秋の展望(ディフェンス編)

山田健太(H7年卒)
春シーズン前の予想では、DL陣こそ安定しているものの、LB,DBが総入れ替えに近いことから
もっと苦戦するかと思っていました。
しかしながら、いざ試合が始まってみると、想像以上に良いパフォーマンスを発揮したという印象。
関学、日大といった強力オフェンスに対してもしっかりと互角に、なんなら互角以上に戦った姿は立派でした。
ディフェンスの要となるLB。
ここが想定より機能したことが大きな要因かなと思います。

#42渡辺晴(4年・塾高)

ディフェンスリーダーを務める#42渡辺晴(4年・塾高)が唯一計算できるLBの要でしたが、ここに#6山下敬輔(3年・塾高)が大きく飛躍してきたことが大きく、とても安定したランディフェンスを構築してくれています。

#6山下敬輔(3年・塾高)※写真中央

昨年から出場している#47松岡(3年・鎌倉)らと共に、強靭なLB陣を作り上げて欲しいところです。
この他にも、#54安田(2年・塾高)という急成長株も出てきましたし、#15恩田(4年・青学)#97国井(4年・塾高)と4年生コンビも戻ってきまして、春シーズン終わってみると、なかなか手厚く充実してきたなという印象です。

#11天野(4年・鎌倉)を筆頭にチームを牽引するDLユニット

そして破壊力抜群のDL陣。
ここは、戦前予想も高かったですが、蓋を開けてみれば、もっとレベルが高かったですね。
主将であり注目選手でもある#11天野(4年・鎌倉)はキレッキレです。
昨年までは、自由奔放ゆえ・・というミスもあったのですが、今年は自由奔放かつ完璧です。ビッグプレー連発で流れを作ります。

#52山田(4年・塾高)

もう1人の看板DL、#52山田(4年・塾高)は、Nとして中央を完璧に守ります。
毎回毎回2枚のブロックを受けながらLOSを押し返します。関学、日大相手にも押し返すパワーに加え、要所で魅せるソロタックル。そして山田が踏ん張ればLBが自由に動ける。そんな好循環を生んでいます。

#71篠原(3年・藤沢)

ここに#71篠原(3年・藤沢)が成長してきたので手がつけられないユニットです。
篠原は、昨秋、今春と全試合に出場しているはず。怪我をしないタフネスさに加え、膨大な経験を積めていまして、春の活躍も納得の成長。
#51重永(3年・日比谷)、#57曽我(3年・塾高)と2番手も成長してきており、Unicornsの注目かつ、ウリユニットであることは間違いありません。
課題として残ったのはDB陣。
ほぼ総入れ替えとなり、また、2年生、3年生を主体で運用してきたこともあり、春先のパスディフェンスはさすがにスカスカでキツイものがありました。
昨年、Sでフル出場し、今年は守護神としての成長を期待されている#24山下遥(3年・塾高)が怪我で出遅れていたという部分ありますが、#27稲井(3年・藤沢)が頭角を表してきてくれました。

#27稲井(3年・藤沢)

運動量豊富な#31柳原(3年・塾高)、期待のニューフェイス#4西田(2年・塾高)、パンターでジャパン級の活躍を魅せる#95加藤雄大(3年・本郷)なども、もう一声ですが、かなり経験を積むことが出来たと思います。
西田、稲井、そしてラストイヤーとなる#29泉山(4年・塾高)あたりを軸に、レベルアップと層の厚みの両方が求められるユニットですね。
ディフェンスを総括すると、強靭なDL陣を誇りますので、ランディフェンス、及び、パッシングシチュエーションでのパスラッシュは申し分なく、相当レベルでプレーを崩せます。
相手オフェンスは、クイックスクリーンを含めた、タイミングの早いパスを中心にせざる得ず、DBが前がかりになってきたら一発を狙うような展開が予想されますから、DB陣はまず、そこをしっかりと止めることかなと。
春はこのパターンでのロングゲイン、失点が嵩んでいました。
あと、昨シーズン、この春と感じているのはターンオーバーレシオがマイナスなんですよね。
むろん、オフェンスがターンオーバーを喫しているという問題はありますが、ディフェンスでのターンオーバーが少なくなっている側面もあります。
経験を積み、落ち着いてプレーの出来る選手がDL,LB陣は増えてきています。
秋は単に仕留めるだけではなく、より積極的にボールを狙う攻撃的なディフェンスに成長して欲しいなと。
安定したディフェンスを誇りますので、強豪相手にも接戦は演じるでしょう。
勝ち切るために何が必要か?
オフェンスの得点力アップもさることながら、ディフェンスはターンオーバーの上積み。
攻めのディフェンスでボールを奪い、接戦を勝利に変える気概に期待です。
頑張れ!
2026Unicorns ディフェンス!!