広報部会・髙木慶太(H7年卒)
本企画の後半は、世代を超えて汗を流し、刺激し合ったグラウンドからミーティングルームに場所を移し座談会を行いました。質問に対しリレー形式で一人ずつ答えてもらいましたが、WRというポジションに対するプライドと責任感が参加者それぞれの言葉から感じられ、ポイントゲッターらしく、とても印象的でした。
30分程度の座談会でしたが、字数にすると結構なボリュームになるため、3つの質問に対する回答に絞って掲載します。
①合同で練習してみて印象に残ったこと
②理想のレシーバー像
③今シーズンの意気込み、注目試合
若月 伶士郎(大学#3/4年)
①今日は教える立場で参加しましたが、小学生から高校生まで、みんな違う動き方でありながらそれぞれ良いものを持っていて、下の世代から本当に新しい刺激をもらいました。
②僕が目指すのは「オフェンスの流れ・テンポを作るプレイヤー」です。試合中、なかなかファーストダウンが更新できない、オフェンスが停滞しているという苦しい時に、一本のビッグプレイで流れをガラリと変えられるのはレシーバーしかいないと思っています。毎回その「1プレイ」に懸けてフィールドに入り、オフェンスを活気づけてチームを勝利に導くのが理想です。
③ 今年はオフェンスのスローガンに『GRIT(グリッド:やり抜く力)』を掲げ、1プレイの最後のフィニッシュ(執念)に徹底的にこだわってユニットを作ってきました。このGRITの力、そしてフィニッシュの執念で絶対に負けたくない相手が、ここ2年敗れている「東大(東京大学戦)」です。必ず東大に勝利し、スローガンを体現するシーズンにします。
脇元 恒太(高校#20/高3)
①ラダーを使ったリリースの練習がすごく楽しくて、自分たちのパート練習にもぜひ取り入れたいなと思いました。
②試合の中で回ってくる少ないチャンスでも、成功率100%で確実にキャッチするレシーバーが理想です。
③春から夏にかけて、厳しい走り込みや足腰の練習を徹底して積み重ねてきました。秋の大会ではその成果をフィールドで全て出し切り、「日本一」という最高の結果を掴み取ります。
横手 一將(高校#86/高3)
①ラダーの練習が印象に残っています。自分たちの普段のメニューにはない新しいトレーニングだったので、ためになりました。
②試合中、チームが苦しいピンチの時にこそ、コンスタントにパスをキャッチできる選手になりたいです。
③怪我のフラストレーションを秋の試合で爆発させます!
関水 快晟(ジュニア#55/中3)
①最初の方に練習した、ダダダッと細かくステップを踏んで止まる「ストップの仕方」が印象に残りました。
②試合中にキャッチミスが起きてしまったとしても、そこで落ち込まずに、すぐに前を向いて笑顔でいられるメンタルの強さを持つことです。
③小学生の頃からずっと戦ってきて、まだ一度も勝てていない「相模原ライズ」に絶対に勝ちたいです。緊迫した試合ではQBも落ち着いて投げられない場面があると思うので、どんなボールが来てもレシーバー陣が全力でカバーしたいです。
草野 晏怜(ジュニア#12/中3)
①高校生や大学生のルートの走り方を見ていて、すごくスムーズでブレがなかったので、自分もあんな風に走れるようになりたいなと思いました。
②試合のここぞという大事な場面で、QBから「あいつに投げておけば大丈夫だ」と信頼され、自分自身もキャッチに絶対の自信を持てる選手になりたいです。
山田 夏月(ジュニア#71/中3)
①今までスタートの仕方で悩んでいたので、一番最初にやったスタートの練習が参考になりました。
②八木智代選手(フラッグフットボール日本代表/東京ヴェルディ・ローゼス所属)のような常に前を向いて意志の強いかっこいい選手が理想です。
③私は他校から参加させてもらっているので、秋が慶應でプレイできる最後のシーズンになります。今まで2年間、あと一歩のところで全国優勝を逃してきたので、秋は絶対に自分がオフェンスの流れを作って、全国優勝を果たします。
宮地 侑沙(ジュニア#29/中3)
①最後のマンツーマンの練習で、ディフェンスの抜き方がすごく参考になりました。
②チームを盛り上げられる選手になりたいです。憧れは1つ上の先輩の尾身さん。QBが投げミスをしてディフェンスにインターセプトされそうな時でも、必ずカバーしに行ってボールを競り合ってくれる。そして絶対にボールを落とさない、そんな姿に憧れています。
③試合の中で流れが悪くなってしまった時でも、「自分がパスを捕って流れを変える」という強い気持ちで頑張ります。春の試合でギリギリの勝利だった相手に対し、秋は圧勝できるようにしたいです。
茅 稜司(フラッグ#72/小6)
①最初の方にやった、ルートを走る際の「カットの踏み方」がすごく良かったです。
②QBが自分を信じて投げてくれたボールなら、どんなに難しいパスでも全てキャッチして、チームの得点に貢献できるレシーバーになりたいです。
③6年生なので、この秋が最後のシーズンになります。春の大会では「リトルセインツ」というチームにギリギリで負けてしまって悔しい思いをしたので、秋の大会では絶対にリベンジして、勝って優勝します!
齋藤 新太(フラッグ#65/小3)
①手を使うのがとても難しかったので、練習して上手くなりたいです。
②味方が良いプレイをできるように試合中にたくさん声を出して、チームを元気にできる選手になりたいです。
③目標は日本一になることです!注目してほしい試合は「TFFA戦」です。次に対戦するときは、チーム全員で声を掛け合って必ず勝ちにいきます。
山﨑 朱莉(フラッグ#34/小3)
①スタートと、手を使ってディフェンスを抜く練習が印象に残りました。
②味方がピンチの時こそたくさん声を出し、QBが投げてくれた難しいパスを全部キャッチしてチームに貢献したいです。
③去年はTFFAと蔵前に負けて4位だったので、今年はTFFAにも勝って、日本一になりたいです。
下城 佐介(四谷部#11/2年)
①みんなブレイクのキレや、キャッチした後の体の使い方がすごく柔軟で。自分ももっと頑張って練習しなきゃいけないなと刺激をもらいました。
②レシーバーだからパスを捕れればいいと思っていましたが、いざ試合に出てみると、ブロックでディフェンスと激しくぶつかる局面がすごく多いことに気づしました。キャッチだけでなく、ランプレイの時にも泥臭く相手を押し込み続けられるような、ブロックでもチームに貢献できるレシーバーになりたいです。
③昨年、僕たちと「東大医学部」は直接対決がないまま同率1位という形でシーズンが終わってしまいました。今年は直接当たることが確定しているので、劣勢の場面でも「俺に投げてくれ」という強い気持ちを持ち、自分のキャッチで試合の流れを変えてみせます。
廿日岩 明代(女子TF#9/3年)
①私が印象に残ったのは「ストップ」です。自分のチームではフック(反転してパスを待つルート)のときに後ろ重心になってしまい、相手ディフェンスに潰されやすいという課題がありました。しっかりストップすること、フックの精度を上げることの重要性を再確認できたので、今後の練習に活かしていきます。
②ゴール前やフォースダウンといった緊迫した場面で、「この人に投げておけば安心だ」「この人のコースに投げれば光が見えてくる」と思われるような、圧倒的な安定感と存在感のあるレシーバーになりたいです。昨年このチームの主将だった久保香那太さんのように、競り合いに強く、自分のキャッチからチームの雰囲気を作っていけるプレイを目指しています。
③私たちは4年生がいない代で、3年生が最上級生として引っ張っています。春の成城大学戦では、前半をディフェンスの粘りで0-0で抑えたものの、後半に自分たちのミスや詰めの甘さで自滅してしまいました。秋のリーグ戦ではその反省をしっかり見直し、絶対に勝って全国大会に進出して、関西の強豪にも自分たちのフットボールが通用するんだというところを見せつけたいです。
加藤 浩志(GU#8/S58卒)
①みんなを見ていて、特にキャッチングの姿勢というか、「手の形」が本当に上手いなと感心しました。このままどんどん技術を突き詰めていってほしいですね。
②レシーバーは、1試合に50〜60プレイあるうち、実際に自分にパスが投げられるのは6〜7回程度です。つまり、ほとんどの時間は自分にボールが来ないプレイを走っていることになります。その間、ただ走るのではなく「ディフェンスの動き」をずっと観察することが重要です。「相手にこういう癖があるから、このゾーンが絶対空く」「この相手なら楽勝で抜ける」といった、フィールドで戦っている人間にしか分からない“生の貴重な情報”をハドルやコーディネーターにどんどんフィードバックしていく。そうすればプレイコールが変わり、オフェンスが有利になります。自分で提案したからには、次パスが来たら絶対に捕るという責任感が生まれる。そういう高い意識と責任感を持ったレシーバーになってほしいですね。
③ 去年の12月から小学生のコーチをやらせてもらっています。1年生から6年生まで、みんなが秋のシーズンを終えたときに「やりきった」と納得できる試合ができるよう、少しでも力になりたいです。塾高や大学の試合もしっかり応援に行きますし、みんなも女子やフラッグの応援に行って、お互いに支え合えるファミリーになりましょう。

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