【結果】2026春季オープン戦 vs青山学院大学

猛追及ばす
青山学院に敗れる

試合結果

2026年6月7日(日) 慶應義塾大学 対 青山学院大学
11:00 Kick Off @アミノバイタルフィールド
天候 曇

1Q 2Q 3Q 4Q
慶應義塾 0 0 10 7 17
青山学院 7 6 7 0 20

試合結果の詳細はこちら

ゲームレポート

山田健太(H7年卒)

昨年の入替戦を思い出すラスト2ミニッツの熾烈な攻防となりましたが、あと一歩及ばず敗戦。

この試合は、レギュラー陣も試合に絡んではいましたが、前節以上に下級生主体での運用。粗さは目立ち、観戦そのものはストレスある展開時間が長かったですが、多くのフレッシュな面々を見ることができ、これからの応援や成長が楽しみな試合でもありました。

特に1年生の積極的な起用が多く、この時期としては異例の多さ。
DB#16小平、TE91大島、LB#93戸田(いずれも塾高)に加え、QB#96真島(芝)と、私の記憶でも4人が出場。
攻守における期待の新人ということでしょう。

高校未経験ながら初出場のQB#96真島(1年・芝)

そして、この1年生真島がスターティングQBに大抜擢で試合はスタート。

芝高校出身ということですので、高校でフットボール未経験ということでしょう。
恵まれた長身と、将来を期待させる強肩を披露してくれましたが、やはり結果は散々。
まあ、そんなに甘くはないということかなと思いますが、有力な控えQBなくして秋シーズンを戦うことはとても不安なところであり、Unicornsの泣きどころでもあります。
2本目候補としての期待を受け止めて貰い、これからの成長に期待しましょう。

前節に続きオフェンスラインズも今ひとつ。
全体的に負けている、個々で圧倒されているという訳ではないのですが、必ずどこかが破綻していてプレーが潰れるという感じ。
ラインズは5人揃って機能するという事が理解出来たと思います。
1人やられればプレーが破綻するという事を肝に銘じてください。

オフェンスは、前半ノーフレッシュと散々な結果に。
ディフェンスは膨大なディフェンス時間となり、そこそこ頑張りつつも、やはり、若手主体の限界もあり0 対13で前半が終了。

後半はリターンから。
前節のゲームレポートで注目選手として取り上げた#30三田(塾高)が、リターンTDで追撃の狼煙をあげます。
ここまでナイスリターンを積み上げてきましたが、遂にエンドゾーンまで走りきってくれました。

後半から登場したQB#7依田(2年・都立西)は長身に加えキレも

後半のオフェンスを託されたのはQB#7依田(よだ・2年・都立西)。
こちらも恵まれた体格で、真島も依田も185cmクラスに見えます。
都立西出身ですから高校経験者でしょう。
真島に比べ落ち着いた部分はありました。
パススピードでは真島に劣るものの、ブレイク、QBキープのスピード、切れ味は充分に1軍レベル。幾度となく観客を沸かせてくれました。

ディフェンスで気を吐いたのはLB#45清水(2年・志木)、DB#64池松(3年・藤沢)。
清水はLBらしく多くのプレーにしっかりと絡み、池松は勝負所でのインターセプトの大仕事をしてくれています。

ディフェンス全体で言えば、まだパスディフェンスの甘さはあり、フロントがプレッシャーをかけられないプレーだと楽々と通されます。
ここは、レギュラー陣含め成長しないとまずい部分ですね。

活躍が目立ったLB #45清水(2年・慶應志木)

DB#64池松(3年・慶應湘南藤沢)がインターセプトで存在感を発揮

試合はラスト90秒で回ってきたオフェンス。
再三に渡りアスリートぶりを紹介しているRB#33橋口(4年・藤沢)の好走に加え、出遅れていたエースWR候補の#18青木(3年・塾高)のナイスキャッチもあり敵陣30y付近まで攻め込むことに成功。

青木は、チーム事情で昨年はDBで試合出場。今年、本職のレシーバーに復帰という珍しい経歴となっています。素晴らしいキャッチングセンスを誇り、この試合も追撃のTDパスレシーブも記録。ここからの巻き返しが楽しみな選手の1人です。

DBから再コンバートのエースWR候補#18青木(3年・塾高)

試合に戻りますと、残り30y付近で迎えた3点ビハインドのラストプレー。
厳しいシチュエーションでFGキッカーに試練を与える選択肢もあったかなと思いますが、オフェンスに試練を与える選択をとりパスプレーを選択したもののラストプレーは不成功。

追撃の及ばず敗戦となった。

なお、この試合のFGキッカーは#98並里(2年・塾高)。45yクラスを成功させており、また、キックオフでもタッチバックに蹴り込み、RBとしても出場を果たすなどマルチに働き、そして心強い結果を残していた。

若手を使うというテーマをクリアしつつも勝利をもぎ取って欲しい展開ではありましたが、残念ながら一歩及ばず。

良かったところにフォーカスしてゲームレポートは書きましたが、やはりミスは多かったですね。
積極的なミスも凡ミスも、全てを成長の糧にする。出た選手は当たり前ですが、出ていない選手もしかり。
それがこの敗戦の意義でしょう。

次節はJV戦。春のラストゲームとなる一橋大学戦です。
またフレッシュなメンバーの活躍を楽しみましょう!!