全員の力で大勝!! 今季全勝で有終の美を飾る
試合結果
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | FINAL | |
慶應義塾 | 14 | 28 | 6 | 28 | 76 |
北海学園 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ゲームレポート
変則的なシーズンとなったことから、2020年限定として、ホワイトボウル2020が設けられ、BIG8 1位となったUNICORNSが招待された。対戦相手は北海学園大学。おそらく初めての対戦であろう。結果は、76 対 0 の大勝。有終の美を飾り、困難な2020年シーズンを全勝にて締めくくった。
コロナの影響が再び悪化し、様々な障害や困難が想定されたなか、北海道から遠征をされた北海学園大学さんや、運営をされた連盟さんへの感謝も忘れてはならないと思う。
試合内容は、UNICORNSの一方的なゲームであったが、大味にならず、内容の濃いゲームであったことも喜ばしかった。
前田監督にヒアリングをしたのだが、この試合は「2020年シーズンの総決算であると共に2021年シーズンへのキックオフとなる試合にしたい」と語っていた。
序盤こそ、多少メンバーを絞っていたようにも思えたが、事前に聞いていた通り、オンスーツしている全選手をフィールドに送り出していた。1年生が出てくればサイドラインから励ましの声が飛び、卒業する4年生が出てくれば皆で声援を送る。学生らしい、そして最終戦らしい一体感のある試合であったと思う。
試合自体は、一方的であったが、オフェンスは出し惜しみすることなく、通常のショットガンオフェンスに加え、今シーズン取り組んでいるオプションシリーズやスペシャルプレーを披露し、まさに2020年シーズンの総決算というプレーコール。
ディフェンスは、完封を逃れようと全力アタックで自陣30ヤード付近まで攻め込まれたシリーズが見どころであった。北海学園大学の渾身のオフェンスであり、気合負けしそうになった唯一のシリーズであったが、集中力を切らすことなくインターセプト。攻撃的なディフェンスの真骨頂であった。
キッキングでは、前半の最後のプレー。今年、大活躍し卒業を迎えるキッカー22番山本小次郎が、60ヤードのFGトライに挑んだ。追い風もあり、今年の好調さを考えれば成功もあり得たが、残念ながら、こちらは失敗。しかしながら、大いに盛り上がるFGトライであった。
試合後はボウルゲームらしく表彰式。かなり多くの選手を起用し、
様々な困難や制約を受けた中での2020年シーズンが終了した。
来年への期待が膨らむ最終戦。
1年間、お疲れ様でした。