試合結果
2021年6月13日(日) 慶應義塾大学 対 法政大学
@富士通スタジアム川崎 14:30 Kick Off
天候 曇り
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
法政 | 0 | 0 | 7 | 0 | 7 |
↓スタッツはこちらをご覧ください↓
20210613[詳報]法政大学戦
▼高木翼さん(H27年卒)によるゲームレビュー▼
https://keio-unicorns.com/mita-kai/game-report/210618-2/
ゲームレポート
3年マネージャー 平山 紗奈
1年アシスタントコーチ 山中 陽統
平素より、大学Unicornsに対しまして、多大なるご支援並びにご声援を賜り、厚くお礼申し上げます。
本日は、6月13日(日)に行われました法政大学戦の結果をご報告いたします。
6月13日、慶應義塾大学は春季オープン戦最終節を法政大学と対戦した。法大は慶大同様春季オープン戦を全勝で迎えており、オフェンス・ディフェンス共に関東一の完成度を誇るチームだ。
先制点を狙う慶大は前半を選択。迎えたキックオフリターンで2年RB#6石黒が好リターンを魅せ、絶好のスタートを切ったかと思われたが、オフェンスが続かず、得点には繋がらなかった。オフェンスはその後も強力な法大ディフェンスを攻略できず、前半を一度もフレッシュを取れないまま終えた。
慶大オフェンスが苦戦を強いられる中、ディフェンスは踏ん張りを見せた。4年DL#97中尾や4年DL#9佐藤を中心とするDL陣の素早いパスラッシュは常に法大QBにプレッシャーをかけ、激しい集まりで関東一の呼び声も高い法大RB星野のランを抑えた。2Q途中、慶大のファンブルロストにより自陣からのディフェンスを強いられたが、4年DL#97中尾のロスタックルなどにより無失点に抑え、前半を0-0で折り返した。
後半、慶大オフェンスが2度目のファンブルロストをすると再び自陣からのディフェンスを迎える。流れは法大に傾くかと思われたが、次のプレーで3年DB#7藤田がインターセプトを決め、チームをピンチから救った。
しかし、次のシリーズで63ヤードのドライブを進められ、法大に先制TDを許してしまう。その後もオフェンスがなかなかリズムに乗れない中、4年LB#33橋本がファンブルフォースを決めると慶大は敵陣から反撃のチャンスを得た。2年QB#15相馬のランや4年RB#7大河原のランにより順調にドライブを重ね、ゴール前4ヤードまで迫るも、4th downギャンブルに失敗し、惜しくもTDには繋げられなかった。残り時間は冷酷に進み、慶大は法大に0-7で敗北を喫した。
本戦のスタッツを振り返ると、法大の総獲得ヤード236ヤード、ファーストダウン更新12回に対して慶大は93ヤード、ファーストダウン更新3回と完敗している。それに加え、二度の自陣でのファンブル、3rd down成功率8%などを考えると、0-7という結果以上の内容の差があったと言えるだろう。先述した通り、オフェンスは褒められるものではなかったが、ここまでの接戦になったのはディフェンスとキックングの功績が大きい。1st downがなかなか更新できない中、パントによりフィールドポジションを保ち続けた。また、2つのターンオーバーを奪い、関東一の法大オフェンスを7点に抑えた慶大のディフェンスは素晴らしかった。
惜しくも春季オープン戦を全勝で飾ることは叶わなかったが、春シーズンを通して様々な成長が見られた。まずは1,2年生の下級生が試合に多く出場し、活躍が見られたことだ。特にオフェンスでは2年QB#15相馬や2年WR#1加藤、2年RB#6石黒など下級生が主力としてチームを牽引してきた。また、春シーズン序盤課題であったキックオフカバーも終盤では修正し、安定感を取り戻した。
本戦をもって慶大は春シーズンに幕を閉じ、夏のトレーニング期間に入る。我々はさらなる躍進を続け、最高の姿で秋シーズンを迎え、念願のTOP8昇格を成し遂げる。
本試合をもちまして、2021年度春季オープン戦全ての試合が終了いたしました。皆様画面越しにたくさんの応援誠にありがとうございました。秋季リーグ戦に向けて、部員一同精進して参ります。
引き続き温かいご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。