【チーム活動報告】体育会応援指導部の練習参加のご報告 2025.06.26

マーケティング担当 橋谷友太朗(4年)

平素より大学UNICORNSにご支援・応援いただき、ありがとうございます。

この度、慶應義塾体育会の応援指導部の練習に参加させていただきました。

この活動は、New Unicorns Projectの一環で実施しており、
①他団体訪問を通じて、良いところを吸収してチームに還元する。また、自分たちの良さ・悪さを再認識する
②チームを代表して訪問することで、礼儀作法や振る舞い方、外からの見られ方を学ぶ
ために実施しております。

弊部は今後もこうした交流を続けながら、競技の枠を超えてつながり、応援されるチームを目指してまいります。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

以下、今回の合同練習に関して、参加した部員の感想を掲載いたします。

ー応援指導部参加
QB #8 山岡葵竜(4年・佼成学園)
先日、我々アメフト部は、部員数名で体育会応援指導部に出稽古に伺いました。競技という枠を超えた交流ではありましたが、得るものは非常に多く、刺激的な時間となりました。

応援指導部の皆さんの姿勢や所作の一つひとつには、圧倒されるものがありました。まず印象的だったのは、ピリッと張り詰めた空気感と、それを支える徹底された規律とメリハリです。入退場のタイミング、動き出す一歩、声を発する瞬間に至るまで、全員が全体のリズムを強く意識し、一糸乱れぬ行動をしている様子は真の集団行動でした。

また、すべての行動において「リスペクト」と「礼」が徹底されている点にも深く感銘を受けました。大きな声での挨拶、ピンと伸びた背筋、そして先輩後輩の関係性の中で自然に体現されている礼儀作法。応援という役割に誇りを持ち、全身で表現しているその姿から、我々が競技の場で忘れかけていた大切な要素を再確認させられました。

特に「声の出し方」や「表情」「姿勢」のように、見る人・聞く人に伝わる身体表現の精度には圧倒されました。単に大きな声を出すのではなく、タイミング・方向・重心・表情まですべてが計算されていて、感情や想いを込めた一声一声が場の空気を変えていく力を持っていました。こうした一つひとつの所作に、観る者を惹きつける「説得力」が宿っていると感じます。

そして何より、時間厳守の姿勢が徹底されていたことにも強く刺激を受けました。秒単位での集合、準備、そして本番に向けての集中力の高め方。これらは日々の積み重ねの賜物であり、アメフトの試合でも必ず活かせる要素だと感じました。

今回の出稽古を通じて、私たちが「当たり前」と思っていたルーティンに、どれだけの意識と意味を込めることができるかを考え直すきっかけとなりました。応援指導部の皆さん、本当に貴重な学びの場をありがとうございました!