【部員コラム】春季シーズン意気込み 〜4年生編〜 2021.04.30

4年マネージャー 黒木 杏奈

平素より、大学Unicornsに多大なるご支援・ご声援をいただき、誠に有難うございます。

先日、今年度の春季シーズンスケジュールが発表されました。
詳しくは、以下の記事を是非ご一読下さい。

https://keio-unicorns.com/mita-kai/game-report/210408-1/

昨年度に引き続き、原則として無観客にはなりますが、ご声援のほど宜しくお願い致します。

また、先日本年度のチームスローガンが” I DO “に決定致しました。

第3週の今回は、ラストイヤーとなった4年生が練習にどんな思いで取り組むのか。彼らのアツい思いをぜひご一読下さい。

OL#50 伊能 和輝(4年・慶應義塾)

私は4年としての自覚を持ち一挙手一投足に責任を持って行動したい。自分の行動や発言の一つ一つが良くも悪くもチームや後輩に影響することがある。私は、その影響力を存分に プラスな方向に持っていきたい。私が泥臭く、笛が鳴るまでプレーし続ければ、後輩も真似をすると思う。私が上下関係を感じさせないフランクな関係性を築けば、皆もそれを見習い、 コミュニケーションのし易い環境を作れるかもしれない。1人で変えられないと思う人もいるかもしれないが、それができるのが4年であり、それをしなくてはならないのが4 年である。私は一挙手一投足において、それを練習内外問わず実行する4年になろうと思う。

また、「今日が最後」。そう思い、愚直に練習に励みたい。思い返すと、4年間様々なことがあった。ポジション変更し試合に出られなかった1年間、活動自粛によるシーズンアウト、コロナの影響で昇格戦中止。私はこの4年間で急に試合がなくなる怖さや、出られなくなる辛さを味わってきた。もしかしたら今後コロナが激化し、シーズンごと中止になるかもしれない。だからこそ、私は日々「今日が最後」になるかもしれないと思い、後悔なくこれからの毎日を過ごそうと思う。

LB#15 板倉 正明(4年・慶應義塾)

私は、“I DO”を体現したい。このスローガンは”私がやる”という意味である。練習ではグラウンドを走ることや、声かけなど、必ずやる事が決められており、それは誰にでも出来るとても簡単な事である。それを4年生として、誰よりも体現したいと思う。またそれだけではなく、周囲にも波及出来るよう背中で見せるだけでなく、声掛け等も行っていきたい。これらは勿論言い訳せずにやらなければならない事だが、全ての部員が納得するわけではないと思う。

私は部活動を通じて、リーダーが要求すれば部員は手足を動かすが、真に納得していなければ、それは⻑続きしない事を痛感した。その為、もし納得していない人がいればそういった人たちに寄り添い、“I DO”に共感してもらい、そこに対してコミット出来るようサポートを行いたいと考えている。自分としても納得出来ない事があれば、そのままにするのではなく、しっかりと自分の意見をぶつけて、共感した上で部活動に励みたい。

さらに、私はラストイヤーになる際に二つの事を考えた。一つ目は、「なぜこの部活に入ったのか。」を思い出す事だ。現在、再生プロジェクトを通じて様々な施策が講じられている。勿論、行動規範に同意した私たちはそこに対して真摯にコミットしなければならないと考えている。ただ、それ以上に「なぜこの部活に入ったのか。」が重要なのではないかと考えている。私は今までの自分を変えたくて、仲間と本気で日本一を目指し、チームスポーツに打ち込みたくて入部した。皆も同じように純粋な気持ちで入部したのではないかと思っている。このそれぞれの想いは誰に邪魔されるものでもないし、否定されるものでもないと思う。そんな始めた時の気持ちを常に心に留めながら行動したい。

二つ目は、誰にでも出来る事を誰よりも徹底する事だ。私はアメフトが下手だと思っているが、そういった姿勢を評価されていると感じている。その為、四年生になり昨年以上に試合に出場する機会が増えると思うが、そういった姿勢を貫きたい。

SC 荒川 侑哉(4年・慶應義塾)※写真手前

私は今自分が持っているものをなるべく未来のSCに残せるように努めたいと思っている。SCというポジションの性質上シーズン中は、次に来る本格的な体づくり期間の準備もしな ければいけない。もちろん春シーズン中も体作りは必須と考えている。その中で、現在自分にしかできない業務をいくつか抱えている現状がある。これを後輩に引き継ぐタイミングはもうあまり残されていないので、この春シーズンでうまく引き継げるようにしたいと考えている。うまく引き継ぐためにも、どのようにしたら引継ぎやすいか、どのようにすれば SCで継続的に引き継いでいけるかを考え、より未来を見据えて今年の引き継ぎ作業を行わなければいけないと考えている。

実例を出すと、現在SCは部員それぞれに重りの記入されたメニューを作成している。これは私個人がプログラミングを用いて作成している。 この作業は現在自分にしかできない。この作業を後輩に引き継ぐにあたって、1からプログラミングを学んでもらうのは現実的ではないと考える。しかし、プログラミング言語への理解がなければ、何かあった時の修正ができない。その中で⻑くSCで引き継いでいくために、いかに修正の必要がないシステムを組むか、もし何かあってもプログラミングが分からずとも簡単に修正できる仕組みを作るか、誰でも簡単に操作できるかなどという点にしっかり気を配る必要があると考えている。まだまだ他にも気を配らなければいけない点が数多くあるだろう。このような点を詰めて考え、より完璧に引き継いでいきたいと考えている。

その他にも、春シーズン中の体作りについてもしっかりとポジションリーダーとして、気を緩めることなくメニュー作りから選手への指導までしっかりと取り組んでいきたいと考えている。

精神面については、結局行動面とつながると思うのだが、背中で引っ張っていきたいと 考えている。口だけの4年生には誰もついてこないと思うので、”I DO”というスローガンを掲げた以上、誰よりもまず自分がやるということを念頭に置いて練習に取り組みたいと考えている。SCはやはり、3月までの体作りの期間に比べると気が緩みがちな時期だと思うので、そこで自分が引っ張っていきたいと考えている。