスの精度を徹底的に高めてほしい。攻撃の柱であるラ

ンプレーさえ出ていれば、今の小田のパス能力でも十分にオフェンスは成り立つ。

ランとPAパスで攻めて、第3ダウンロングを作らない。この攻撃を愚直に続け

てほしい。

今後もOLが成長すればするほど、ランの破壊力は増していく。OLがブロック

さえできれば、3強が相手でもエンドゾーンは決して遠くない。なにしろ、ボー

ルを持って走るのは日本代表のRBだ。QB高木君が抜けたことで期待値が低かっ

たオフェンスだが、攻撃の必勝パターンが見えてきた今、自信を持って自分たち

の理想のオフェンスを追求してもらいたい。

(共同通信社 松元竜太郎・平成17年度会員)

【秋リーグ戦】VS 中央大学

本日行われました中央大学戦は、39-20で勝利いたしました。

 

昨シーズン、1タッチダウン差で逃げ切った相手。

今年も一進一退の攻防が続きましたが、観客席、フィールド内の選手達、サイドラインが

一体となりことで勝利を掴みとることができました。

 

会場にて、足をお運びいただき応援してくださった皆様

誠にありがとうございました。

 

現在UNICORNSは、第2節まで終了し

2勝を得ております。

 

次の秋リーグ戦は、

9/27(日) vs専修大学 GREEN MACHINE
10:45 KICK OFF @富士通スタジアム川崎
です。

引き続き応援のほどを、よろしくお願いいたします。

【秋リーグ戦】VS 明治大学

2015年9月5日(土)  慶應義塾大学 対 明治大学
14:00 Kick Off  @アミノバイタルフィールド
天候 曇り
        1Q   2Q     3Q     4Q     計
慶應     14    7      7      6     34
明治      3      0      0      7       10
得点経過
1Q   9:51 慶應 #5(QB2年小田)→#81(WR4年八木)  6yd Pass
                TFP成功(K#11 3年手塚)  <K7-0M>
      10:29 明治 K#19 27yd FG成功  <K7-3M>
        11:46  慶應 #5(QB小田)  41yd Run
                TFP成功(K#11 手塚)  <K14-3M>
2Q   6:12  慶應 #29(RB3年李)  37yd Run
                TFP成功(K#11 手塚)  <K21-3M>
3Q  2:00 慶應 #29(RB李)   10yd Run
        TFP成功(K#11 手塚)  <K28-3M>
4Q    3:02 慶應 #29(RB李)  1yd Run
        TFP不成功(K#11 手塚)  <K34-3M>
     11:09  明治 #18  3yd Run
        TFP成功(K#19)         <K34-10M>
STARTING MEMBER
Offense
RT#78    小野島 洋輝(3年)
RG#51    清野 武尊(4年)
C#59    浅原 宏太郎(3年)
LG#57    清水 憲久(4年)
LT#71     高瀬 智正(4年)
QB#5     小田 裕太(2年)
TE#85     林 健太(4年)
WR#9   寺園 貴文(4年)
WR#17       姜 勝大(4年)
WR#81   八木 雄平(4年)
RB#29    李 卓(3年)
K#11    手塚 太陽(3年)
Defense
DL#60   河内 宥輝(3年)
DL#93   岸 佑亮(2年)
DL#90  金子 陽亮(4年)
DL#97   長塚 大(3年)
LB#4    工藤 勇輝(2年)
LB#5   志茂 雅史(4年)
LB#41    須永 竜平(3年)
DB#13  杉山 慶(3年)
DB#22    松崎 泰光(4年)
DB#25  藤井 弦一郎(3年)
DB#44   内藤 大地(3年)
P#77    簗瀬 武史(2年)
※チームおよび選手のスタッツ(公式記録)は関東連盟のホームページ
で閲覧できます。http://www.kcfa.jp/
リーグ戦星取り表で、見たい試合の勝ち負け(得点・失点)の
ところをクリックすれば、スタッツが出てきます。
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明治大戦ゲームレポート
                                                       H17松元竜太郎(共同通信勤務)
【戦評】
9月5日に関東TOP8の開幕戦となる慶応大と明治大の一戦がアミノバイタル
フィールドで行われ、慶大は34―10で明大に勝った。慶大は序盤から攻守で
明大を圧倒。新エースの#5QB小田も自らのランとパスで2TDを決めるなど、
上々のパフォーマンスを見せた。
【試合経過】
慶応のキックオフで試合開始。明治の最初の攻撃をパントに追い込むと、慶応は
2シリーズ目のオフェンスで、小田が#9WR寺園にロングパスを通して敵陣に
入る。最後は#81WR八木にTDパスが決まり7点を先制。続くキックオフで
ビッグリターンを許すが、レッドゾーン守備でDB陣が攻守を見せてFGの3失点
にとどめる。続くオフェンスでは#29RB李のランなどで前進すると、最後は
小田が41ヤードを自ら走りきりTD。リードを広げる。2Qに入っても李のT
Dランで追加点をあげて、21―3で前半を折り返す。
後半に入っても慶応オフェンスの勢いが止まらない。最初のドライブでテンポよ
く前進すると、最後は李がTDランを決める。明治はパス中心の攻撃に切り替え
るが、#90DL金子のプレッシャー、#4LB工藤、#41LB須永のインター
セプトなどで反撃の糸口をつかませない。4Qにも李がこの日3本目となるだめ
押しのTDランを決めて、最終スコア34―10で開幕戦を制した。
■希望をもたらすオフェンスラインの成長
後半開始早々の李の9ヤードTDラン。このプレーが今季の慶応OLの成長を象
徴していた。インサイドゾーンで#59C浅原を中心に明治DLをゴリゴリと押
し込む。最後は李がゴール手前からもう一伸びしてエンドゾーンに飛び込んだ。
OLのランブロックが全てと試合の見どころを書いたが、主将と副将を務める明治
の強力な両DTを押し込んでのTDは、ユニコーンズの今季に希望をもたらすも
のだった。
しかし、その実力はまだ確固たるものではないことも明らかになった。3Qの続
くオフェンスからしばらく慶応のランが沈黙した。明治のディフェンスが仕掛け
ている様子もなかったので不思議だったが、慶応OLのメンツが入れ替わってい
た。第1、第2ダウンでランが出ずに第3ダウンロングでパスを強いられる。想
定していた悪いオフェンスのパターンだった。ちょっとメンバーが交代しただけ
で、相手に主導権を奪われてしまう。デプスを含めて、まだOLには真の実力が
ないということだ。
昨年は法政戦をはじめとして、ランが出ずに第3ダウンロングという状況でも、
高木君が何度も何度もパスを決めて局面を打開した。しかし、繰り返しになるが
小田にそれを求めるべきではない。第3ダウンロングを作らないようにすること
がオフェンスにとって最も重要であり、その成否はOLのパフォーマンスが握っ
ている。
■テンポを生み出した新エースの小田
2年生ながら、新たにユニコーンズオフェンスの司令塔を託された小田の出来は
どうだっただろうか。彼の一番いいところは闘争心、攻める姿勢を全面に出して、
テンポよくドライブを展開できるところだ。おそらくスタントHCも彼の攻撃的
なパフォーマンスを評価して、エースに抜擢したのだろう。自ら走れることも魅
力だが、今後はミドルパスの精度に磨きをかけてほしい。
これから対戦するチームは、李をはじめとした慶応のランを止めるために前がか
りのディフェンスを展開してくることは明らかだ。その裏を突くようなミドルパ
スをどれだけ正確に決められるかで、小田の真価が問われてくる。明治のSFに
インターセプトされたLBの裏に投げ込んだシームのパスがあったが、まさにあ
のパスを強豪相手に今後どれだけ決められるか。#19田邊をはじめとしてスピー
ドのあるWRも多いので、どうしても昨年までのロングパスを使いたくなるとこ
ろだが、あえてロングパスは投げない方がいいと思う。あれは40ヤードのパス
を正確にポイントに落とせる高木君の技術があったからなし得た技だ。小田が率
いるオフェンスは、ランとショート、ミドルのパスで着実にドライブする。初戦
でしっかり結果は出したのだから、シーズンを通して自分たちの攻撃スタイルを
確立し、完成度を高めてほしい。
■待たれるDTの成長
ディフェンスは力を出せば2本以内には抑えられると予想していたが、ほぼ想定
していたとおりの実力だった。スター選手こそいないが、春から筒井守備コーディ
ネーターが取り組んできたデプスの構築が功を奏して、メンバーが入れ替わって
もほとんど力が落ちない。タフなリーグ戦を勝ち抜いていく上で頼もしいディフェ
ンスに仕上がってきている。
明治のWRに落球が相次いだため、課題のCBを評価するまでにはいたらなかっ
たが、DLについては課題が明確になった。DEについては、主将の金子を筆頭
に昨年から経験を積んでいる#97長塚、#94萩原、今春OLからコンバート
された#72犬飼ら人材が豊富にいて、それなりにプレッシャーも与えることが
できていた。しかし、中央からのDTによる圧力が少なかった。3強の強力なオ
フェンスを止めるためには、スタータに抜擢された#60河内をはじめとして、
DTのもう一段の成長が必要になってくる。
最後にTDを許したことは課題だが、守備は幸先のいいスタートを切ったと言え
るだろう。これから対戦するチームにはプレーメーカーが多く、常に一発TDの
驚異をひめている。昨年、屈辱の全シリーズTDを奪われた日大をはじめとして、
今季のユニコーンズディフェンスがどのようなプレーを見せるのか、秋が深まっ
ていくのを楽しみに待ちたい。(共同通信社 松元竜太郎・平成17年度会員)