【結果】2026リーグ戦TOP8第1節 vs明治大学

追撃及ばず!
明治に敗れ黒星スタート

試合結果

2026年8月29日(土) 慶應義塾大学 対 明治大学
18:00 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 曇り

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應義塾 0 7 3 3 13
明治 0 7 7 0 14

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ゲームレポート

山田健太(H7年卒)

昨シーズン2位と古豪復活となった明治を迎えての開幕戦。
私の予想では五分五分。
小雨模様となり、伝統的にランオフェンスに強みを持つ明治に有利かなという天候。
自慢のディフェンス陣がどこまで踏ん張れるのかが勝負ポイントかなと思いながらキックオフ。

試合内容の前に勝敗としての部分をお伝えすると、点差の通り大白熱の試合となった。

1点差に追い上げたものの、明治がラストツーミニッツのオフェスを持ち、渾身のドライブをかける。
自陣20yまで攻め込まれ、タイムアウトも使い切り、万策尽きた残り50秒て迎えた明治のFGトライ。
成功しても失敗しても、我々に残された時間は40秒そこらという中で、FGをブロック。
そして、そのボールを拾い敵陣15yまで持ち込むという奇跡的な展開。
5y地点まで進めラストプレーで逆転のFGトライ。
今度は明治にこれを止められゲームセット。

最後の最後に訪れた、奇跡的な大逆転のチャンスをものにできず黒星発進となった。

今試合の重要な局面を担ったFGユニット  キッカー:K #36 並里(2年・慶應義塾NY)、ホルダー:#12 岡(4年・都立西)

勝負ではなく、内容を振り返ると、最後に訪れたチャンスだけではなく、明治の度重なるミス、そしてミスを誘発させるパントディフェンスチームの奮闘もあり、勝ってくださいと言わんばかりのシチュエーションを4回も5回も貰う信じられない展開であった。

これを、ことごとく拙攻により自らの手で潰してしまったという、とても自滅的な敗北で、歯痒さ、もどかしさのある内容であった。

単発で見れば、ラインズが押せているプレーもそこそこあったし、ランプレーも一定のアベレージでゲインをしていた。
ただ、パスプロが持たない、レシーバーがフリーになれなかったのかパスプロが持っても投げられないシーンは多々あり、パスプレーの精度は苦しかった。
全体的にリズムが悪く、チグハグ感や受け身感があり、オフェンスを評価するのであれば相当に低いものにならざるを得ない。

今年のオフェンスを支えるオフェンスライン

TDを決めたオフェンスリーダー、#3 WR若月(4年・慶應義塾)

ディフェンスも14点に押さえてはいるので及第点というところではあるが、想定よりはロスを支配しきれていない印象であった。
本来のタックルポイントより数ヤード後ろという感じで、ディフェンスもやや受け身の印象であった。

総じて、春終盤の仕上がりより出来が悪く、春より下手になっている訳はないだろと思うので、実際のところは分からないが、平たく言えば、出しきれていない不完全燃焼感のある試合であった。

あれだけミスを重ねた明治に対して勝てなかった事は、やはりチームとして猛省なのだろうと思う。

最後まで諦めずチャンスを作ったメンタルは素晴らしかったが、そもそも論として、ミスにつけ込み、さっさと楽勝の展開にするだけの試合であったかと思うと、実に悔しい敗戦。
普通は、相手があれだけミスをしてくれたら楽勝だろう。

いくらか褒めるとするのであれば、RBとリターナーの橋口は、いずれにおいても存在感を放っていた。
チェンジオブペースで起用されたQB依田も、期待に応えていた。

ディフェンスは期待値に対して物足りなさはあったが、大きな破綻はしていない。
ワイルドキャットに対しての弱さを露呈していたことと、パスはそれほど通されてはいないが、パス精度で助かっていた部分はあり、カバーの甘さはあり、そこは課題かなと思う。

今試合で8.5タックルを決めた #47LB 松岡(3年・鎌倉学園)

力を入れているキッキングは、3本のFG失敗(ただし2本は結構な距離)があり、手放しで褒められない部分はあるが、総じて良かった。
パントではプレッシャーをかけ2回ほど蹴らせず好陣地を持ってきてくれた。
フィールドゴールも2回ブロック。
キックオフリターンも2回の好リターンがあり、キックオフは幾度となくタッチバックへ蹴り込んでいた。

全てにおいて完璧ではなかったが、明治を苦しめていたのは間違いなくキッキングであり、この点は素晴らしかった。

嘆いていても逃げていった白星は帰ってこない。
残念なことであり、そして伸びしろでもある事は、春の仕上がりより劣っていたことであり、つまるところ、力を出しきれていなかったこと。

原因がメンタルなのか、小雨なのか、試合勘なのか分からないが、何かのきっかけ、スイッチ1つで変われる部分はかなり大きいと思う。

次節は優勝候補の早稲田。
この試合の出来具合ではキツい。
ただ、このチームは、この地力でないことを私は知っている。
まず、完全燃焼。
その先に見える勝機を掴み取って欲しい。

頑張れ!!Unicorns!!!

試合後に悔し涙を見せる選手たち