【結果】2026春季オープン戦 vs日本大学有志の会

ディフェンス踏ん張るも・・
日大に完封負けを喫する

試合結果

2026年5月17日(日) 慶應義塾大学 対 日本大学有志の会
14:30 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 晴れ

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應義塾 0 0 0 0 0
日大 7 0 7 16 30

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ゲームレポート

山田健太(H7年卒)

前半を0対7
3Q終了時点でも14失点と好QB率いる日大相手にディフェンスが試合を作ったがオフェンスが零封では。。

これで4試合中3試合が0TD 0FGの拙攻。
皮肉と奮起を期待し、Keioオフェンスは、点が取れるようになるまで0ffense(Oをゼロに変え、ゼロフェンス)と呼びたいと思います。

しっかし、アメフトはこんなにも点が取れないスポーツなんでしたっけ??

たかだか1週間で劇的に改善する事もないでしょうから、温かくゼロフェンスの成長を見守るしかありませんが、のんびりしていればあっという間にシーズンが終わってしまう事も事実。

ゼロフェンスのメンバーには一段の奮起を期待します。

とは言え、ゼロフェンスにも良いところはあり、この試合、ラインズは及第点でしょう。感覚的には合格点ですが、得点取れてないですから及第点どまり。日大のDLは、関学日大戦を観た方でしたら共感頂けると思いますが戦慄の強さ。関学OLがほぼ無力化されていました。

日大対策なのかなと思いますが、チーム最強クラスのLT#77岩戸(4年・塾高)をGにコンバートし中央を補強。怪我から復帰の大型ラインズ#72海老谷(3年・塾高)、期待の2年#78松本(2年・本郷)、#59松江(2年・塾高)、そして副将#55滝口(4年・藤沢)がしっかり機能。主将#79丹羽(4年・塾高)を欠きながらも日大DLを押し込むシーンも多々あり、なかなか期待できる強さを見せてくれています。

#59DL 松江(2年・塾高)

強靭な日大フォーシングユニットを相手にあのパフォーマンスは頑張ったと思います。

RB陣も、#25田中(3年・本郷)、#8須藤(3年・塾高)が良いエフォートを見せ、ランオフェンスはモノになりそうな雰囲気は出てきています。

課題はパッシング。
徐々にショートパスは通るようになってきていますが、ミドル、ロングパスにはまだ改善が見られません。

ランとショートパスのみなので、相手ディフェンスは安心して前がかりになり、徐々に手詰まりになる構図。

ファンブル、インターセプト、パントブロックを重ねてしまっては、踏ん張っていたディフェンスにも限界が。ゼロフェンスのキャッチアップオフェンスの失敗で最後に失点が嵩みましたが、あれだけのディフェンス時間で、体感は2失TDは良い仕上がりであったと思う。

見せ場は2回。
自陣で迎えたフォースダウンギャンブルの阻止。もう一回は、FGをブロック。これが不幸にも日大が拾い大きくゲイン。レッドゾーンディフェンスを強いられる珍プレーかつ不幸なプレーとなり、FGブロックというファインプレーから一転、大ピンチを迎えるという心折れる展開に。ここでゴール前数ヤードのフォースダウンギャンブルを迎えたが、折れた心をしっかりと立て直し、日大オフェンスを阻止。なかなかの圧巻プレー。DL、LB陣の強さは本物ですね。

この試合でのニューヒーローはDL#57曽我(3年・塾高)。
勝負所でのソロタックル、サックと大暴れ。他のプレーでもクレバーな動きをしていて頼もしいニューフェイスと思って見ていたら、何と彼は医学部生。本当にクレバーという文武両道の選手でした。昨年主将の横手も医学部生で感嘆していましたが、それに続く選手がいたとは驚きですね。

#57DL 曽我(3年・塾高)

LBでは#54安田(2年・塾高)が抜擢。
インターセプトで魅せてくれたDB#4西田(2年・塾高)と共に、期待の若手として大きな成長に期待です!

#54LB 安田(2年・塾高)

キッキングでは、2試合連続でパントチームで失点。
好パンターを擁しているなだけに、強みを活かせておらず残念な状態。リターンでは、前節のリターンTDに続き、この試合も、エースリターナ#33橋口(4年・藤沢)がハーフラインまで戻すナイスリターンに続き、#30三田(2年・塾高)も好リターンを魅せてくれました。ここでも2年生が活躍と将来が楽しみです。そして、安定したリターンは、リターナーのみならず、全体のブロッキングも安定している証左ですので、リターンチーム全体のレベルが高いのでしょう。

#30三田(2年・塾高)

次節も強敵中の強敵、法政との対戦となります。
関学、早稲田、同志社、日大と、まさに秋を見据えた強豪校との連戦。肉体的な負担も大きいと思いますが、ここまでの学びと悔しさをバネに一泡吹かせて欲しいものです。

1週間で変われることは少ないかもしれません。
まずゼロフェンスは、ファンブル含め自滅の撲滅が求められます。ラインズ、RBで試合は作れそうな感触がありますが、シリーズを通しブロックしきる、走り切るはできてなく、まだ単発の良いプレーに留まります。ここが強みになる必要がありますから、ラインズで点を取ってくるという気概と結果が求められます。

バックス陣も、最後の1枚をしっかりまくり倒す強さが欲しいです。

パッシングは、足りない部分が多すぎますが、練習で出来ていることを実践で出来る感覚が掴めてないんじゃないかなと思いますので、練習と実践の乖離をなくす必要があるのかなと思います。

勝ち負けでは負けしかないユニコーンズですが、選手の思い切ったプレー、アグレッシブなプレースタイルは悪くないです。

ディフェンスは完封する意気込みで、より一層の精進を。
ゼロフェンスは、覚悟を決め、腹をくくり、より百層の精進を!!

我々は、選手たちの笑顔に向け全力サポートあるのみ。法政戦、期待しましょう!!