2年広報担当 松本美波
10月13日(月)富士通スタジアム川崎にて、早稲田大学アメリカンフットボール部Big Bearsとの試合が行われました。
2025年大学アメフト日本一をかけた戦い、第5節となります。
惜しくも勝利を逃した早稲田戦ですが、その中でも活躍した2人のUNICORNS選手にインタビューしました。
2Q 49yd FG 2Q 44yd FG
#39 K 北村朔也(2年・宇都宮短大附属)

今試合では49yd FG、44yd FGと2つのロングFGを成功させた北村選手ですが、キック成功の感想はいかがでしたか。
めちゃくちゃ嬉しかったです。初めてチームに貢献できた気がしました。日頃から地道に積み重ねてきた技術の部分に絶対に自分が決めて勝つという強い気持ちが乗って最高のパフォーマンスを発揮することができました。キッカーは決めて当たり前のポジションとよく言われますが今日は自分はそのプレッシャーを前向きに捉えて楽しむことができていたと思います。自分のキックで流れを少しでも慶應に持っていくことができたと感じています。
北村選手は昨年はLBユニットの選手でしたが、いまはFGキック専門の選手として活躍されています。ポジションが変わったことで何か変化はありましたか。
今年のチームの日本一という目標を考えた時に自分が最大限力を発揮できる場所を見つけただけです。FGのキックしかやっていないから決めて当たり前と日頃の練習から自分自身にプレッシャーをかけ続けてきた結果、本番で自分の持ってる力が最大限発揮できるようになったのだと思います。もちろんFGだけではチームを勝たせることができないという歯痒さもあります。ただJolさんが繰り返し言うように全力でDo your jobを第一に考えてやるようにしています。
今後の試合への意気込みをお願いします。
日本一という目標は達成することができませんでしたが、今までチームを1から作り上げ、引っ張ってきた4年生に「3点」、「1点」という目に見える結果に加えて、チームにモメンタムを持ってくることで恩返しをしていきたいです。残りの2試合全部決めて絶対に勝ちます。
3Q インターセプト
#14 LB 赤木龍士朗(4年・鎌倉学園)

今試合ではファンブルリターンを決めるなど、大いに活躍を見せました。試合後の感想をお願いします。
個人的には、目立ったプレーができず焦りも感じていたので、拮抗したあの場面で千葉とともにビッグプレーを起こせたのは素直に嬉しかったです。
一方で、チームとしては試合の流れや結果に一喜一憂してしまう場面もありました。残りの試合では、どんな状況でも自分たちのやるべき事に集中し、勝ちきれるチームになれる様、改善します。
赤木選手はLBとして活躍しながらもキックリーダーとしてチーム全体を支えています。今試合までのユニコーンズのキックの総評をお願いします。
初戦でエースリターナーの久保が負傷してしまった影響もあり、序盤はリターンチームをはじめとして全体的に思うような結果を残せませんでした。
その中で、新たな”キッキングの顔”となる選手やユニットを早急に作らなければならないと感じていましたが、2年の加藤・北村、1年の並里・アーセノーを中心に下級生が急成長してくれた事で、少しずつ慶應らしいキッキングを取り戻せてきています。
これは今シーズンに限らず、来季以降のチームにとっても非常に良い兆しだと感じています。
赤木さんは今シーズンがラストシーズンとなります。残りの試合への意気込みをお願いします。
名前を挙げればキリがありませんが、特にキッキングで日々切磋琢磨してきた仲間たちに、「一緒にプレーできて楽しかった」と思ってもらえる様な1ヶ月にしたいです。
来年からチームを引っ張っていく彼らに、少しでも自分の経験や思いを残せる様、より一層気を引き締めて日々取り組みます。
残り2試合、勝利で締めくくるために、全力を尽くします。
次戦は10月26日(日)アミノバイタルフィールドにて法政大学戦です!
勝利を収められるよう精一杯頑張りますので、ぜひ応援にいらしてください!